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公開番号2025011256
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-23
出願番号2024180426,2020570977
出願日2024-10-15,2019-03-14
発明の名称動物給水バルブ
出願人アヴィディティ サイエンス, エルエルシー,AVIDITY SCIENCE, LLC
代理人個人
主分類A01K 39/02 20060101AFI20250116BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】ごみがバルブの下流端に入り当該バルブを作動位置にしたままにすることを防止する動物給水バルブの提供。
【解決手段】動物給水バルブは上流端(18)、下流端(14)、それらの間に延在する内腔を有するハウジング(12)、少なくとも部分的に前記内腔内に位置するバルブ要素およびバルブアクチュエータ(46)および前記バルブ要素の上流の前記内腔内に配設されるプラグを含み、プラグは当該プラグの長さに沿って延在する格子構造を含む。バルブアクチュエータ(46)はステムヘッドから下流に延出して前記ハウジング(12)の出口を貫通するステム本体を備えるステムを有する。前記ダイアフラムは第一および第二の環状隆起およびそれらの間に配設される溝を備える封止表面を含む。前記ステムの下流端にはキャップおよびディスクを有するステムハット(134)が結合される。ディスクは前記出口の上流の箇所で前記ステムから径方向に延出する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
上流端、下流端、および、内部に形成され、該上流端から該下流端まで延在する縦の内腔を有するハウジング、
少なくとも部分的に前記内腔内に位置するバルブ要素およびバルブアクチュエータ、および
前記バルブ要素の前記上流端で前記内腔内に配設されるプラグであって、前記焼結プラグの長さ方向に延在する格子構造を有するプラグ
を含む動物給水バルブ。
続きを表示(約 950 文字)【請求項2】
前記プラグの上流端は前記ハウジングの前記上流端と面一である、請求項1の動物給水バルブ。
【請求項3】
前記格子構造は20マイクロメートルから100マイクロメートルまでの大きさを有する細孔を含む、請求項1の動物給水バルブ。
【請求項4】
前記格子構造は50マイクロメートルの大きさを有する細孔を含む、請求項3の動物給水バルブ。
【請求項5】
前記プラグの前記長さは2~8mmである、請求項1の動物給水バルブ。
【請求項6】
プラグは焼結金属プラグを含む、請求項5の動物給水バルブ。
【請求項7】
上流端、下流端、および、内部に形成され、該上流端から該下流端まで延在する内腔を有するハウジング、
前記内腔内に配設され、前記内腔を下流部と上流部に分離するダイアフラムであって、
ステムシート、および
封止表面
とを含むダイアフラム、
ステムヘッド、および該ステムヘッドから下流に延出するステム本体を有するステムであって、該ステムヘッドが前記ステムシート内に配設されかつ前記ダイアフラムによって包囲されるステム
を含む動物給水バルブにおいて、
該バルブは、前記ステムの作動により前記封止表面が開放され、前記内腔の前記上流部から前記内腔の前記下流部へ液体が流れることを可能にするように構造的かつ動作的に構成される、動物給水バルブ。
【請求項8】
前記封止表面は、少なくとも第一および第二の環状隆起、および該第一の隆起と該第二の隆起の間に位置する少なくとも一つの環状溝を含み、各隆起が独立して前記内腔の前記下流部から前記内腔の前記上流部を封止することができる、請求項7の動物給水バルブ。
【請求項9】
前記少なくとも第一および第二の環状隆起の幅は前記少なくとも一つの環状溝の幅に等しい、請求項8の動物給水バルブ。
【請求項10】
前記ダイアフラムは外側カラーおよび内側カラーを含み、前記封止表面は該内側カラーの下流表面上に配設される、請求項7の動物給水バルブ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
(関連出願の相互参照)
本出願は、2018年6月18日に出願された米国仮出願第62/686,338号に対する優先権を主張するものであり、これにより、当該仮出願の全内容を参照によって本出願に明示的に援用する。
続きを表示(約 1,800 文字)【0002】
本発明は、概して動物給水バルブに関し、より具体的には、当該バルブ内の上流および下流の汚染問題を防ぐための改善した流動特性およびろ過能力を有する動物給水バルブに関する。
【背景技術】
【0003】
動物によって作動される給水バルブはよく知られている。そのようなバルブの一つが、2016年9月6日にEdstrom Industries, Inc.(現在のAvidity Science, LLC)らに発行された米国特許第9,433,190号(「当該Avidity Science特許」)に開示されている。当該Avidity Science特許に開示されたバルブは、細長い縦の内腔によって接続される入口と出口を有するハウジング、前記内腔内に位置するダイアフラム、前記内腔内かつ前記ダイアフラムと前記出口の間に配置されるバルブシート、および、比較的幅の広いバルブステムヘッドおよび当該バルブヘッドから前記内腔内へと下流に延在する比較的幅の狭い細長いレバーとを有するバルブステムを含む。前記バルブヘッドは、エラストマーOリングの形状の前記バルブシートが前記バルブヘッドの下流側表面に作用し、前記ダイアフラムが前記バルブヘッドの上流側表面に作用することによって所定の位置に保持される。前記レバーは、動物によって選択的に偏向可能であり、前記バルブシートに対して前記バルブヘッドを着座位置から非着座位置へと枢動して、水流が前記ダイアフラムを通り、前記縦の内腔を通り、前記出口を出ることを可能にする。
【0004】
当該Avidity Science特許に開示されたバルブは非常に良好に機能するが、いくつかの欠点を呈している。
【0005】
例えば、当該Avidity Science特許の前記バルブシートは、前記レバーの偏向を制限する。また、前記ダイアフラム、バルブシート、およびバルブステムヘッドは、それらの間にごみが詰まりやすく、結果的に、前記バルブステムヘッドが前記バルブシートに完全には着座しなくなる。すなわち、一つのごみが、前記バルブシートと前記バルブステムヘッドの間に堆積する可能性があり、それが前記バルブステムヘッドと前記バルブシートの間の開口を維持することになるため、前記ダイアフラムとバルブシートを通って水が流れてしまう。
【0006】
当該Avidity Science特許に開示されたバルブは、前記ハウジングの上流端に配設されるインラインフィルタを含む。当該インラインフィルタは、場合によりスクリーンメッシュ、繊維、または焼結金属であると説明されている。このようなフィルタは、大抵0.1mm厚であり、水を通すための単層の開口を備える。したがって、前記開口内に数個のごみまたは一つのごみでも詰まると、前記フィルタを通り、したがって前記バルブを通る水流が著しく制限される可能性がある。
【0007】
また、当該Avidity Science特許は、動物が前記バルブに敷料を詰め込むことを防止する一方で動物による引き裂きにも強いシールドを設けることが望ましいことを認めているが、開示されたシールドはなおも敷料が当該シールドにくっつき、水流が妨げられやすい。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
したがって、効果的だが、前記バルブを通る水流を制限しかねない制限を受けにくい、改善したろ過作用を有する動物給水バルブの必要性が存在する。
【0009】
さらに、前記ステムヘッドが非着座位置に留まっていないことを保証するために、堆積したごみに強いダイアフラムとステムの設計を有する動物給水バルブの必要性が生じている。すなわち、ダイアフラムが二つ以上の封止表面を有して封止冗長性をもたらし、前記ダイアフラムと前記ステムヘッドの間に堆積したごみによって前記封止表面が適切に着座することおよび水流を完全に遮断することを妨げられないことを保証する必要性がある。
【0010】
また、ごみがバルブの下流端に入り、当該バルブを作動位置にしたままにすることをより確実に防止する動物給水バルブの必要性が生じている。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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