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公開番号2025012647
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2023115639
出願日2023-07-14
発明の名称作業車両
出願人井関農機株式会社
代理人弁理士法人新大阪国際特許事務所
主分類A01B 63/114 20060101AFI20250117BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】作業機毎に専用の3次元測位装置を取り付けなくても汎用の測位装置によって作業機を所定の高さ位置に保持して作業を行うことが可能な作業車両を提供することを目的とする。
【解決手段】
走行車体2に昇降リンクPを介して昇降可能に作業機Wを装着し、作業機Wの高さ位置を測定する作業機測位装置31を備え、制御装置40には作業機測位装置31で得られる検出高さHnを基準高さHs,Hs´に保持すべく作業機Wを昇降制御する測位制御モードを備える作業車両において、昇降リンクPにヒッチ装置H、H´を連結し、ヒッチ装置H,H´に作業機Wを連結又は着脱可能に構成し、このヒッチ装置H,H´に作業機測位装置31を設ける。
【選択図】図3

特許請求の範囲【請求項１】
走行車体（２）に昇降リンク（Ｐ）を介して昇降可能に作業機（Ｗ）を装着し、作業機（Ｗ）の高さ位置を測定する作業機測位装置（３１）を備え、制御装置（４０）には作業機測位装置（３１）で得られる検出高さ（Ｈｎ）を基準高さ（Ｈｓ，Ｈｓ´）に保持すべく作業機（Ｗ）を昇降制御する測位制御モードを備える作業車両において、昇降リンク（Ｐ）にヒッチ装置（Ｈ、Ｈ´）を連結し、ヒッチ装置（Ｈ，Ｈ´）に作業機（Ｗ）を連結又は着脱可能に構成し、このヒッチ装置（Ｈ，Ｈ´）に作業機測位装置（３１）を設けたことを特徴とする作業車両。
続きを表示（約 160 文字）【請求項２】
ヒッチ装置（Ｈ）に作業機（Ｗ）を係合するフック（１２９）を設け、このフック（１２９）よりも上方に作業機測位装置（３１）を位置させた請求項１に記載の作業車両。
【請求項３】
作業機測位装置（３１）は、車体（２）の左右中央近傍に配置してなる請求項１又は請求項２に記載の作業車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、作業車両に関する。
続きを表示（約 1,000 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、３次元測位装置を均平作業機と一体的に取り付け、均平にしたときの均平基準面高さを算出し、基準高さと比較した高低マップを運転席に表示し、均平作業中もリアルタイムに測定し高低マップを書き換え、効率的に作業を行えるようにした均平方法がある（特許文献１）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特許第４７３９８６０号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特許文献１の構成によると、３次元測位装置を均平作業機と一体的に取り付けるものであるから、作業機を付け替えるごとに３次元測位装置を付随させて設ける必要がある。
【０００５】
この発明は、作業機毎に専用の３次元測位装置を取り付けなくても汎用の測位装置によって作業機を所定の高さ位置に保持して作業を行うことが可能な作業車両を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
この発明は、上記課題を解決すべく次のような技術的手段を講じた。
【０００７】
請求項１に記載の発明は、走行車体２に昇降リンクＰを介して昇降可能に作業機Ｗを装着し、作業機Ｗの高さ位置を測定する作業機測位装置３１を備え、制御装置４０には作業機測位装置３１で得られる検出高さＨｎを基準高さＨｓ，Ｈｓ´に保持すべく作業機Ｗを昇降制御する測位制御モードを備える作業車両において、昇降リンクＰにヒッチ装置Ｈ、Ｈ´を連結し、ヒッチ装置Ｈ，Ｈ´に作業機Ｗを連結又は着脱可能に構成し、このヒッチ装置Ｈ，Ｈ´に作業機測位装置３１を設ける。
【０００８】
請求項２に記載の発明は、請求項１に記載の発明において、ヒッチ装置Ｈに作業機Ｗを係合するフック１２９を設け、このフック１２９よりも上方に作業機測位装置３１を位置させた。
【０００９】
請求項３に記載の発明は、請求項１又は請求項２に記載の発明において、作業機測位装置３１は、車体２の左右中央近傍に配置してなる。
【発明の効果】
【００１０】
請求項１及び請求項２に記載の発明によると、ヒッチ装置Ｈ，Ｈ´に作業機測位装置３１を設けることにより、作業機Ｗを付け替えても所定の作業機Ｗ高さに制御できる。
（【００１１】以降は省略されています）

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