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公開番号
2025013270
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2024111138
出願日
2024-07-10
発明の名称
魚介類の生産システムおよび魚介類の生産方法
出願人
積水化学工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A01K
63/04 20060101AFI20250117BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】装置の設置面積の増大およびランニングコストの増大を抑制しつつ、魚介類の成長を効果的に促進する。
【解決手段】魚介類の生産システムは、飼育水を収容する飼育槽と、電極を含むプラズマ発生部と、プラズマ発生部に供給されるプロセスガスが流れるガス流路部と、を備える。電極により発生するプラズマは、低温プラズマであり、プラズマおよびプラズマにより生じた活性ガスの少なくとも一方は、飼育槽に供給される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
飼育水を収容する飼育槽と、
電極を含むプラズマ発生部と、
前記プラズマ発生部に供給されるプロセスガスが流れるガス流路部と、を備え、
前記電極により発生するプラズマは、低温プラズマであり、
前記プラズマおよび前記プラズマにより生じた活性ガスの少なくとも一方は、前記飼育槽に供給される、魚介類の生産システム。
続きを表示(約 850 文字)
【請求項2】
前記プラズマおよび前記活性ガスの前記少なくとも一方は、直接前記飼育槽に供給される、請求項1に記載の魚介類の生産システム。
【請求項3】
前記プラズマおよび前記活性ガスの前記少なくとも一方は、前記飼育槽内の前記飼育水に照射または曝気される、請求項1に記載の魚介類の生産システム。
【請求項4】
前記低温プラズマは、マイクロ波放電により生成される、請求項1に記載の魚介類の生産システム。
【請求項5】
前記電極に供給される電力の周波数は、2GHz以上3GHz以下である、請求項4に記載の魚介類の生産システム。
【請求項6】
前記低温プラズマは、誘電体バリア放電により生成される、請求項1に記載の魚介類の生産システム。
【請求項7】
前記プロセスガスは、酸素および窒素を含む、請求項1に記載の魚介類の生産システム。
【請求項8】
体積1L当たりの前記飼育水に対して供給される前記活性ガスの流量は、0.2L/分以上であり、前記飼育水への前記活性ガスの供給時間は、1日20分以上である、請求項1に記載の魚介類の生産システム。
【請求項9】
体積1L当たりの前記飼育水に対する前記活性ガスの供給量は、1日4L以上である、請求項1に記載の魚介類の生産システム。
【請求項10】
前記プラズマ発生部よりも下流側に、前記プラズマおよび前記活性ガスの少なくとも一方が照射される照射部と、
前記照射部に接続した第1端を含むガス供給管と、を更に備え、
前記プラズマおよび前記活性ガスの少なくとも一方は、前記ガス供給管において前記第1端とは反対側の第2端から前記飼育槽に供給され、
前記ガス供給管の前記第2端は、前記飼育水の内部に位置する、または、前記飼育槽の側壁に接続する、請求項1に記載の魚介類の生産システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、魚介類の生産システムおよび魚介類の生産方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1に開示されているように、プラズマを利用して魚類の成長を促進する魚類の生産方法が知られている。特許文献1に開示された魚類の生産方法では、魚類を飼育する飼育水の一部を分離し、その分離した飼育水の一部にプラズマを照射し、そのプラズマを照射した飼育水を再び元の飼育水に混合する。
【0003】
特許文献1の方法では、魚類を飼育する飼育槽とは別に、飼育水の一部を分離するための分離槽を要するとともに、この分離槽と飼育槽とを接続する配管、およびこの分離槽と飼育槽との間で飼育水を循環させるための循環ポンプを要する。このため、装置の設置面積が増大する。また、循環ポンプの駆動を要するため、ランニングコストが増大する。
【0004】
また、魚類の成長を促進するためには、プラズマにより生じる活性種を、飼育水内の魚類に効果的に供給することを要する。しかしながら、特許文献1の方法では、プラズマ処理した飼育水が分離層から魚類を飼育する飼育槽に到達するまでの間に、活性種が失活する可能性がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2018-201415号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本開示は、上記に鑑み、装置の設置面積の増大およびランニングコストの増大を抑制しつつ、魚介類の成長を効果的に促進することができる魚介類の生産システムおよび魚介類の生産方法の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の第1の態様は、
魚介類を飼育する飼育水を収容する飼育槽と、
プラズマを発生させる電極を含むプラズマ発生部と、前記プラズマ発生部に供給されるプロセスガスが流れるガス流路部と、前記電極により発生する前記プラズマおよび前記プラズマにより生じる活性種を含む活性ガスの少なくとも一方を照射する照射部と、を有するプラズマ装置と、
前記照射部に接続される第1端と、前記第1端とは反対側の第2端であって、前記飼育水の内部に位置する第2端と、を有し、前記活性ガスを前記飼育水の内部に供給するガス供給管と、を備え、
前記電極により発生する前記プラズマは、低温プラズマである、魚介類の生産システムである。
【0008】
本開示の第2の態様は、
飼育水を収容する飼育槽と、
電極を含むプラズマ発生部と、
前記プラズマ発生部に供給されるプロセスガスが流れるガス流路部と、を備え、
前記電極により発生するプラズマは、低温プラズマであり、
前記プラズマおよび前記プラズマにより生じた活性ガスの少なくとも一方は、前記飼育槽に供給される、魚介類の生産システムである。
【0009】
本開示の第3の態様は、上述した第1の態様又は上述した第2の態様による魚介類の生産システムにおいて、前記プラズマおよび前記活性ガスの前記少なくとも一方は、直接前記飼育槽に供給される、魚介類の生産システム。
【0010】
本開示の第4の態様は、上述した第1の態様から上述した第3の態様のいずれかによる魚介類の生産システムにおいて、前記プラズマおよび前記活性ガスの前記少なくとも一方は、前記飼育槽内の前記飼育水に照射または曝気される、魚介類の生産システムである。
(【0011】以降は省略されています)
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