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公開番号
2025006913
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023107962
出願日
2023-06-30
発明の名称
建物ユニットの床構造
出願人
積水化学工業株式会社
代理人
弁護士法人クレオ国際法律特許事務所
主分類
E04B
1/348 20060101AFI20250109BHJP(建築物)
要約
【課題】主に、床部の隅角部に隅床板を容易かつ確実に固定できる構造が得られるようにする。
【解決手段】
建物ユニット1の矩形状をした床部6の隅角部12を除いた部分に設置される床板11と、床部6の隅角部12に設置される隅床板14と、を備えた建物ユニット1の床構造に関する。
隅床板14は、下面14eに、床板11へ固定する補強木桟21を備える。
補強木桟21は、隅床板14の内側に全部が隠れた状態から、隅床板14の外側へ一部21aが突出した状態になるよう、床板11へ向けて移動可能に、隅床板14に設置されている。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
建物ユニットの矩形状をした床部の隅角部を除いた部分に設置される床板と、
前記床部の前記隅角部に設置される隅床板と、
を備えた建物ユニットの床構造であって、
前記隅床板は、下面に、前記床板へ固定する補強木桟を備え、
前記補強木桟は、前記隅床板の内側に全部が隠れた状態から、前記隅床板の外側へ一部が突出した状態となるよう、前記床板へ向けて移動可能に、前記隅床板に設置されていることを特徴とする建物ユニットの床構造。
続きを表示(約 720 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の建物ユニットの床構造であって、
前記隅床板を前記隅角部に設置した状態を基準にして、前記補強木桟は、前記隅床板の前記床板と隣接する辺に対して、垂直な状態から、幅の一部が前記隅床板の外側へ突出する平行な状態へと、回動するように回動軸で軸支されていることを特徴とする建物ユニットの床構造。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の建物ユニットの床構造であって、
前記床板は、前記隅角部の位置に、前記隅床板を収容するL字状の切欠部が設けられ、前記隅床板は、二つの前記辺が前記床板と隣接するようにL字状の前記切欠部に設置され、
前記隅床板の前記床板に隣接する一方の前記辺と、前記切欠部との下には、床小梁が設けられ、
前記隅床板の前記床板に隣接する他方の前記辺と、前記切欠部との、前記床小梁とは反対側の端部の下には、前記床板を受ける床板受材が設けられており、
前記隅床板の他方の前記辺は、前記床小梁と前記床板受材との間に架け渡され、
前記補強木桟は、取付時に他方の前記辺と平行な状態となるように移動されて、他方の前記辺の中間部に設置されることを特徴とする建物ユニットの床構造。
【請求項4】
請求項1または請求項2に記載の建物ユニットの床構造であって、
前記床部は、前記床板の縁部に内壁パネルを取付ける壁受レールを有し、
前記壁受レールは、前記内壁パネルよりも室内側へ出張っており、
前記隅床板は、前記隅角部にて、前記壁受レールおよび前記床板と面一に設置されていることを特徴とする建物ユニットの床構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、建物ユニットの床構造に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
ユニット建物は、工場で製造した建物ユニットを、建築現場へ搬送して、建築現場で組み合わせることで、短期間のうちに構築できるようにした建物である(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
建物ユニットは、平面視ほぼ矩形状の床部を有しており、床部には工場で床板が設置される。床部は、隅角部に、作業用の開口が形成される。開口は、工場では塞がれずに、建築現場で必要な作業を行った後に、作業員の手作業によって隅床板で塞がれる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-193263号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
床部の隅角部に形成された開口を、建築現場にて隅床板で塞ぐ際には、隅床板を隅角部に固定する必要がある。しかし、隅角部は、隅床板の固定が難しい構造になっていた。
【0006】
そこで、本発明は、上記した問題点の改善に寄与することを主な目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題に対して、本発明は、
建物ユニットの矩形状をした床部の隅角部を除いた部分に設置される床板と、
前記床部の前記隅角部に設置される隅床板と、
を備えた建物ユニットの床構造であって、
前記隅床板は、下面に、前記床板へ固定する補強木桟を備え、
前記補強木桟は、前記隅床板の内側に全部が隠れた状態から、前記隅床板の外側へ一部が突出した状態になるよう、前記床板へ向けて移動可能に、前記隅床板に設置されている建物ユニットの床構造を特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明は、上記構成によって、床部の隅角部に隅床板を容易かつ確実に固定できる構造が得られる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施の形態の床構造が適用される建物ユニットの斜視図である。
建物ユニットの床部の部分的な平面図である。
床部の隅角部に設けられた開口部への隅床板の取付状態を示す分解斜視図である。
下階の建物ユニットと上階の建物ユニットとの積み重ね部分の斜視図である。
隅床板の部品図である。(a)は平面図、(b)は側面図である。
隅床板に対する補強木桟の移動の状態を示す平面図である。
隅床板を隅角部に取付けた状態を示す部分拡大平面図である。
図7の床板受材の位置における、床部の部分拡大縦断面図である。
(a)は壁受レールおよび内壁パネルを取付けた状態を示す、床部の隅角部の部分拡大横断面図、(b)は(a)の床板受材の位置の部分拡大縦断面図である。
(a)は比較例にかかる図9(a)と同様の部分拡大横断面図、(b)は(a)の床板受材の位置の部分拡大縦断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本実施の形態は、図1~図10を用いて詳細に説明される。
【実施例】
(【0011】以降は省略されています)
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