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公開番号2024170788
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-11
出願番号2023087504
出願日2023-05-29
発明の名称連結具及び施工方法
出願人個人
代理人個人
主分類E04B 1/58 20060101AFI20241204BHJP(建築物)
要約【課題】汎用性に優れ、且つ、作業時間やコストの増大を招くことなく、所定の位置に鉄骨を設置することができる連結具及び施工方法を提供する。
【解決手段】連結具1は、梁2と、母屋3とを所定距離離隔させた状態で連結させるためのものである。連結具1は、長孔部を有する距離確保部材11と、挿入部を有する補強部材21とを備え、該挿入部が該長孔部に挿入されることで、距離確保部材11と補強部材21とが仮取付状態となる。連結具1を用いた施工では、まず、仮取付状態にある連結具1の下面と、梁2の所定の位置とを合致させた状態にし、互いを溶接する。該溶接により、連結具1と、梁2とが連結状態となる。その後、孔部12と、母屋3の取付孔32との位置を合致させた状態にし、ボルト33とナット34とを用いて、互いを締結する。該締結により、連結具1と、梁2と、母屋3とが連結状態となり、施工が完了する。
【選択図】 図6
特許請求の範囲【請求項1】
第1鉄骨と、第2鉄骨とを用いる鉄骨工事に際して用いられ、
前記第1鉄骨と前記第2鉄骨とを所定距離離隔させた状態で連結させるための連結具であって、
前記連結具は、金属板製の距離確保部材と、金属板製の補強部材とを備え、
前記距離確保部材の上部には、板厚方向に貫通するボルト用の孔部が設けられているとともに、前記孔部よりも下方には、板厚方向に貫通し、上下方向に長く延びる長孔部が設けられ、
前記補強部材は、補強部材本体と、該補強部材本体から側方に突出する第1突出部、及び、該第1突出部の先端から上方、又は、下方に突出する第2突出部を有する鉤状の挿入部とを具備し、
前記第2突出部、及び、前記第1突出部が前記長孔部に挿入させられることで、前記挿入部が前記長孔部に係合され、前記補強部材が、前記距離確保部材に対し、相互に直交した状態で仮取付状態とされ、且つ、前記距離確保部材と前記補強部材との下面同士が面一となることを特徴とする連結具。
続きを表示(約 770 文字)【請求項2】
前記第2突出部は、先端部側ほど前記補強部材本体との隙間が大きくなるよう傾斜していることを特徴とする請求項1に記載の連結具。
【請求項3】
前記補強部材本体の側部のうち、前記挿入部とは反対側の上部には、テーパー部、又は、切り欠き部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の連結具。
【請求項4】
前記長孔部、及び、前記挿入部は、それぞれ複数設けられていることを特徴とする請求項1に記載の連結具。
【請求項5】
前記長孔部は、幅方向中央部に設けられ、
前記孔部は、幅方向中央部とは異なる位置に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の連結具。
【請求項6】
前記第1鉄骨は、H型鋼であり、
前記第2鉄骨は、C型鋼であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の連結具。
【請求項7】
前記H型鋼は、梁であり、
前記C型鋼は、母屋であることを特徴とする請求項6に記載の連結具。
【請求項8】
第1鉄骨と、第2鉄骨とを用いる鉄骨工事に際して、
前記第1鉄骨と前記第2鉄骨とを所定距離離隔させた状態で連結させるための施工方法であって、
前記仮取付状態にある請求項1に記載の連結具の下面に相当する部位と、前記第1鉄骨の所定の位置とを合致させた状態で、互いを溶接することで、前記連結具、及び、前記第1鉄骨を連結状態とする第1連結工程と、
前記距離確保部材の前記孔部と、前記第2鉄骨に対し予め形成された取付孔との位置を合致させた状態とし、ボルト及びナットで締結することで、前記連結具、及び、前記第2鉄骨を連結状態とする第2連結工程とを備えていることを特徴とする施工方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、鉄骨工事に際して用いられる連結具及び施工方法に関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、住宅や店舗等の建物の施工に際し、主たる建設材料として「鉄骨」が用いられることがある。鉄骨を用いた建築工法にあっては、天井部(屋根裏)の工事に際して、屋根の下地になる母屋(もや)が複数箇所に設けられる。一般的に、母屋としては、C型鋼や角形鋼管等(例えば、STKR)が採択される場合が多い。また、母屋の設置後には、各母屋に対して、垂木や折板屋根等の屋根材が張られることによって、屋根が完成することとなる。
【0003】
また、各母屋の下方には、建物に強度を持たせるため、大型の梁が複数箇所に設けられている。一般的に、梁としては、H型鋼等が採択される場合が多い。
【0004】
ところで、各母屋を所定の位置(屋根材が張れる位置)に配置するべく、梁と、母屋との間に、連結具を介在させることがある。この場合、梁と母屋とが所定距離離隔させられた状態で、連結具によって連結させられる。連結具の態様は多種多様であるが、通常、鋼製等の板状部材が用いられ、溶接やボルト・ナット等の締結部材によって、梁と母屋との間が連結させられる(例えば、特許文献1等参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2006-152673号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術においては、母屋としてZ型鋼を用いる必要があり、汎用性が低い。
【0007】
また、梁と母屋との距離が比較的長い場合、板状部材もその分だけ上下に長いものとなり、たわみ易く、その結果、耐久性の低下といった懸念が生じる。そこで、板状部材に対して補強部材等(例えば、板状部材の板表面に対して、交差する方向に延在する新たな板状部材)を、別途設けることも考えられる。
【0008】
ところが、該補強部材を別途設ける場合、板状部材と補強部材とを連結させるべく、両者を互いに溶接させる必要がある。そのため、溶接に係る歩掛の増加、及び、作業性の低下等が懸念され、その結果、作業時間やコストの増大を招くおそれが生じる。
【0009】
尚、上述した課題は、壁の下地になる胴縁(どうぶち)の施工に際し、柱と胴縁との間に連結具を介在させるような場合においても、内在するものである。
【0010】
本発明は上記例示した問題点等を解決するためになされたものであって、その目的は、汎用性に優れ、且つ、作業時間やコストの増大を招くことなく、所定の位置に鉄骨を設置することができる連結具及び施工方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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