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公開番号2025014948
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-30
出願番号2023117938
出願日2023-07-20
発明の名称構造体
出願人三協立山株式会社
代理人個人
主分類E04B 1/343 20060101AFI20250123BHJP(建築物)
要約
【課題】 高級感のある構造体の提供。
【解決手段】 天井37を備え、天井37は、山部36aと谷部36bが繰り返し連なる微細な凹凸36が一方向に向かって連続して全面に形成してあり、山部36aの頂はR状に形成してあり、凹凸36は、結露の水滴が天井37に保持されるピッチPと深さhを有することを特徴とする。
【選択図】 図10
特許請求の範囲【請求項1】
天井を備え、天井は、山部と谷部が繰り返し連なる微細な凹凸が一方向に向かって連続して全面に形成してあり、山部の頂はR状に形成してあり、凹凸は、結露の水滴が天井に保持されるピッチと深さを有することを特徴とする構造体。
続きを表示(約 120 文字)【請求項2】
壁を備え、壁は、山部と谷部が繰り返し連なる微細な凹凸が一方向に向かって連続して全面に形成してあり、山部の頂はR状に形成してあり、凹凸は、結露の水滴が壁に保持されるピッチと深さを有することを特徴とすることを特徴とする構造体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、カーポート等の構造体に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、地面から立設した柱に屋根を支持したカーポート等の構造体が知られている。かかる構造体においては、高級感のあるものが求められている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は以上に述べた実情に鑑み、高級感のある構造体の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記の課題を達成するために請求項1記載の発明による構造体は、天井を備え、天井は、山部と谷部が繰り返し連なる微細な凹凸が一方向に向かって連続して全面に形成してあり、山部の頂はR状に形成してあり、凹凸は、結露の水滴が天井に保持されるピッチと深さを有することを特徴とする。
【0005】
請求項2記載の発明による構造体は、壁を備え、壁は、山部と谷部が繰り返し連なる微細な凹凸が一方向に向かって連続して全面に形成してあり、山部の頂はR状に形成してあり、凹凸は、結露の水滴が壁に保持されるピッチと深さを有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
請求項1記載の発明による構造体は、天井を備え、天井は、山部と谷部が繰り返し連なる微細な凹凸が一方向に向かって連続して全面に形成してあり、山部の頂はR状に形成してあり、凹凸は、結露の水滴が天井に保持されるピッチと深さを有することで、天井での光の乱反射が抑えられ、マットな質感が得られるので、高級感のある構造体となり、尚且つ結露の水滴が天井から落ちるのを防ぐことができる。
【0007】
請求項2記載の発明による構造体は、壁を備え、壁は、山部と谷部が繰り返し連なる微細な凹凸が一方向に向かって連続して全面に形成してあり、山部の頂はR状に形成してあり、凹凸は、結露の水滴が壁に保持されるピッチと深さを有することで、壁での光の乱反射が抑えられ、マットな質感が得られるので、高級感のある構造体となり、尚且つ結露の水滴が壁から落ちるのを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の構造体の第1実施形態を示す正面図である。
同構造体の平面図である。
同構造体の側面図である。
同構造体の斜め上方から見た斜視図である。
同構造体の斜め下方から見た斜視図である。
図2のA-A断面図である。
集水器の周辺を拡大して示す縦断面図である。
集水器の周辺を左側から見た縦断面図である。
図2のB-B断面図である。
図9の一部を拡大して示す図である。
図6のC-C断面図である。
(a)は集水器の左側側面図、(b)は同正面図、(c)は同平面図、(d)はD-D断面図である。
同集水器の斜視図である。
(a)は同構造体の天井の結露が発生していないときの写真であり、(b)はそのX部を拡大した写真である。
(a)は同構造体の天井の結露が発生しているときの写真であり、(b)はそのY部を拡大した写真である。
比較例として、凹凸が形成されていない天井に結露が発生したときの状態を示す写真である。
ピッチと深さを変えた凹凸の形状の例を示す断面図である。
本発明の構造体の第2実施形態を示す側面図である。
同構造体の平面図である。
図17のD-D断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1~11は、本発明の構造体の第1実施形態を示している。本構造体は、住宅の敷地に設置される乗用車1台用のカーポートに適用したものである。
本構造体は、図1~5に示すように、正面から見て左側に前後方向に間隔をあけて立設した2本の柱1,1と、各柱1,1の上端部にそれぞれ支持された2本の梁2,2と、梁2,2に支持された屋根3とを備えている。屋根3は、柱1のある左側が低くなるように傾斜している。
【0010】
柱1は、アルミニウム合金の押出形材で形成したものであり、図11に示すように、略矩形断面の中空状に形成されている。柱1は、前後の見付面1a,1bが外側(左側)の見込面1cよりも外側に張り出しており、その端縁部間に目板9を嵌合取付けすることで、屋根3の雨水を地上に流すためのたて樋10が柱1と一体で形成されている。
柱1は、図1に示すように、下部を地面に形成した基礎穴11に挿入し、柱1の周りをコンクリート12で固めてある。本構造体を隣地境界13近傍に設置するために、基礎穴11は、隣地境界13のすぐそばに設けられ、柱1は隣地境界13側に偏心して配置されている。柱1と基礎穴11との間には所定寸法A(具体的には80mm程度)間隔を設けてある。
梁2も、図9に示すように、アルミニウム合金の押出形材で略矩形断面の中空状に形成してある。
柱1と梁2は、図6に示すように、柱1と梁2の中空部内にL字形の柱梁連結金具14を挿入してボルト15で固定することで、柱1と梁2が連結されている。梁2は、水下側(左側)端が柱1よりも外側に飛び出している。
(【0011】以降は省略されています)

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