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公開番号
2025019733
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-07
出願番号
2023123506
出願日
2023-07-28
発明の名称
駐車装置
出願人
極東開発工業株式会社
代理人
個人
主分類
E04H
6/18 20060101AFI20250131BHJP(建築物)
要約
【課題】巻掛けドラムに巻回される索条部材の量を適正化することができ、索条部材の使用量を低減することができる駐車装置を提供する。
【解決手段】載置台に車両を搭載して、車両を立体的に駐車させる駐車装置である。載置台は索条部材22で吊り下げられており、動力によって回転する巻掛けドラム20を有し、巻掛けドラム20に索条部材22が巻回されている。巻掛けドラム20に索条部材22を巻き入れることによって載置台を上昇させ、巻掛けドラム20から索条部材22を繰り出すことによって載置台を降下させる。巻掛けドラム20には、索条部材22を固定するための係止部50が複数設けられており、係止部50の数が巻掛けドラム20に巻回される索条部材22の本数よりも多く、索条部材22は、固定具60を介して前記巻掛けドラム20に固定されるものであり、係止部50は、前記固定具60を固定する孔である。
【選択図】 図13
特許請求の範囲
【請求項1】
載置台を有し、前記載置台に車両を搭載して、当該車両を立体的に駐車させる駐車装置であって、前記載置台は索条部材で吊り下げられており、動力によって回転する巻掛けドラムを有し、当該巻掛けドラムに前記索条部材が巻回されており、前記巻掛けドラムに前記索条部材を巻き入れることによって前記載置台を上昇させ、前記巻掛けドラムから前記索条部材を繰り出すことによって前記載置台を降下させる駐車装置において、
前記巻掛けドラムには、前記索条部材を固定するための係止部が複数設けられており、
前記係止部の数が当該巻掛けドラムに巻回される索条部材の本数よりも多く、
前記索条部材は、固定具を介して前記巻掛けドラムに固定されるものであり、前記係止部は、前記固定具を固定するものであることを特徴とする駐車装置。
続きを表示(約 660 文字)
【請求項2】
前記固定具は、前記索条部材と係合する固定具側溝が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の駐車装置。
【請求項3】
前記巻掛けドラムには前記索条部材が係合するドラム側溝が設けられており、
前記固定具は、前記索条部材と係合する固定具側溝を複数列有し、固定具側溝とドラム側溝の間で、前記索条部材を挟み、他の固定具側溝と他のドラム側溝の間で疑似索条部材を挟んでいることを特徴とする請求項1に記載の駐車装置。
【請求項4】
前記巻掛けドラムには前記索条部材が係合するドラム側溝が設けられており、
前記固定具は、前記索条部材と係合する固定具側溝を複数列有し、前記固定具側溝と前記ドラム側溝の間で、一つの索条部材を挟み、他の前記固定具側溝と他の前記ドラム側溝の間で、他の索条部材を挟むことを特徴とする請求項1に記載の駐車装置。
【請求項5】
前記索条部材は、端部が折り返されていて往き側領域と戻り側領域があり、前記取付け具に前記往き側領域と戻り側領域が接していることを特徴とする請求項1に記載の駐車装置。
【請求項6】
前記索条部材の端部に前記固定具が設けられており、当該固定具に孔があり、
ねじ又はピンが前記固定具の孔に挿通されて前記係止部に係合していることを特徴とする請求項1に記載の駐車装置。
【請求項7】
前記係止部は、1又は複数の孔であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の駐車装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、機械式の駐車装置に関するものであり、特にワイヤー等でパレットを昇降させる機構を備えた駐車装置に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
限られた面積の土地を有効利用し、より多数の自動車を駐車させる装置として、機械式の駐車装置が知られている。
機械式駐車装置は、自動車を立体的に駐車させる装置である。代表的な機械式駐車装置は、自動車を載置するパレットと、このパレットを昇降させる昇降装置を有している。
機械式駐車装置では、車両出入り部からパレット収容エリアに自動車を導入し、パレットに自動車を載置し、パレットを昇降して所定の階に自動車を配置する。
特許文献1に開示された駐車装置では、パレットがチェーンによって吊り下げられている。特許文献1に開示された駐車装置は、4階建て構造であり、例えば4階部分に載置されている車両を出庫する場合は、4階部分のパレットを一階に降ろす。例えば2階部分に載置されている車両を出庫する場合は、2階部分のパレットを一階に降ろす。
【0003】
また特許文献2に記載の駐車装置では、ワイヤーでパレットを吊り下げている。
特許文献2に開示された駐車装置では、巻掛けドラムにワイヤーが巻回されている。特許文献2の駐車装置では、パレットの前端側に接続されたワイヤーと、パレットの後端側に接続されたワイヤーが一つの巻掛けドラムに巻回されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-161748号公報
特開平8-13835号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
駐車装置では、個々のパレットごとに専用の巻掛けドラムがあり、専用の巻掛けドラムのワイヤーが特定のパレットに接続されている。
従来技術においては、いずれの階に設置されているパレットについてもその巻掛けドラムには同じ量のワイヤーが巻回されている。
本発明は、巻掛けドラムに巻回される索条部材の量を適正化することができ、索条部材の使用量を低減することができる駐車装置を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記した課題を解決するための態様は、載置台を有し、前記載置台に車両を搭載して、当該車両を立体的に駐車させる駐車装置であって、前記載置台は索条部材で吊り下げられており、動力によって回転する巻掛けドラムを有し、当該巻掛けドラムに前記索条部材が巻回されており、前記巻掛けドラムに前記索条部材を巻き入れることによって前記載置台を上昇させ、前記巻掛けドラムから前記索条部材を繰り出すことによって前記載置台を降下させる駐車装置において、前記巻掛けドラムには、前記索条部材を固定するための係止部が複数設けられており、前記係止部の数が当該巻掛けドラムに巻回される索条部材の本数よりも多く、前記索条部材は、固定具を介して前記巻掛けドラムに固定されるものであり、前記係止部は、前記固定具を固定するものであることを特徴とする駐車装置である。
【0007】
本態様の駐車装置は、索条部材は、固定具を介して前記巻掛けドラムに固定される。本態様の駐車装置では、巻掛けドラムに設けられた係止部を利用して固定具を巻掛けドラムに固定する。
本態様の駐車装置では、係止部の数が巻掛けドラムに巻回される索条部材の本数よりも多い。そのため本態様の駐車装置では索条部材の端部を固定する位置を選択することができ、係止部を始点として必要な巻回量の索条部材を巻掛けドラムに巻き付けることができる。
巻掛けドラムに巻回される索条部材の本数は、1本でもよい。
【0008】
上記した態様において、前記固定具は、前記索条部材と係合する固定具側溝が形成されていることが望ましい。
【0009】
上記した各態様において、前記巻掛けドラムには前記索条部材が係合するドラム側溝が設けられており、前記固定具は、前記索条部材と係合する固定具側溝を複数列有し、固定具側溝とドラム側溝の間で、前記索条部材を挟み、他の固定具側溝と他のドラム側溝の間で疑似索条部材を挟んでいることが望ましい。
【0010】
本態様によると、固定具でバランスよく索条部材を抑えることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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