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公開番号2025039308
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-21
出願番号2023146305
出願日2023-09-08
発明の名称什器システム
出願人株式会社オカムラ
代理人個人
主分類E04H 1/12 20060101AFI20250313BHJP(建築物)
要約【課題】仕切りパネルにより什器本体の設置スペースを区画した什器システムにおいて、什器本体の上方空間の使い勝手を向上させつつ、什器システムの体裁を良好なものとする。
【解決手段】什器システム1は、什器本体3と、床面F上に起立した状態で什器本体3の天板10の側面11に沿って配置されたパネル体20と、を備える。パネル体20は、天板10に沿い、全体にわたって平坦な第2主面22と、第2主面22とは反対側を向き、凹凸構造が形成された第1主面21と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
什器本体と、
床面上に起立した状態で前記什器本体の側面に沿って配置された仕切りパネルと、
を備え、
前記仕切りパネルは、
前記什器本体に沿い、全体にわたって平坦な内側主面と、
前記内側主面とは反対側を向き、凹凸構造が形成された外側主面と、
を有する、
什器システム。
続きを表示(約 590 文字)【請求項2】
前記仕切りパネルは、前記仕切りパネルの母材を圧縮することで硬化した補強部を有する、
請求項1に記載の什器システム。
【請求項3】
前記補強部は、前記仕切りパネルの周縁部に全周にわたって設けられている、
請求項2に記載の什器システム。
【請求項4】
前記仕切りパネルは、前記什器本体を水平の第1方向の両側、および前記第1方向に直交する水平の第2方向の一方から囲っている、
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の什器システム。
【請求項5】
前記仕切りパネルの前記外側主面は、前記仕切りパネルの周縁部に設けられた前記凹凸構造の凹部を有し、
前記仕切りパネルは、互いに隣接する第1仕切りパネルおよび第2仕切りパネルを有し、
前記第1仕切りパネルおよび前記第2仕切りパネルそれぞれの前記凹部に接合し、前記第1仕切りパネルおよび前記第2仕切りパネルの前記周縁部同士を連結する連結部をさらに備える、
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の什器システム。
【請求項6】
前記什器本体は、脚体に支持された天板を備え、
前記仕切りパネルは、前記天板の側面に沿って配置されている、
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の什器システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、什器システムに関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
オフィスや公共施設、研究施設等における室内空間においては、什器本体の設置スペースを仕切りパネルにより区画して、什器本体を利用するための空間を形成することがある。例えば、天板付き什器の天板上の作業エリアと周囲の空間とを区画するために仕切りパネルを設けた什器システムがある(例えば、特許文献1から特許文献3参照)。特許文献1から特許文献3には、什器本体の天板の側面(周縁)に沿って仕切りパネルが配置され、天板上の作業エリアが区画された什器システムが開示されている。
【0003】
また、近年では周囲の音を吸音するために、フェルトや不織布などの軟質素材で形成した仕切りパネルがある(例えば、特許文献4参照)。また、吸音性を有する素材を内部に保持した仕切りパネルもある。この種の仕切りパネルでは、その一部を圧縮成形することで強度の向上や意匠性の向上などを図る場合がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第3933913号公報
特許第4060976号公報
特許第6868076号公報
特開2019-083852号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、仕切りパネルの主面に凹凸構造を形成すると、仕切りパネルと什器本体との間に隙間が形成される可能性がある。仕切りパネルと什器本体との間に隙間があると、その隙間を通じて物品が落下しやすくなって什器本体の上方空間の使い勝手が悪化し、また什器システムの体裁も悪くなるという課題がある。
【0006】
そこで本発明は、仕切りパネルにより什器本体の設置スペースを区画した什器システムにおいて、什器本体の上方空間の使い勝手を向上させつつ、什器システムの体裁を良好なものとする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の第1の態様に係る什器システムは、什器本体と、床面上に起立した状態で前記什器本体の側面に沿って配置された仕切りパネルと、を備え、前記仕切りパネルは、前記什器本体に沿い、全体にわたって平坦な内側主面と、前記内側主面とは反対側を向き、凹凸構造が形成された外側主面と、を有する、什器システム。
【0008】
第1の態様によれば、凹凸構造が形成された外側主面によって仕切りパネルとしての吸音性能や意匠性などの機能を確保しつつ、仕切りパネルの平坦な内側主面が什器本体の側面に沿うことによって仕切りパネルと什器本体との間に隙間が形成されることを抑制できる。したがって、什器本体の上方空間の使い勝手を向上させつつ、什器システムの体裁を良好にすることができる。
【0009】
本発明の第2の態様に係る什器システムは、上記第1の態様に係る什器システムにおいて、前記仕切りパネルは、前記仕切りパネルの母材を圧縮することで硬化した補強部を有していてもよい。
【0010】
第2の態様によれば、補強部によって仕切りパネルを変形しにくくすることができる。したがって、仕切りパネルの強度の向上を図ることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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