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公開番号
2025076941
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-16
出願番号
2023188924
出願日
2023-11-02
発明の名称
ランバーサポート及び椅子
出願人
株式会社オカムラ
代理人
個人
主分類
A47C
7/46 20060101AFI20250509BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約
【課題】設計自由度を高め、良好な座り心地を提供することのできるランバーサポート及び椅子を提供する。
【解決手段】ランバーサポート100は、椅子本体1Aに接続可能な本体接続部120と、本体接続部120に支持され、着座者の荷重を後方から支持する荷重支持部110と、を備え、荷重支持部110は、左右方向に延びる基部113と、左右方向に間隔をあけて配置され、基部113から上方に向かって延び、互いに独立して設けられた片持ち状の複数の支持片115と、を備え、複数の支持片115は、弾性率が異なる構成とした。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
椅子本体に取り付けられるランバーサポートであって、
前記椅子本体に接続可能な本体接続部と、
前記本体接続部に支持され、着座者の荷重を後方から支持する荷重支持部と、を備え、
前記荷重支持部は、
左右方向に延びる基部と、
左右方向に間隔をあけて配置され、前記基部から上方に向かって延び、互いに独立して設けられた片持ち状の複数の支持片と、を備え、
複数の前記支持片は、弾性率が異なる
ランバーサポート。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
複数の支持片は、
左右方向に間隔をあけて設けられ、前記基部から上方に延びる一対の第一縦帯部、及び、左右方向に延びて一対の前記第一縦帯部の上端同士を接続する第一横帯部を有する第一の支持片と、
一対の前記第一縦帯部に対して左右方向の中央部側で、左右方向に間隔をあけて設けられ、前記基部から上方に延びる一対の第二縦帯部、及び、前記第一横帯部の下方に設けられ、左右方向に延びて一対の前記第二縦帯部の上端同士を接続する第二横帯部、を有する第二の支持片と、を備える
請求項1に記載のランバーサポート。
【請求項3】
前記第一縦帯部は、前記第二縦帯部よりも、上下方向に長いことによって、前記第二縦帯部よりも、弾性率が小となっている
請求項2に記載のランバーサポート。
【請求項4】
前記第一縦帯部、及び前記第二縦帯部は、左右方向の幅寸法が、上下方向にわたって一定である
請求項2に記載のランバーサポート。
【請求項5】
前記第一横帯部は、前記第二横帯部よりも左右方向に長い
請求項2に記載のランバーサポート。
【請求項6】
複数の支持片は、
一対の前記第二縦帯部に対して左右方向の中央部側に設けられ、前記基部から上方に延びる第三の支持片、をさらに備える
請求項2に記載のランバーサポート。
【請求項7】
前記第三の支持片は、前記第一縦帯部、及び前記第二縦帯部よりも、上下方向に短いことによって、前記第一縦帯部及び前記第二縦帯部よりも、弾性率が大となっている
請求項6に記載のランバーサポート。
【請求項8】
前記第三の支持片は、上下方向の長さに比べて左右方向の幅が広い
請求項6に記載のランバーサポート。
【請求項9】
前記本体接続部は、前記荷重支持部よりも前後方向の厚みが大きく、前後方向から見た際に、前記基部の左右方向中央部、及び前記第三の支持片の少なくとも一部に重なるように設けられている
請求項6に記載のランバーサポート。
【請求項10】
複数の前記支持片は、左右方向両端部に位置する前記支持片から、左右方向中央部に位置する前記支持片に向けて、弾性率が小さくなるように設けられている
請求項1に記載のランバーサポート。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ランバーサポート及び椅子に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、複数のサポートリングが同心状に設けられたランバーサポートが開示されている。このランバーサポートにおいて、隣接するサポートリング同士を、放射対角状に延びるコネクションウェブにより結合している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第4987739号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、椅子においては、ランバーサポートに限らず、常に座り心地を向上することが望まれている。しかしながら、特許文献1に開示されたランバーサポートにおいては、座り心地を向上させるためにランバーサポートを設計しようとしても、隣接するサポートリング同士を結合する、放射対角状に延びるコネクションウェブにより、その設計自由度が制限されてしまう。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、設計自由度を高め、良好な座り心地を提供することのできるランバーサポート及び椅子を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するために、本発明は以下の態様を採用した。
(1)本発明の一態様に係るランバーサポートは、椅子本体に取り付けられるランバーサポートであって、前記椅子本体に接続可能な本体接続部と、前記本体接続部に支持され、着座者の荷重を後方から支持する荷重支持部と、を備え、前記荷重支持部は、左右方向に延びる基部と、左右方向に間隔をあけて配置され、前記基部から上方に向かって延び、互いに独立して設けられた片持ち状の複数の支持片と、を備え、複数の前記支持片は、弾性率が異なる。
【0006】
本態様によれば、複数の片持ち状の支持片が、互いに独立して設けられている。これにより、複数の支持片の各々は、着座者の荷重が作用した際に基端部に対して上端部が前後方向に弾性変形する際、他の支持片により、その変形が阻害されることがない。また、複数の支持片は、弾性率が異なっている。これにより、着座者の荷重が作用した際の複数の支持片の上端部の前後方向への変位量を異ならせることができる。したがって、ランバーサポートの設計に際して、複数の支持片の弾性率を異ならせ、座り心地を調整することができる。その結果、設計自由度を高め、良好な座り心地を提供することのできるランバーサポートを提供することが可能となる。
【0007】
(2)上記(1)の態様に係るランバーサポートにおいて、複数の支持片は、左右方向に間隔をあけて設けられ、前記基部から上方に延びる一対の第一縦帯部、及び、左右方向に延びて一対の前記第一縦帯部の上端同士を接続する第一横帯部を有する第一の支持片と、一対の前記第一縦帯部に対して左右方向の中央部側で、左右方向に間隔をあけて設けられ、前記基部から上方に延びる一対の第二縦帯部、及び、前記第一横帯部の下方に設けられ、左右方向に延びて一対の前記第二縦帯部の上端同士を接続する第二横帯部、を有する第二の支持片と、を備えることが好ましい。
本態様によれば、着座者の荷重が前方から後方に向かって作用した際、第一の支持片の第一横帯部、及び第二の支持片の第二横帯部の各々は、幅方向の両端部に対し、幅方向中央部が後方に大きく撓む。また、第一の支持片の一対の第一縦帯部、及び第二の支持片の一対の第二縦帯部の各々は、基部に接続された基端部に対し、上端部が、後方に大きく撓む。
このような第一の支持片と、第二の支持片とは、弾性率が異なることで、着座者の荷重が作用した際に、第一の支持片と第二の支持片における、上端部の前後方向への変位量を異ならせることができる。したがって、ランバーサポートの設計に際して、第一の支持片と第二の支持片との弾性率を異ならせ、座り心地を調整することができる。
【0008】
(3)上記(2)の態様に係るランバーサポートにおいて、前記第一縦帯部は、前記第二縦帯部よりも、上下方向に長いことによって、前記第二縦帯部よりも、弾性率が小となっていることが好ましい。
本態様によれば、第一縦帯部の長さを、第二縦帯部の長さよりも大きくなるように設定するという簡便な手段でもって、第二縦帯部よりも第一縦帯部の方が軟らかく、着座者の荷重が作用した際の変形量が大きくなる。すなわち、第一縦帯部の弾性率を第二縦帯部の弾性率に比べて小とすることができる。これにより、複雑な設計を行うことなく、着座者の背中において、第二の支持片よりも上方に位置する第一の支持片が、より大きく変形するようにすることができる。したがって、着座者に、良好な座り心地を提供できる。
【0009】
(4)上記(2)又は(3)の態様に係るランバーサポートにおいて、前記第一縦帯部、及び前記第二縦帯部は、左右方向の幅寸法が、上下方向にわたって一定であることが好ましい。
本態様によれば、第一縦帯部、及び第二縦帯部が、局所的に撓むのを抑え、それぞれの全体が弾性変形する。これにより、着座者に、良好な座り心地を提供できる。
【0010】
(5)上記(2)から(4)の何れかの態様に係るランバーサポートにおいて、前記第一横帯部は、前記第二横帯部よりも左右方向に長いことが好ましい。
本態様によれば、第一横帯部と第二横帯部の上下方向の寸法、及び前後方向の厚さが同じであれば、第一横帯部よりも第二横帯部の方が硬くなる。すなわち、第一の支持片の弾性率を第二の支持片の弾性率に比べて小とすることができる。これにより、第一横帯部よりも第二横帯部の方が、着座者の荷重が作用した際の変形量が小さくなる。これにより、着座者の背中において、第二の支持片よりも上方に位置する第一の支持片が、より大きく変形する。したがって、着座者に、良好な座り心地を提供できる。
(【0011】以降は省略されています)
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