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公開番号
2025093181
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-23
出願番号
2023208765
出願日
2023-12-11
発明の名称
組立式什器の連結構造および連結構造を備えた組立式什器
出願人
株式会社オカムラ
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A47F
5/10 20060101AFI20250616BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約
【課題】組み立てが簡便な組立式什器の連結構造および連結構造を備える組立式什器を提供する。
【解決手段】角筒状部材2と角筒状部材2の端部に交差して配置した連結部材5を備え、連結部材5は長手方向に離間し角筒状部材2に嵌挿される複数の嵌挿部51を備え、角筒状部材2の端部の内部には嵌挿部51にそれぞれ係止される複数の係止部82が設けられている。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
角筒状部材と、該角筒状部材の端部に交差して配置した連結部材を備え、
前記連結部材は、該連結部材の長手方向に離間し角筒状部材に嵌挿される複数の嵌挿部を備え、
前記角筒状部材の端部の内部には、前記嵌挿部にそれぞれ係止される複数の係止部が設けられている組立式什器の連結構造。
続きを表示(約 570 文字)
【請求項2】
前記嵌挿部は、前記連結部材に凸設された杆状の部材であり、
前記角筒状部材には、前記嵌挿部の周囲に沿い水平方向の移動をそれぞれ規制する規制部を備えている請求項1に記載の組立式什器の連結構造。
【請求項3】
前記規制部は、前記嵌挿部が嵌挿される筒状体から成っている請求項2に記載の組立式什器の連結構造。
【請求項4】
前記係止部は前記筒状体の周方向に設けられた溝部であり、前記嵌挿部は前記溝部に係止される凸条を備えている請求項3に記載の組立式什器の連結構造。
【請求項5】
前記角筒状部材の端部から前記溝部までの上下寸法と、前記連結部材の上壁から前記凸条までの上下寸法とが略等しい請求項4に記載の組立式什器の連結構造。
【請求項6】
前記嵌挿部は、下端に前記角筒状部材の対向する内面にそれぞれ沿う台座部を有している請求項1に記載の組立式什器の連結構造。
【請求項7】
角筒状部材と、該角筒状部材の端部に交差して配置した連結部材を備え、
前記連結部材は、該連結部材の長手方向に離間し角筒状部材に嵌挿される複数の嵌挿部を備え、
前記角筒状部材には、前記嵌挿部にそれぞれ係止される複数の係止部が設けられている組立式什器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、組立式什器の連結構造および連結構造を備えた組立式什器に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
スーパーマーケットやコンビニエンスストア、オフィス、図書館、倉庫等においては、例えば棚などに物品が陳列される組立式什器が用いられている。
【0003】
例えば、特許文献1に示される組立式什器は、左右一対の角筒状の支柱と、横梁部材と、脚部材を備えている。支柱における側壁の下側には横梁部材を挿入するための嵌孔が形成されている。また、支柱における下端には、脚部材が嵌挿される係合溝が形成されている。横梁部材を各支柱それぞれの嵌孔に挿入して、各脚部材を対応する支柱の係合溝に嵌挿させたのち、ボルトナットで横梁部材と各脚部材とを連結することで組立式什器を組み立てることができる。
【0004】
特許文献1の組立式什器は、上下方向に1列に並ぶ多数のスリット孔が各支柱に形成されている。各スリット孔は、ブラケットにおけるフックを挿入可能に形成されている。ブラケットにおけるフックがスリット孔に挿入されて支柱に係止されることで、ブラケットは支柱に片持ち支持される。支柱に片持ち支持された一対のブラケットに棚板を支持させることで、一つの棚ユニットを構成することができる。また、ブラケットにおけるフックが挿入されるスリット孔を変更することで、棚ユニットの高さ位置を調整することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2001-190371号公報(第3頁、第1図)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1のような組立式什器においては、横梁部材を各支柱内に挿入することで支柱同士の前後方向および上下方向の位置合わせがなされるため、組み立てが簡便になっている。
【0007】
その一方で、横梁部材には支柱内に挿入されている部分にナットが設けられている。また、脚部材には、ボルトが挿通される貫通孔が形成されている。つまり、ボルトナットで横梁部材と脚部材とを連結するためには、支柱内に挿入されて視認困難な状態にあるナットと、脚部材における貫通孔との位置合わせを行う必要があった。
【0008】
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、組み立てが簡便な組立式什器の連結構造および連結構造を備える組立式什器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記課題を解決するために、本発明の組立式什器の連結構造は、
角筒状部材と、該角筒状部材の端部に交差して配置した連結部材を備え、
前記連結部材は、該連結部材の長手方向に離間し角筒状部材に嵌挿される複数の嵌挿部を備え、
前記角筒状部材の端部の内部には、前記嵌挿部にそれぞれ係止される複数の係止部が設けられている。
これによれば、角筒状部材の端部に嵌挿された嵌挿部は、角筒状部材の内部にて係止部と係止されることで引き抜き方向の移動が規制され、加えて複数の嵌挿部と係止部とがそれぞれ係止されることで高い一体性が確保されるため、角筒状部材に連結部材が有する嵌挿部を嵌挿するという簡便な方法で、角筒状部材と連結部材とを連結することができる。
【0010】
前記嵌挿部は、前記連結部材に凸設された杆状の部材であり、
前記角筒状部材には、前記嵌挿部の周囲に沿い水平方向の移動をそれぞれ規制する規制部を備えていてもよい。
これによれば、嵌挿部の周囲に沿い水平方向の移動をそれぞれ規制する規制部により、前後左右の水平方向と捻り方向とに対する一体性を高めることができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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