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公開番号
2025064192
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-17
出願番号
2023173751
出願日
2023-10-05
発明の名称
屋根構造
出願人
株式会社カネカ
代理人
個人
,
個人
主分類
E04D
13/18 20180101AFI20250410BHJP(建築物)
要約
【課題】本発明は、軒棟方向の太陽電池パネルと屋根材の取り合い部分において、従来に比べて棟側の屋根材が傾きにくい屋根構造を提供する。
【解決手段】屋根下地に対して軒棟方向に第1屋根材と第2屋根材が重なりを持って敷設され、太陽電池モジュールが第1屋根材と第2屋根材のそれぞれに桁行方向に並ぶように敷設されており、第1高さ調整部材を有し、第1高さ調整部材は、太陽電池モジュールの棟側に固定される第1固定部と、第3屋根材を支持する第1支持部と、第1支持部の屋根下地からの高さが第2屋根材の軒棟方向における同位置での屋根下地からの高さの80%以上120%以下の高さとなるように、第1固定部と第1支持部を連結する連結部とを有する構成とする。
【選択図】図20
特許請求の範囲
【請求項1】
屋根下地に対して軒棟方向に第1屋根材と第2屋根材が重なりを持って敷設され、太陽電池モジュールが前記第1屋根材と前記第2屋根材のそれぞれに桁行方向に並ぶように敷設された屋根構造であって、
第1高さ調整部材を有し、
前記第1高さ調整部材は、前記太陽電池モジュールの棟側に固定される第1固定部と、
第3屋根材を支持する第1支持部と、
前記第1支持部の前記屋根下地からの高さが前記第2屋根材の軒棟方向における同位置での前記屋根下地からの高さの80%以上120%以下の高さとなるように、前記第1固定部と前記第1支持部を連結する連結部とを有する、屋根構造。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記第3屋根材は、前記第1支持部と前記第2屋根材とに跨って配されている、請求項1に記載の屋根構造。
【請求項3】
前記太陽電池モジュールは、受光面を有する太陽電池パネルと、前記太陽電池パネルの裏面側で前記太陽電池パネルを支持するベース部材を有し、
前記ベース部材は、前記太陽電池パネルの棟側端部を保持するパネル保持部を有し、
前記第1固定部は、前記パネル保持部に対して固定されており、
前記第1高さ調整部材は、前記太陽電池パネルの受光面に接し、前記パネル保持部側への水の流れを堰き止める堰止部を有する、請求項1に記載の屋根構造。
【請求項4】
前記堰止部は、弾性変形可能な緩衝部を有し、前記緩衝部が前記太陽電池パネルの受光面に接触する、請求項3に記載の屋根構造。
【請求項5】
前記第1支持部は、前記太陽電池モジュールを平面視したときに、前記パネル保持部と重なる位置に切り欠き部を有する、請求項3に記載の屋根構造。
【請求項6】
前記第1固定部は、前記パネル保持部側から棟側に向かって延びており、
前記第1固定部は、棟側端部に前記第3屋根材側に向かって立ち上がった立壁部を有する、請求項3に記載の屋根構造。
【請求項7】
第2高さ調整部材を有し、
前記第2高さ調整部材は、太陽電池モジュールに対して固定される第2固定部と、第4屋根材を支持する第2支持部を有し、
前記第1高さ調整部材及び前記第2高さ調整部材は、それぞれ前記太陽電池モジュールの棟側辺に沿って桁行方向に延びており、
前記第1高さ調整部材の延び方向の端部に、前記第2高さ調整部材の延び方向の端部と嵌合可能な嵌合部を備えている、請求項1~6のいずれか1項に記載の屋根構造。
【請求項8】
前記第1固定部と前記第2固定部は、一部に重なり部分をもって桁行方向に並んでいる、請求項7に記載の屋根構造。
【請求項9】
前記第1固定部の桁行方向の長さは、前記第1支持部の桁行方向の長さよりも長い、請求項8に記載の屋根構造。
【請求項10】
保護部材を有し、
前記保護部材は、前記第2屋根材の軒先側端部を保持し、前記屋根下地からの前記第2屋根材の離反を防止する吹上防止部を有し、
前記吹上防止部は、前記第2屋根材の軒先側端部から棟方向に延びており、
前記第1高さ調整部材は、引掛部を有し、
前記吹上防止部は、棟側に前記引掛部と係合可能な係合部を有する、請求項1~6のいずれか1項に記載の屋根構造。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、太陽電池パネルが敷設された屋根構造に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、建材としての機能と、太陽電池パネルとの機能とを備えた建材一体型太陽電池モジュールが開発されている(例えば、特許文献1)。
建材一体型太陽電池モジュールは、太陽電池パネルが瓦などの屋根材とともに配置され、一体的な屋根面を構成する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-184246号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、建材一体型太陽電池モジュールの太陽電池パネルと屋根材の軒棟方向の取り合い部分では、太陽電池パネルと、当該太陽電池パネルと桁行方向において隣接する屋根材とに跨って棟側の屋根材を載置することになるが、太陽電池パネルの屋根下地からの高さが隣接する屋根材の屋根下地からの高さよりも低い場合、棟側の屋根材は、太陽電池モジュール側に傾いた状態で設置されることになる。
【0005】
棟側の屋根材が傾いた状態で設置されると、外観不良のみならず、積雪等によって棟側の屋根材上に荷重が加わると、棟側の屋根材が変形したり、雨水等が棟側の屋根材と太陽電池モジュールとの間の隙間に流れ込んだりするおそれがある。
【0006】
そこで、本発明は、軒棟方向の太陽電池パネルと屋根材の取り合い部分において、従来に比べて棟側の屋根材が傾きにくい屋根構造を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記した課題を解決するための本発明の一つの様相は、屋根下地に対して軒棟方向に第1屋根材と第2屋根材が重なりを持って敷設され、太陽電池モジュールが前記第1屋根材と前記第2屋根材のそれぞれに桁行方向に並ぶように敷設された屋根構造であって、第1高さ調整部材を有し、前記第1高さ調整部材は、前記太陽電池モジュールの棟側に固定される第1固定部と、第3屋根材を支持する第1支持部と、前記第1支持部の前記屋根下地からの高さが前記第2屋根材の軒棟方向における同位置での前記屋根下地からの高さの80%以上120%以下の高さとなるように、前記第1固定部と前記第1支持部を連結する連結部とを有する、屋根構造である。
【0008】
本様相によれば、第1支持部の前記屋根下地からの高さと第2屋根材の棟側端部の屋根下地からの高さが概ね揃うので、第3屋根材が傾かずに安定して設置できる。
【0009】
好ましい様相は、前記第3屋根材は、前記第1支持部と前記第2屋根材とに跨って配されている。
【0010】
本様相によれば、第3屋根材が桁行方向に傾きにくい。
(【0011】以降は省略されています)
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