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公開番号2025027902
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-28
出願番号2023133143
出願日2023-08-17
発明の名称耐震ユニット
出願人個人
代理人個人,個人,個人
主分類E04B 1/58 20060101AFI20250220BHJP(建築物)
要約【課題】筋交体に作用する引張力に対して、十分な耐力を発揮できる耐震ユニットを提供する。
【解決手段】水平材100と垂直材200で囲まれる方形の構造枠Aの隅角部A1に固定される固定金物2と、対向する隅角部A1を結ぶ鋼製棒状の筋交体3と、筋交体3の端部を保持するとともに、固定金物2に連結される鋼製の連結金物4とが備えられ、筋交体3の端部に係止部5が設けられ、連結金物4には、筋交体3の端部側が挿通されるとともに、係止部5が係止される筒状の挿通筒状部43と、固定金物2に対して連結されるとともに、挿通筒状部43が固定される連結本体部40とが設けられ、連結本体部40に、挿通筒状部43を配置する保持板42が設けられ、保持板42に、挿通筒状部43の周方向の一部が嵌り込む開口部421が設けられ、挿通筒状部43と保持板42とを溶接した溶接部44が四箇所に備えられた。
【選択図】図2

特許請求の範囲【請求項1】
水平材と垂直材で囲まれる方形の開口部の隅角部に固定される固定具と、
前記開口部の対向する前記隅角部を結ぶ鋼製棒状の筋交体と、
前記筋交体の端部を保持するとともに、前記固定具に連結される鋼製の連結金物とが備えられ、
前記筋交体の端部に係止部が設けられ、
前記連結金物には、
前記筋交体の端部側が挿通されるとともに、該筋交体に対する引張力の作用によって前記係止部が係止される筒状の挿通筒状部と、
前記固定具に対して枢動可能に連結されるとともに、前記挿通筒状部が固定される連結本体部とが設けられ、
前記連結本体部に、
前記筋交体の長手方向に沿って前記挿通筒状部を配置する配置部が設けられ、
前記配置部に、前記長手方向と交差する厚み方向に貫通し、前記挿通筒状部の周方向の一部が嵌り込む嵌込開口が設けられ、
前記嵌込開口に嵌り込む前記挿通筒状部に対して、前記配置部の前記厚み方向の両側と、前記長手方向及び前記厚み方向に交差する幅方向の両側の四か所に、前記長手方向に沿って前記挿通筒状部と前記配置部とを溶接した溶接部が設けられた
耐震ユニット。
続きを表示(約 650 文字)【請求項2】
前記嵌込開口に嵌り込む前記挿通筒状部は、前記筋交体から入力される引張力が作用する引張方向側の端面が、前記嵌込開口を形成する端縁に当接するように配置された
請求項1に記載の耐震ユニット。
【請求項3】
前記配置部は、前記挿通筒状部の厚み以上の厚みを有する板状に形成された
請求項2に記載の耐震ユニット。
【請求項4】
前記挿通筒状部の前記嵌込開口に対する嵌り込み深さが、前記配置部の厚みと等しくなるように配置された
請求項3に記載の耐震ユニット。
【請求項5】
前記溶接部は、前記挿通筒状部の前記長手方向の全長に亘って形成された
請求項2に記載の耐震ユニット。
【請求項6】
前記筋交体は、一般構造用圧延鋼材に比べて引張強度が高い超高張力鋼又は高張力鋼で構成された
請求項1乃至請求項5のうちいずれかに記載の耐震ユニット。
【請求項7】
前記固定具は、前記隅角部を構成する前記水平材及び前記垂直材の内面のそれぞれに対面する水平対面部及び垂直対面部を有し、
前記垂直対面部において、前記垂直材に対して固定する固定部材が
前記幅方向に所定の間隔を隔てて設けられた第一群と、前記第一群よりも狭い間隔で設けられた第二群の複数列で備えられ、
前記第一群と前記第二群とが前記長手方向に沿って交互に設けられた
請求項6に記載の耐震ユニット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、建築物の耐震強度を高めることのできる耐震ユニットに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、建築物の耐震強度を高めることのできる耐震ユニットとして、筋交体を用いた構造が提案されている。
このような耐震ユニットは、水平材と垂直材で囲まれる方形の開口部の隅角部に固定される固定具と、開口部の対向する隅角部を結ぶ棒状の筋交体と、筋交体の端部を保持するとともに、固定具に連結される鋼製の連結金物とを有している。
【0003】
上述のような耐震ユニットを備えた建築物は、地震などによって大きな力が作用した際に、開口部を平行四辺形状に変形させようとする力に抗することとなる。その際に、筋交体が連結金物及び固定具を引っ張る引張力が作用するが、連結金物が引張力に耐えきれずに固定具から脱落したり、連結金物が固定具ごと開口部の隅角部から脱落してしまうという問題があった。そこで、特許文献1では、筋交体に引張力が作用しても、筋交体が連結金物及び固定具から外れにくい耐震ユニットを開示している。
【0004】
特許文献1の耐震ユニットは、固定具に固定される連結金物において、木製の筋交体の端部を筋交体の長手方向と直交する方向に挟み込んで支持する挟み部と、該挟み部に筋交体を固定する締結固定具とで筋交体を保持している。
しかしながら、特許文献1の耐震ユニットは、筋交体を木製で構成しているため、筋交体自体の引張強度が高くなく、大きな引張力に対して筋交体が損傷するおそれがあり、耐震ユニット全体の耐震強度を十分に向上することができなかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2014-152566号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
この発明は、筋交体に作用する引張力に対して、十分な耐力を発揮できる耐震ユニットを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この発明は、水平材と垂直材で囲まれる方形の開口部の隅角部に固定される固定具と、前記開口部の対向する前記隅角部を結ぶ鋼製棒状の筋交体と、前記筋交体の端部を保持するとともに、前記固定具に連結される鋼製の連結金物とが備えられ、前記筋交体の端部に係止部が設けられ、前記連結金物には、前記筋交体の端部側が挿通されるとともに、該筋交体に対する引張力の作用によって前記係止部が係止される筒状の挿通筒状部と、前記固定具に対して枢動可能に連結されるとともに、前記挿通筒状部が固定される連結本体部とが設けられ、前記連結本体部に、前記筋交体の長手方向に沿って前記挿通筒状部を配置する配置部が設けられ、前記配置部に、前記長手方向と交差する厚み方向に貫通し、前記挿通筒状部の周方向の一部が嵌り込む嵌込開口が設けられ、前記嵌込開口に嵌り込む前記挿通筒状部に対して、前記配置部の前記厚み方向の両側と、前記長手方向及び前記厚み方向に交差する幅方向の両側の四か所に、前記長手方向に沿って前記挿通筒状部と前記配置部とを溶接した溶接部が設けられたことを特徴とする。
【0008】
前記溶接部は、前記長手方向に沿うものに限らず、該長手方向に対して所定の角度で交差する方向であってもよい。なお、この場合の所定の角度とは、前記長手方向に対して45°以内であることを指す。
また、前記溶接部は、前記長手方向に沿って連続して設けられているものに限らず、例えば、前記長手方向に沿って所定の間隔を隔てて、破線状に設けられていてもよい。
【0009】
前記係止部は、前記挿通筒状部に前記筋交体を挿通した状態において、該筋交体に対する引張力の作用によって前記挿通筒状部と前記筋交体とを係止できれば構造に特に限定はない。
この発明により、筋交体に作用する引張力に対して、十分な耐力を発揮できる耐震ユニットを構成することができる。
【0010】
詳述すると、前記水平材と前記垂直材で囲まれる方形の前記開口部の対向する前記隅角部を結ぶ前記筋交体は、鋼製棒状で構成されている。そして、前記筋交体は、前記隅角部に固定される固定具と、前記固定具と前記筋交体とを連結する連結金物を介して前記開口部に取付けられている。
(【0011】以降は省略されています)

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