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公開番号
2025036802
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-17
出願番号
2023143350
出願日
2023-09-05
発明の名称
柱と壁の木造連結構造
出願人
個人
代理人
主分類
E04B
1/58 20060101AFI20250310BHJP(建築物)
要約
【課題】木造建築に於ける柱部材と壁部材の連結を、簡潔化と省力化に拠り組立工程の改善改良を目指すことができる木造連結構造を提供する。
【解決手段】木造建築に於いて壁部材1と柱部材2を連結治具を介して集合体にさせ、初め基準に建てた柱部材2に対して集合体の前記壁部材1の木口面を、押接と同時に集合体毎押し下げ乍ら柱部材2の下方のホゾ8を、所定のホゾ穴へ差し込ませる事で、連結治具を引掛け式のフック掛けに拠り連結に為る此れ等の工程を、繰り返す事で構築に至る柱部材2と前記壁部材1との木造連結構造。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
木造建築に於ける壁部材と柱部材の連結構造に於いて、壁部材は複数の角材を縦方向に段積みさせて、隣接する前記角材の相対面に夫々設けられた横溝の所定の位置に、平鋼の先端部を鉤型に曲げ加工した横筋が装填され、壁部材の両木口面には2列の縦溝が形成され、縦溝間の所定の位置に先端部を鉤型加工の前記横筋を配設し、更に柱部材はその柱面にも二列の縦溝を形成し、縦溝間の所定の位置に鉤付き治具ベースを装着させ、鉤型加工の前記横筋と前記鉤付き治具ベースとを篏合させて、前記壁部材と前記柱部材が接合されて連結に為るのを特徴とする前記柱部材と前記壁部材との木造連結構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は木造建築に於ける柱部材と壁部材の連結を、簡潔化と省力化に拠り組立工程の改善改良を目指すことで、更により確実な構築法に発展させるのを目的とした木造連結構造に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
長さが不揃いの素材を製材加工して、簡単な継ぎ加工で一本の角材に替え、縦方向に積み上げて重なり合う面に加工した横溝に、木パッキンと一部決められた位置へは、鋼材の平鋼を横筋にさせ装填し壁部材を構築させ、更に前記壁部材の上辺から下辺に貫通させる穿孔加工で鋼材の丸鋼を挿通し縦筋に、その両端をナットの螺合で緊結させ、縦横に鉄筋封入の前記壁部材と前記柱部材とを夫々の治具で連結させる木造構築構造がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7299433号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
当出願人の既得特許権に為る先行技術文献に示した連結治具に対して、その形状の改善と装着については端的に曲げ加工と穿孔だけにさせて、組み込み工程に対する取り組みに於いても、工程での簡潔と省力を突き詰める事で連結工法としての普及と、木材の利用頻度の向上を目指す上からも、角材で構築した壁部材であるから、電気の壁内配線への配慮と縦横に装填の鉄筋との関わりにも、解決させる課題がない訳ではない。
【0005】
本発明は木造建築において、角材を段積み構築した壁部材1に、平鋼の横筋3を装填させ両先端を鉤型18に加工させて連結治具として、更に柱部材1の座繰部7へ鉤付きベース治具6を装着し、壁部材1の両側の木口面側と前記柱部材2側とを押接で、双方の座繰部7の内側で連結治具同士が接合に為る連結の実現を図る。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、木造建築に於ける壁部材1と柱部材2の連結構造に於いて、壁部材1は複数の角材を縦方向に段積みで、隣接の前記角材が相対の重ね面への横溝の決められた位置へ、平鋼の両端部を鉤型18に曲げ加工で横筋3を装填させ、前記壁部材1の木口面の両側に形成した二列の縦溝17間の所定の位置に、曲げ加工の前記横筋の鉤型18の配設と、柱面にも二列の前記縦溝17を形成し、前記横筋3から割り付けた所定の位置へ鉤付き治具ベース6を装着し、両端部の前記鉤型18と前記鉤付き治具ベース6との篏合で、前記柱部材2と前記壁部材1とを連結ささせる事を特徴とした前記柱部材2と前記壁部材1とで木造連結構造にさせる。
【発明の効果】
【0007】
壁部材1は段積みで決められた位置へ、横筋3の両先端を鉤型18に曲げ加工で装着される角材だけの木口面に、既設された二列の縦溝17の間へ平鋼の厚さで加工させた座繰部7を配設させ、柱部材2側にも二列の前記縦溝17が加工されて前記横筋3の装填で割り付けられた位置に対して、鉤付き治具ベース6の鉤型16をフック掛け式で連結し、更には前記壁部材1と前記柱部材2とを集合体にさせる事で、前記壁部材1を基準にする為に建てて置いた前記柱部材2に対しては、前記壁部材1と前記柱部材との集合体の壁木口面を押接させながら、前記柱部材2側の下ホゾ8を所定位置のホゾ穴19へ差し込ませることが、治具の篏合と同時に連結に為る連結構造にしてあり、角材の段積み構成の前記壁部材1の壁内部配線への対応も、居室における壁面仕上げへの対策も執られることになる。
【0008】
木造住宅の構築で組み建てに於ける工程其のものを、簡潔と省力を目論んだ構築法にさせる事で今日の木造建築に於ける熟練工や職人不足への期待が望めない実状に対して、部材製品寸法の確かなプレカット材を採用させる事で対応可能な現行の製造法を活用させて、木材を大量に然も材価の低い木材を主体に使用させる事で、建築費を抑える工法としても当方式に拠る木造住宅建築が推進される事が、放置山林への治山治水対策を含めた林政に結びつく木造連結構造となるはずである。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明に係る柱部材2と壁部材1の連結前の部分斜視図。
本発明に係る既設柱部材2へ押接前の壁部材1と柱部材2の集合体全体正面配置図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図1及び図2において、段積み角材の重ね面に装填の横筋3は、壁幅長からその厚さ分を突出で、その先端部は下向きに鉤型18に曲げ加工させ、装着する壁部材1の両木口面は予め上辺から下辺へ二列の縦溝17を加工して、装着させる角材の木口面にだけ前記縦溝17の間へ前記鉤型18の厚さの座繰部7を形成させ、前記壁部材1と相対する柱部材2の表面の二列に形成の前記縦溝17間へ、前記横筋3が配接の位置から割り付けられた前記柱部材2の位置へ、前記横筋3に加工した曲げ部の寸法を交わす長さで前記座繰部7が形成され、前記柱2へ両端ネジ付きボルト4を横貫通で挿通させ、鉤付きベース治具6を固定させ交差連結の挿通ボルトは同じ位置での交差削孔は不可になるから、移設削孔で交差にさせた前記両端ネジ付きボルト4の挿通は衝突が避けられ、固着時の削孔が二段階になるのを考慮して前記鉤付きベース治具6は兼用長さで制作される。
(【0011】以降は省略されています)
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