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公開番号2025038573
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-19
出願番号2023145274
出願日2023-09-07
発明の名称手摺
出願人積水ハウス株式会社
代理人個人,個人
主分類E04F 11/18 20060101AFI20250312BHJP(建築物)
要約【課題】メンテナンス性を向上できる手摺を提供する。
【解決手段】手摺10は、第1面20Aと、第1面20Aとは反対に位置する第2面20Bと、を有する面材20と、面材20の上端部22を挟持する上枠部30と、を備える。上枠部30は、第1面20Aに沿うように設けられる第1上面材支持部312と、第2面20Bに沿うように設けられる第2上面材支持部322と、第1上面材支持部312と第2上面材支持部322との間に上端部22を挟持させるように、上端部22の上方において第1上面材支持部312と第2上面材支持部322とを締結する上締結部材33と、を有する。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
第1面と、前記第1面とは反対に位置する第2面と、を有する面材と、
前記面材の上端部を挟持する上枠部と、を備える手摺であって、
前記上枠部は、
前記第1面に沿うように設けられる第1上面材支持部と、
前記第2面に沿うように設けられる第2上面材支持部と、
前記第1上面材支持部と前記第2上面材支持部との間に前記上端部を挟持させるように、前記上端部の上方において前記第1上面材支持部と前記第2上面材支持部とを締結する上締結部材と、を有する、
手摺。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記上締結部材は、正面視において、前記第1上面材支持部および前記第2上面材支持部の少なくとも1つと重なる、
請求項1に記載の手摺。
【請求項3】
前記上枠部を支持する支柱を備え、
前記第2上面材支持部は、正面視において前記第1上面材支持部と重なり、かつ、前記上枠部が延びる方向において前記支柱から離れた位置に配置される、
請求項1に記載の手摺。
【請求項4】
前記上枠部は、
前記面材の上方に配置される第1上板状部と、前記第1上面材支持部と、を有する上枠部材と、
前記第1上板状部に取り付けられる第2上板状部と、前記第2上面材支持部と、を有する上押え部材と、
上下方向において、前記上枠部材および前記上押え部材の少なくとも一部の下に重なる上化粧材と、を有する、
請求項1に記載の手摺。
【請求項5】
前記面材の下端部を挟持する下枠部を備え、
前記下枠部は、
前記第1面に沿うように設けられる第1下面材支持部を有する下枠部材と、
前記第2面に沿うように設けられる第2下面材支持部を有する下押え部材と、
前記第1下面材支持部と前記第2下面材支持部との間に前記下端部を挟持させるように、前記下枠部材および前記下押え部材の一方に係合する下係合部材と、を有し、
前記下係合部材は、正面視において、前記第1下面材支持部および前記第2下面材支持部の少なくとも1つと重なる、
請求項1に記載の手摺。
【請求項6】
前記上枠部を支持する支柱を備え、
前記第2下面材支持部は、正面視において前記第1下面材支持部と重なり、かつ、前記下枠部が延びる方向において前記支柱から離れた位置に配置される、
請求項5に記載の手摺。
【請求項7】
前記下枠部材は、前記面材の下方に配置される第1下板状部を有し、
前記下押え部材は、前記第1下板状部に取り付けられる第2下板状部を有し、
前記下枠部は、上下方向において、前記下枠部材および前記下押え部材の少なくとも一部の上に重なる下化粧材を有する、
請求項5に記載の手摺。
【請求項8】
前記上枠部を支持する支柱と、
互いに隣り合う2つの前記面材と、を備え、
前記2つの前記面材は、一方の前記面材の横端部と他方の前記面材の横端部との間に隙間が設けられるように配置され、かつ、正面視において、前記隙間が前記支柱と重なるように配置される、
請求項1、2、4、5、および7のいずれか一項に記載の手摺。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、手摺に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
面材を備える手摺において、面材を固定する様々な方法が知られている。一例として、特許文献1には、ガイドプレートを使用して面材を固定する方法が開示されている。ガイドプレートは、支柱頭部に取り付けられる。ガイドプレートの先端には、板ガラスの上端が配置されるガスケット枠が取り付けられる。ガスケット枠および笠木受けによって、板ガラスの上端が挟持される。特許文献1の手摺の施工では、ガスケット枠および笠木受けが板ガラスの上端を挟持するように笠木を移動させた後に、笠木をビスによって固定することによって板ガラスが固定される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-037589号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の手摺では、手摺から面材を取り外す際に笠木を操作する必要がある。メンテナンス性の観点から、手摺では面材の取り外しが容易であることが望ましい。
【課題を解決するための手段】
【0005】
(1)上記課題を解決する手摺は、第1面と、前記第1面とは反対に位置する第2面と、を有する面材と、前記面材の上端部を挟持する上枠部と、を備える手摺であって、前記上枠部は、前記第1面に沿うように設けられる第1上面材支持部と、前記第2面に沿うように設けられる第2上面材支持部と、前記第1上面材支持部と前記第2上面材支持部との間に前記上端部を挟持させるように、前記上端部の上方において前記第1上面材支持部と前記第2上面材支持部とを締結する上締結部材と、を有する。
【0006】
この構成によれば、上締結部材によって第1上面材支持部および第2上面材支持部が面材を挟み込むことによって上枠部に面材が固定されるため、上締結部材を緩めることによって面材を取り外しできる。このように面材を取り外すことによって面材の交換を好適に行えるため、手摺は、メンテナンス性を向上できる。
【0007】
(2)上記(1)に記載の手摺において、前記上締結部材は、正面視において、前記第1上面材支持部および前記第2上面材支持部の少なくとも1つと重なる。
【0008】
この構成によれば、上締結部材が、正面から見て第1上面材支持部および第2上面材支持部の少なくとも1つと重なるため、上締結部材が目立ちにくくなる。これにより、手摺の意匠性の向上が期待できる。
【0009】
(3)上記(1)または(2)に記載の手摺において、前記上枠部を支持する支柱を備え、前記第2上面材支持部は、正面視において前記第1上面材支持部と重なり、かつ、前記上枠部が延びる方向において前記支柱から離れた位置に配置される。
【0010】
この構成によれば、正面視において、第2上面材支持部が支柱からずれて配置されるため、上締結部材を支柱と干渉しないように配置できる。
(【0011】以降は省略されています)

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