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公開番号
2025029860
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-07
出願番号
2023134728
出願日
2023-08-22
発明の名称
建物構造及び建築方法
出願人
株式会社大林組
代理人
主分類
E04B
1/24 20060101AFI20250228BHJP(建築物)
要約
【課題】過大な剛性の片持ち梁を利用することなく、支柱の外側へ張出す建物内部空間を形成する。
【解決手段】杭上に設けられる1つ以上の支柱と、地上よりも高い第1高さと、第1高さよりも高い第2高さとの間に延在する第1の間柱と、第1高さで一の支柱に接合され、1つ以上の支柱のうちの一の支柱以外の他の支柱が存在しない範囲で水平方向に延在し、第1の間柱に剛接合される第1の梁と、第2高さで一の支柱に接合され、水平方向に延在し、第1の間柱に剛接合される第2の梁とを備える、建物構造が開示される。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
杭上に設けられる1つ以上の支柱と、
地上よりも高い第1高さと、前記第1高さよりも高い第2高さとの間に延在する第1の間柱と、
前記第1高さで一の支柱に接合され、前記1つ以上の支柱のうちの前記一の支柱以外の他の支柱が存在しない範囲で水平方向に延在し、前記第1の間柱に剛接合される第1の梁と、
前記第2高さで前記一の支柱に接合され、水平方向に延在し、前記第1の間柱に剛接合される第2の梁とを備える、建物構造。
続きを表示(約 540 文字)
【請求項2】
前記第1高さと前記第2高さとの間に延在する第2の間柱と、
前記第1高さで他の一の支柱に接合され、前記1つ以上の支柱のうちの前記他の一の支柱以外の他の支柱が存在しない範囲で水平方向に延在し、前記第2の間柱に剛接合される第3の梁と、
前記第2高さで前記他の一の支柱に接合され、水平方向に延在し、前記第2の間柱に剛接合される第4の梁とを更に備え、
前記一の支柱、前記他の一の支柱、前記第1の梁、前記第2の梁、前記第3の梁、前記第4の梁、前記第1の間柱、及び前記第2の間柱は、外部空間に面する建物内部空間を形成する、請求項1に記載の建物構造。
【請求項3】
杭上に1つ以上の支柱を設ける工程と、
地上よりも高い第1高さと、前記第1高さよりも高い第2高さとの間に、第1の間柱を設ける工程と、
前記第1高さで一の支柱に接合され、前記1つ以上の支柱のうちの前記一の支柱以外の他の支柱が存在しない範囲で水平方向に延在し、前記第1の間柱に剛接合される第1の梁を設ける工程と、
前記第2高さで前記一の支柱に接合され、水平方向に延在し、前記第1の間柱に剛接合される第2の梁を設ける工程とを備える、建築方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、建物構造及び建築方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
支柱間に位置する両端支持梁と、支柱の外側へ張出した片持ち梁とを備え、支柱と両端支持梁はブレースによって連結され、支柱と片持ち梁も、ブレースによって連結されている建物構造が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-110425号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、敷地や地盤の特性、建物のデザインなどの制約により、支柱の外側へ張出した片持ち梁を利用して、建物内部空間を形成する場合、重力方向の荷重に対する片持ち梁による抵抗を高める必要性が生じる。この点、片持ち梁の剛性を過大とすることで対策可能であるが、片持ち梁の大型化などの背反がある。
【0005】
そこで、本開示は、過大な剛性の片持ち梁を利用することなく、支柱の外側へ張出す建物内部空間を形成可能とすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
1つの側面では、杭上に設けられる1つ以上の支柱と、
地上よりも高い第1高さと、前記第1高さよりも高い第2高さとの間に延在する第1の間柱と、
前記第1高さで一の支柱に接合され、前記1つ以上の支柱のうちの前記一の支柱以外の他の支柱が存在しない範囲で水平方向に延在し、前記第1の間柱に剛接合される第1の梁と、
前記第2高さで前記一の支柱に接合され、水平方向に延在し、前記第1の間柱に剛接合される第2の梁とを備える、建物構造が開示される。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、過大な剛性の片持ち梁を利用することなく、支柱の外側へ張出す建物内部空間を形成することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
敷地上に建てられた建築物の斜視図である。
本実施例の建物構造の概略説明図であり、建築物の一部の構造をx方向視で概略的に示す図である。
図2の矢印V2に沿ったビューで、高さH2での建築物の一部の構造を示す説明図である。
図2の矢印V1に沿ったビューで、高さH1での建築物の一部の構造を示す説明図である。
図2のQ1部の拡大図である。
本実施例の建物構造の解析モデル及び変形モード等の説明図である。
比較例による建物構造の解析モデル及び変形モード等の説明図である。
変形例による建物構造の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照しながら各実施例について詳細に説明する。
【0010】
図1は、敷地S上に建てられた建築物1の斜視図である。図1には、右手座標系で直交するx、y、zの3軸表記がなされている。以降の図2等においても、適宜、同様の3軸表記がなされる場合がある。図2は、本実施例の建物構造7の概略説明図であり、建築物1の一部の構造をx方向視で概略的に示す図である。なお、図2において、符号Gは、地中を表す。図3Aは、図2の矢印V2に沿ったビューで、高さH2での建築物1の一部の構造を示す説明図である。図3Bは、図2の矢印V1に沿ったビューで、高さH1での建築物1の一部の構造を示す説明図である。図4は、図2のQ1部の拡大図である。
(【0011】以降は省略されています)
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