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公開番号2025054525
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-08
出願番号2023163600
出願日2023-09-26
発明の名称自然換気通知システム
出願人株式会社大林組
代理人個人,個人,個人
主分類F24F 7/007 20060101AFI20250331BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】建物の在室者が自然換気の是非を容易に判断することが可能な自然換気通知システムを提供することである。
【解決手段】外気状態検出部10と、内気状態検出部20と、室内4に設けられ、自然換気を促す表示をする表示状態と非表示状態とに切り替えられる表示部30、31と、外気状態検出部10から入力される検出結果と内気状態検出部20から入力される検出結果とに基づいて自然換気の是非をリアルタイムに判定する判定部41と、判定部41が自然換気をすべきではないと判定すると表示部30、31を非表示状態とし、判定部41が自然換気をすべきと判定すると表示部30、31を表示状態とする表示切替部42とを備えた制御装置40とを有し、制御装置40が、表示部30、31を非表示状態から表示状態に切り替えた後、所定の維持時間だけ表示部30、31を表示状態に維持するように構成されていることを特徴とする自然換気通知システム1。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
建物の室内の在室者に自然換気の是非を通知する自然換気通知システムであって、
外気の状態を検出する外気状態検出部と、
前記室内の空気の状態を検出する内気状態検出部と、
前記室内に設けられ、自然換気を促す表示をする表示状態と前記表示をしない非表示状態とに切り替えられる表示部と、
前記外気状態検出部から入力される検出結果と前記内気状態検出部から入力される検出結果とに基づいて自然換気の是非をリアルタイムに判定する判定部と、前記判定部が自然換気をすべきではないと判定すると前記表示部を前記非表示状態とし、前記判定部が自然換気をすべきと判定すると前記表示部を前記表示状態とする表示切替部と、を備えた制御装置と、を有し、
前記制御装置が、前記表示部を前記非表示状態から前記表示状態に切り替えた後、所定の維持時間だけ前記表示部を前記表示状態に維持するように構成されていることを特徴とする自然換気通知システム。
続きを表示(約 250 文字)【請求項2】
前記制御装置が、前記維持時間の最中に、前記判定部が自然換気をすべきではないと判定した後、再度自然換気をすべきと判定した場合に、前記維持時間のカウントをリセットするように構成されている、請求項1に記載の自然換気通知システム。
【請求項3】
前記制御装置が、前記表示部が前記非表示状態のときに、前記判定部が所定時間連続して自然換気をすべきと判定したときに前記表示部を前記表示状態に切り替えるように構成されている、請求項1または2に記載の自然換気通知システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、建物の室内の在室者に自然換気の是非を通知する自然換気通知システムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、例えば木造の小規模オフィスや住宅などの、窓や換気口などを開けて外気を取り込むことで室内を自然換気することが可能な種々の建物において、建物の室内の在室者に自然換気の是非を通知するために、外気の気温や湿度などの外気状態と室内の気温や湿度などの内気状態との比較に基づいて、自然換気により室内の空気を快適な状態にすることができると判定したときに、室内に設けたランプなどの表示部に自然換気を促す表示をするように構成された自然換気通知システムを設けることが知られている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-219124号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上記従来の自然換気通知システムは、外気の気温や湿度などの外気状態や室内の気温や湿度などの内気状態などが所定の条件を満たすか否かをリアルタイムで判定し、所定の条件を満たすと判定したときに表示部に自然換気を促す表示をするように構成されているので、外気や内気の状態が判定基準の近くにある場合、状況によっては表示部が自然換気を促す表示をする表示状態と当該表示をしない非表示状態とに短時間で繰り返し切り替えられてしまい、在室者が自然換気の是非を判断し難くなる、という問題点があった。
【0005】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、建物の在室者が自然換気の是非を容易に判断することが可能な自然換気通知システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の自然換気通知システムは、建物の室内の在室者に自然換気の是非を通知する自然換気通知システムであって、外気の状態を検出する外気状態検出部と、前記室内の空気の状態を検出する内気状態検出部と、前記室内に設けられ、自然換気を促す表示をする表示状態と前記表示をしない非表示状態とに切り替えられる表示部と、前記外気状態検出部から入力される検出結果と前記内気状態検出部から入力される検出結果とに基づいて自然換気の是非をリアルタイムに判定する判定部と、前記判定部が自然換気をすべきではないと判定すると前記表示部を前記非表示状態とし、前記判定部が自然換気をすべきと判定すると前記表示部を前記表示状態とする表示切替部と、を備えた制御装置と、を有し、前記制御装置が、前記表示部を前記非表示状態から前記表示状態に切り替えた後、所定の維持時間だけ前記表示部を前記表示状態に維持するように構成されていることを特徴とする。
【0007】
本発明の自然換気通知システムは、上記構成において、前記制御装置が、前記維持時間の最中に、前記判定部が自然換気をすべきではないと判定した後、再度自然換気をすべきと判定した場合に、前記維持時間のカウントをリセットするように構成されているのが好ましい。
【0008】
本発明の自然換気通知システムは、上記構成において、前記制御装置が、前記表示部が前記非表示状態のときに、前記判定部が所定時間連続して自然換気をすべきと判定したときに前記表示部を前記表示状態に切り替えるように構成されているのが好ましい。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、建物の在室者が自然換気の是非を容易に判断することが可能な自然換気通知システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の一実施形態に係る自然換気通知システムが設けられた建物の概略断面図である。
図1に示す建物の、自然換気を行っている状態における概略断面図である。
本実施形態に係る自然換気通知システムの構成を示すブロック図である。
本実施形態に係る自然換気通知システムの判定手順を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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