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公開番号
2025033040
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-13
出願番号
2023138515
出願日
2023-08-29
発明の名称
免震構造物
出願人
株式会社大林組
代理人
個人
,
個人
主分類
E04H
9/02 20060101AFI20250306BHJP(建築物)
要約
【課題】地震発生時において、免震支承に対して過剰な引抜力が作用することを防ぐことが可能な免震構造物を提供する。
【解決手段】1つの通りに配置される第1柱31A、第2柱31B、及び、第3柱31Cを備える免震構造物10であって、当該通りにおいて、第1柱31A、第2柱31B、第3柱31Cがこの順に並び、第1柱31Aと第2柱31Bとの間隔は、第2柱31Bと第3柱31Cとの間隔よりも大きく、第1柱31Aを支持する第1免震支承41と、第2柱31Bと第3柱31Cとを支持する第2免震支承42と、を備え、第3柱31Cは、ブレース33を介して第2免震支承42に支持される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
1つの通りに配置される第1柱、第2柱、及び、第3柱を備える免震構造物であって、
前記通りにおいて、前記第1柱、前記第2柱、前記第3柱がこの順に並び、
前記第1柱と前記第2柱との間隔は、前記第2柱と前記第3柱との間隔よりも大きく、
前記第1柱を支持する第1免震支承と、
前記第2柱及び前記第3柱を支持する第2免震支承と、を備え、
前記第3柱は、ブレースを介して前記第2免震支承に支持される
免震構造物。
続きを表示(約 310 文字)
【請求項2】
前記第2免震支承は、前記第2柱の直下に配置される
請求項1に記載の免震構造物。
【請求項3】
前記ブレースは、前記第2柱と第1層に位置する梁との仕口と、前記第3柱と第2層に位置する梁との仕口と、を繋ぐ
請求項2に記載の免震構造物。
【請求項4】
前記ブレースは、前記第2柱と第1層に位置する梁との仕口と、前記第3柱と第2層よりも上層に位置する梁との仕口と、を繋ぐ
請求項2に記載の免震構造物。
【請求項5】
前記第1免震支承及び前記第2免震支承は、積層ゴム支承である
請求項1ないし4のうち何れか一項に記載の免震構造物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、免震構造物に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
免震構造物は、上部構造と、下部構造と、上部構造と下部構造との間に配置される免震支承とを備える(例えば、特許文献1を参照)。下部構造は、上部構造が備える柱を、免震支承を介して支持する。地震発生時には、下部構造から上部構造に伝わる振動を免震支承が低減することによって、上部構造が保護される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-217053号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、地震発生には、揺れ方に応じて免震支承から柱を引き抜こうとする引抜力が作用する。免震構造物では、地震発生時において、免震支承に対して過剰な引抜力が作用することを防ぐことが求められる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決する免震構造物は、1つの通りに配置される第1柱、第2柱、及び、第3柱を備える免震構造物であって、前記通りにおいて、前記第1柱、前記第2柱、前記第3柱がこの順に並び、前記第1柱と前記第2柱との間隔は、前記第2柱と前記第3柱との間隔よりも大きく、前記第1柱を支持する第1免震支承と、前記第2柱及び前記第3柱を支持する第2免震支承と、を備え、前記第3柱は、ブレースを介して前記第2免震支承に支持される。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、地震発生時において、免震支承に対して過剰な引抜力が作用することを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、側方から見た免震構造物の構成を示す断面図である。
図2は、上方から見た免震構造物の構成を示す平面図である。
図3は、側方から見た免震構造物において、ブレースの配置の変更例を示す要部断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
[免震構造物]
図1~図3を参照して、免震構造物の一実施形態について説明する。
図1に示すように、免震構造物10は、基礎20、架構30、及び、免震層40を備える。
【0009】
基礎20は、地盤11が掘削された地下空間に設けられる。基礎20は、鉄筋コンクリート製である。基礎20は、免震層40を介して架構30を支持する。
[架構]
図1に示すように、架構30は、H形鋼や角鋼管、鋼板などの各種鋼材を接合することで形成される。架構30は、仕口を介して接続された柱31と梁32とで形成される。
【0010】
図2に示すように、架構30は、第1方向に延びる通り芯A~Cと、第1方向と交差する第2方向に延びる通り芯1~8とを備える。第2方向は、一例として第1方向と直交する。通り芯A~Cは、第2方向においてこの順に並ぶ。通り芯1~8は、第1方向においてこの順に並ぶ。なお、通り芯A~Cと直交する通りの数は限定されず、7つ以下でもよいし、9つ以上でもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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