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公開番号
2025040193
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-24
出願番号
2023146958
出願日
2023-09-11
発明の名称
設計支援システム、設計支援方法及び設計支援プログラム
出願人
株式会社大林組
代理人
個人
,
個人
主分類
G06F
30/13 20200101AFI20250314BHJP(計算;計数)
要約
【課題】構造物内に一時的に配置される重量物の重量を考慮した設計を支援するための設計支援システム、設計支援方法及び設計支援プログラムを提供する。
【解決手段】管理サーバ20は、構造物の構造部材の属性情報を記録したBIM情報記憶部22と、ユーザ端末10に接続される制御部21と、を備える。そして、制御部21が、ユーザ端末10から、構造物において一時的に配置する重量物の配置予定領域を取得し、BIM情報記憶部22において、配置予定領域の構造部材を特定する。制御部21は、構造部材の耐荷重を算出し、耐荷重と重量物の重量とを比較した結果を、ユーザ端末10に出力する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
構造物の構造部材の属性情報を記録したBIM情報記憶部と、
ユーザ端末に接続される制御部と、を備えた設計支援システムであって、
前記制御部が、
前記ユーザ端末から、前記構造物において一時的に配置する重量物の配置予定領域を取得し、
前記BIM情報記憶部において、前記配置予定領域の構造部材を特定して、前記構造部材の耐荷重を算出し、
前記耐荷重と前記重量物の重量とを比較した結果を、前記ユーザ端末に出力することを特徴とする設計支援システム。
続きを表示(約 540 文字)
【請求項2】
構造物の構造部材の属性情報を記録したBIM情報記憶部と、
ユーザ端末に接続される制御部と、を備えた設計支援システムを用いて、設計を支援する方法であって、
前記制御部が、
前記ユーザ端末から、前記構造物において一時的に配置する重量物の配置予定領域を取得し、
前記BIM情報記憶部において、前記配置予定領域の構造部材を特定して、前記構造部材の耐荷重を算出し、
前記耐荷重と前記重量物の重量とを比較した結果を、前記ユーザ端末に出力することを特徴とする設計支援方法。
【請求項3】
構造物の構造部材の属性情報を記録したBIM情報記憶部と、
ユーザ端末に接続される制御部と、を備えた設計支援システムを用いて、設計を支援するためのプログラムであって、
前記制御部を、
前記ユーザ端末から、前記構造物において一時的に配置する重量物の配置予定領域を取得し、
前記BIM情報記憶部において、前記配置予定領域の構造部材を特定して、前記構造部材の耐荷重を算出し、
前記耐荷重と前記重量物の重量とを比較した結果を、前記ユーザ端末に出力する手段として機能させることを特徴とする設計支援プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、建設工事に用いる建設機械を考慮した設計を支援する設計支援システム、設計支援方法及び設計支援プログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
構造物を建設する場合、構造設計において構造計算を行なう。このような構造設計を支援するための技術が検討されている(例えば、特許文献1参照。)。この特許文献1に開示された技術においては、入力された設計対象の建物のボリュームまたは平面形状に対して複数の構造部材を取得する。次に、設計条件に関する値を、連続的に変更させる変更指示を受け付け可能な状態で表示する。変更指示を受け付けた場合、取得された複数の構造部材の各々について、受け付けた変更指示が表す設計条件に関する値と、構造部材の位置情報とに基づいて、構造部材の断面構造を計算する。そして、断面構造計算による計算結果を表示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-165893号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
建設工事においては、建設機械が用いられる。ここで、例えば、2階の工事を行なう場合には、1階に建設機械を配置する。建物の設計においては、建物の構造計算は行なわれているが、施工時の建設機械の荷重は考慮されていない。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するための設計支援システムは、構造物の構造部材の属性情報を記録したBIM情報記憶部と、ユーザ端末に接続される制御部と、を備える。そして、前記制御部が、前記ユーザ端末から、前記構造物において一時的に配置する重量物の配置予定領域を取得し、前記BIM情報記憶部において、前記配置予定領域の構造部材を特定して、前記構造部材の耐荷重を算出し、前記耐荷重と前記重量物の重量とを比較した結果を、前記ユーザ端末に出力する。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、構造物内に一時的に配置される重量物の重量を考慮した設計を支援することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態のシステムの説明図。
実施形態のハードウェア構成の説明図。
実施形態のBIM情報記憶部に記録された情報の説明図。
実施形態の機材情報記憶部に記録された情報の説明図。
実施形態の処理手順の説明図。
実施形態の表示画面の説明図。
実施形態の表示画面の説明図。
実施形態の表示画面の説明図。
実施形態の表示画面の説明図。
実施形態の表示画面の説明図。
実施形態の表示画面の説明図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図1~図11に従って、設計支援システム、設計支援方法及び設計支援プログラムの一実施形態を説明する。本実施形態では、建設工事で用いる重量物としての建設機械のために、構造部材を補強するための設計を支援する設計支援システムとして説明する。本実施形態では、建物(構造物)の建築工事を想定する。建築工事では、各種建設機械を用いる。この建設機械を利用するために、床や梁等の構造部材の強度(耐荷重)を確認する。そして、建設機械を配置する構造部材について、必要に応じて補強を行なう。
本実施形態では、ネットワークで相互に接続されたユーザ端末10、管理サーバ20を用いる。
【0009】
(ハードウェア構成の説明)
図2を用いて、ユーザ端末10、管理サーバ20を構成する情報処理装置H10のハードウェア構成を説明する。情報処理装置H10は、通信装置H11、入力装置H12、表示装置H13、記憶装置H14、プロセッサH15を備える。なお、このハードウェア構成は一例であり、他のハードウェアにより実現することも可能である。
【0010】
通信装置H11は、他の装置との間で通信経路を確立して、データの送受信を実行するインタフェースであり、例えばネットワークインタフェースや無線インタフェース等である。
(【0011】以降は省略されています)
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