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公開番号2025035317
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-13
出願番号2023142285
出願日2023-09-01
発明の名称カーテンウォール取付装置及びカーテンウォール取付方法
出願人株式会社大林組
代理人個人,個人
主分類E04B 2/90 20060101AFI20250306BHJP(建築物)
要約【課題】カーテンウォールの取付に関する利便性を向上させることができるカーテンウォール取付装置及びカーテンウォール取付方法を提供する。
【解決手段】カーテンウォール取付装置は、第1水平方向に沿う第1軸を回転軸として回転可能であり、かつ、カーテンウォールを保持可能である保持部と、第1水平方向と交差する第2水平方向に沿う第2軸を回転軸として回転可能であり、かつ、保持部に保持されるカーテンウォールを吊り下げ可能である吊下部と、を備える。保持部は、縦積みされたカーテンウォールを取出可能である第1保持位置と、カーテンウォールを水平に保持する第2保持位置とに回転可能である。吊下部は、保持部が第2保持位置において保持していたカーテンウォールを吊り下げる吊下位置に回転可能である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1水平方向に沿う第1軸を回転軸として回転可能であり、かつ、カーテンウォールを保持可能である保持部と、
前記第1水平方向と交差する第2水平方向に沿う第2軸を回転軸として回転可能であり、かつ、前記保持部に保持されるカーテンウォールを吊り下げ可能である吊下部と、
を備え、
前記保持部は、縦積みされたカーテンウォールを取出可能である第1保持位置と、カーテンウォールを水平に保持する第2保持位置とに回転可能であり、
前記吊下部は、前記保持部が前記第2保持位置において保持していたカーテンウォールを吊り下げる吊下位置に回転可能である、
カーテンウォール取付装置。
続きを表示(約 510 文字)【請求項2】
請求項1に記載のカーテンウォール取付装置において、
前記吊下部は、延設方向に延設され、かつ、前記延設方向に対して伸縮可能である、
カーテンウォール取付装置。
【請求項3】
カーテンウォール取付装置を用いたカーテンウォール取付方法において、
前記カーテンウォール取付装置は、
第1水平方向に沿う第1軸を回転軸として回転可能であり、かつ、カーテンウォールを保持可能である保持部と、
前記第1水平方向と交差する第2水平方向に沿う第2軸を回転軸として回転可能であり、かつ、前記保持部に保持されるカーテンウォールを吊り下げ可能である吊下部と、
を備え、
縦積みされたカーテンウォールを取出可能である第1保持位置に前記保持部が配置される場合に、前記保持部にカーテンウォールを取り出す工程と、
カーテンウォールを水平に保持する第2保持位置に前記保持部を回転させる工程と、
前記保持部が前記第2保持位置において保持していたカーテンウォールを吊り下げる吊下位置に前記吊下部を回転させる工程と、
を含む、カーテンウォール取付方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、カーテンウォール取付装置及びカーテンウォール取付方法に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、例えば、特許文献1に示すように、建物の外周に沿って移動可能であるホイストを用いることにより、建物の外周に沿ってカーテンウォールを搬送した後に、カーテンウォールを取付階に取り付ける方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平7-76932号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、このようなカーテンウォール取付方法では、カーテンウォールを建物に取り付けるべく、カーテンウォールを水平方向に搬送するためにホイストを用いなければならなかった。このため、カーテンウォールの取付について利便性を向上させることが望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するカーテンウォール取付装置は、第1水平方向に沿う第1軸を回転軸として回転可能であり、かつ、カーテンウォールを保持可能である保持部と、前記第1水平方向と交差する第2水平方向に沿う第2軸を回転軸として回転可能であり、かつ、前記保持部に保持されるカーテンウォールを吊り下げ可能である吊下部と、を備え、前記保持部は、縦積みされたカーテンウォールを取出可能である第1保持位置と、カーテンウォールを水平に保持する第2保持位置とに回転可能であり、前記吊下部は、前記保持部が前記第2保持位置において保持していたカーテンウォールを吊り下げる吊下位置に回転可能である。
【0006】
上記課題を解決するカーテンウォール取付方法は、カーテンウォール取付装置を用いたカーテンウォール取付方法において、前記カーテンウォール取付装置は、第1水平方向に沿う第1軸を回転軸として回転可能であり、かつ、カーテンウォールを保持可能である保持部と、前記第1水平方向と交差する第2水平方向に沿う第2軸を回転軸として回転可能であり、かつ、前記保持部に保持されるカーテンウォールを吊り下げ可能である吊下部と、を備え、縦積みされたカーテンウォールを取出可能である第1保持位置に前記保持部が配置される場合に、前記保持部にカーテンウォールを取り出す工程と、カーテンウォールを水平に保持する第2保持位置に前記保持部を回転させる工程と、前記保持部が前記第2保持位置において保持していたカーテンウォールを吊り下げる吊下位置に前記吊下部を回転させる工程と、を含む。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、カーテンウォールの取付に関する利便性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、第1実施形態のカーテンウォール取付装置を示す側面図である。
図2は、第1実施形態のカーテンウォール取付装置を示す上面図である。
図3は、第1実施形態のカーテンウォール取付装置を示す底面図である。
図4は、第1実施形態のカーテンウォール取付装置を示す正面図である。
図5は、第1実施形態のカーテンウォール取付装置を示す側面図である。
図6は、第1実施形態のカーテンウォール取付装置を示す正面図である。
図7は、第1実施形態のカーテンウォール取付装置の電気的構成を示すブロック図である。
図8は、第1実施形態のカーテンウォール取付工程を示すフローチャートである。
図9(A)及び図9(B)は、第1実施形態のカーテンウォール取付方法を示す正面図である。
図10(A)及び図10(B)は、第1実施形態のカーテンウォール取付方法を示す模式図である。
図11(A)及び図11(B)は、第1実施形態のカーテンウォール取付方法を示す模式図である。
図12は、第2実施形態のカーテンウォール取付装置を示す上面図である。
図13は、第3実施形態のカーテンウォール取付装置を示す側面図である。
図14は、第3実施形態のカーテンウォール取付装置の電気的構成を示すブロック図である。
図15は、第3実施形態のカーテンウォール取付方法を示す模式図である。
図16は、第4実施形態のカーテンウォール取付装置を示す正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[第1実施形態]
カーテンウォール取付装置及びカーテンウォール取付方法の一実施形態を説明する。以下、鉛直方向Zと交差する方向を幅方向Xと示す。鉛直方向Z及び幅方向Xと交差する方向を奥行方向Yと示す。奥行方向Yが第1水平方向の一例に相当し、幅方向Xが第2水平方向の一例に相当する。また、鉛直方向Zのうち上方向を上方Z1と示し、鉛直方向Zのうち下方向を下方Z2と示す。幅方向Xのうち一方向を第1幅方向X1と示し、幅方向Xのうち他方向を第2幅方向X2と示す。奥行方向Yのうち一方向を第1奥行方向Y1と示し、奥行方向Yのうち他方向を第2奥行方向Y2と示す。また、便宜上、カーテンウォール取付装置を単に取付装置と示す。
【0010】
<取付装置10>
図1に示すように、取付装置10は、カーテンウォール90を取り付けるための装置である。特に、取付装置10は、取付階の上層階に仮置きされたカーテンウォール90を取り出した後、取り出したカーテンウォール90をそのまま建物の外側に吊り出すことによって、建物の外側から取付階に取り付けるための装置であってもよい。上層階は、取付階よりも1つ上層の階である。
(【0011】以降は省略されています)

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