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公開番号2025066566
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-23
出願番号2023176261
出願日2023-10-11
発明の名称雨除け構造
出願人株式会社大林組
代理人個人,個人,個人
主分類E04D 3/40 20060101AFI20250416BHJP(建築物)
要約【課題】雨除け本体の下面が汚れることを抑制することが可能な雨除け構造を提供することである。
【解決手段】建物1に設けられた雨除け構造10であって、建物1の外壁3よりも外方に突出する雨除け本体(軒、庇)5と、雨除け本体5の先端に取り付けられた雨樋11と、雨除け本体5の先端に取り付けられ、雨樋11の長手方向に沿って延びるとともに雨除け本体5の下面5e1から下方に向けて突出する水切り板13と、を有することを特徴とする雨除け構造10。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項１】
建物に設けられた雨除け構造であって、
前記建物の外壁よりも外方に突出する雨除け本体と、
前記雨除け本体の先端に取り付けられた雨樋と、
前記雨除け本体の先端に取り付けられ、前記雨樋の長手方向に沿って延びるとともに前記雨除け本体の下面から下方に向けて突出する水切り板と、を有することを特徴とする雨除け構造。
続きを表示（約 150 文字）【請求項２】
前記水切り板の、前記雨除け本体の下面から下方に向けて突出する部分が、下方に向けて徐々に前記外壁から離れるように傾斜している、請求項１に記載の雨除け構造。
【請求項３】
前記雨除け本体が、前記建物の屋根の一部を構成する軒である、請求項１または２に記載の雨除け構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、建物に設けられた雨除け構造に関する。
続きを表示（約 1,000 文字）【背景技術】
【０００２】
住宅、学生寮などの建物においては、外壁に設けられた窓や玄関から建物内に雨水が侵入することを抑制するために、雨除けが設けられることがある。例えば、建物の屋根には、外壁よりも外方に突出する軒が雨除けとして設けられ、窓や玄関の上方には、庇が雨除けとして設けられる。
【０００３】
このような雨除けは、建物の外壁から外方に突出する軒や庇などの雨除け本体と、雨除け本体の先端に取り付けられた雨樋とを有し、雨除け本体の先端から流れ落ちる雨水を雨樋で受ける構造とされるのが一般的である（例えば特許文献１参照）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０２２－７７０７５号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
しかし、上記従来の雨除け構造では、雨樋から溢れ出した雨水や雨樋から跳ね出た雨水が雨除け本体の先端面にかかると、当該雨水が雨除け本体の先端面から雨除け本体の下面に回り込んで流れ、当該下面が雨水によって汚されてしまう、という問題点があった。
【０００６】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、雨除け本体の下面が汚れることを抑制することが可能な雨除け構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
本発明の雨除け構造は、建物に設けられた雨除け構造であって、前記建物の外壁よりも外方に突出する雨除け本体と、前記雨除け本体の先端に取り付けられた雨樋と、前記雨除け本体の先端に取り付けられ、前記雨樋の長手方向に沿って延びるとともに前記雨除け本体の下面から下方に向けて突出する水切り板と、を有することを特徴とする。
【０００８】
本発明の雨除け構造は、上記構成において、前記水切り板の、前記雨除け本体の下面から下方に向けて突出する部分が、下方に向けて徐々に前記外壁から離れるように傾斜しているのが好ましい。
【０００９】
本発明の雨除け構造は、上記構成において、前記雨除け本体が、前記建物の屋根の一部を構成する軒であるのが好ましい。
【発明の効果】
【００１０】
本発明によれば、雨除け本体の下面が汚れることを抑制することが可能な雨除け構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
（【００１１】以降は省略されています）

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