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公開番号
2025071679
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-08
出願番号
2023182058
出願日
2023-10-23
発明の名称
建築物の躯体構造
出願人
株式会社大林組
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
E04B
5/32 20060101AFI20250428BHJP(建築物)
要約
【課題】増厚部を有するコンクリートスラブを簡素な構成で鉄骨梁に支持させることが可能な建築物の躯体構造を提供することである。
【解決手段】複数本の鉄骨柱10と、隣り合う鉄骨柱10に架け渡された鉄骨梁20と、鉄骨梁20に支持されたコンクリートスラブ30とを有する、建築物の躯体構造1であって、コンクリートスラブ30が、鉄骨梁20の上フランジ(上壁)22の一部に載せられた本体部31と、本体部31に一体に連なるとともに本体部31よりも厚みが厚く形成され、鉄骨梁20の上フランジ22の他部が埋め込まれた増厚部32と、を有することを特徴とする、建築物の躯体構造1。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
複数本の鉄骨柱と、隣り合う前記鉄骨柱に架け渡された鉄骨梁と、前記鉄骨梁に支持されたコンクリートスラブとを有する、建築物の躯体構造であって、
前記コンクリートスラブが、
前記鉄骨梁の上壁の一部に載せられた本体部と、
前記本体部に一体に連なるとともに前記本体部よりも厚みが厚く形成され、前記鉄骨梁の前記上壁の他部が埋め込まれた増厚部と、を有することを特徴とする、建築物の躯体構造。
続きを表示(約 150 文字)
【請求項2】
前記増厚部の内部に、前記鉄骨梁の上方において前記鉄骨梁を跨ぐ補強用鉄筋が埋設されている、請求項1に記載の建築物の躯体構造。
【請求項3】
前記増厚部の一部が前記建築物の外側に張り出して片持ちスラブを構成している、請求項1または2に記載の建築物の躯体構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、建築物の躯体構造に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
例えばオフィスビルなどの建築物の躯体構造として、複数本の鉄骨柱と、隣り合う鉄骨柱に架け渡された鉄骨梁と、鉄骨梁に支持されたコンクリートスラブと、を有する鉄骨造のものが知られている(例えば特許文献1参照)。
【0003】
このような鉄骨造の躯体構造では、鉄骨梁はH形鋼で形成され、コンクリートスラブは鉄骨梁の上側のフランジ(上壁)に載せられて当該鉄骨梁に支持される構成とされるのが一般的である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-9502号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記のような建築物の躯体構造において、例えばコンクリートスラブの一部を建築物の外側に張り出した片持ちスラブとするなど、コンクリートスラブの一部の強度を高める必要がある場合には、コンクリートスラブの一部を他の部分よりも厚みを増した増厚部に構成することがある。
【0006】
しかし、コンクリートスラブの一部を増厚部に構成すると、例えばコンクリートスラブの上面のレベルを一定とした場合、コンクリートスラブの下面の高さないしレベルが増厚部の部分において他の部分の下面の高さないしレベルよりも低い段差形状となるため、鉄骨梁に山形鋼(アングル)などの嵩上げ材を固定して増厚部と他の部分とのレベルを合わせる必要があり、躯体の構成が複雑になってしまう、という問題点があった。
【0007】
特に、コンクリートスラブの一部を片持ちスラブとする場合には、コンクリートスラブの片持ちスラブ以外の大部分に対して嵩上げ材を用いてレベル合わせをする必要があり、嵩上げ材の使用量や嵩上げ材を固定するための工数が増加することになる。
【0008】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、増厚部を有するコンクリートスラブを簡素な構成で鉄骨梁に支持させることが可能な建築物の躯体構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の建築物の躯体構造は、複数本の鉄骨柱と、隣り合う前記鉄骨柱に架け渡された鉄骨梁と、前記鉄骨梁に支持されたコンクリートスラブとを有する、建築物の躯体構造であって、前記コンクリートスラブが、前記鉄骨梁の上壁の一部に載せられた本体部と、前記本体部に一体に連なるとともに前記本体部よりも厚みが厚く形成され、前記鉄骨梁の前記上壁の他部が埋め込まれた増厚部と、を有することを特徴とする。
【0010】
本発明の建築物の躯体構造は、上記構成において、前記増厚部の内部に、前記鉄骨梁の上方において前記鉄骨梁を跨ぐ補強用鉄筋が埋設されているのが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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