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公開番号2025070105
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-02
出願番号2023180188
出願日2023-10-19
発明の名称解体用機械及び解体方法
出願人株式会社大林組
代理人個人,個人
主分類E04G 23/08 20060101AFI20250424BHJP(建築物)
要約【課題】効率的に騒音を低減して解体作業を行うことができる解体用機械及び解体方法を提供する。
【解決手段】本発明は、ブレーカアタッチメント20が装着された解体用機械10であって、ブレーカアタッチメント20が、カバー部22と、カバー部22の内側に配置された、チゼルとしてのノミ26と、ノミ26を軸方向に振動させる駆動機構25と、ノミ26の周囲を覆うように泡状体29を吐出する泡状体供給部27と、を有し、かつブレーカアタッチメント20の外周が、騒音低減部材30で覆われている解体用機械10である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ブレーカアタッチメントが装着された解体用機械であって、
前記ブレーカアタッチメントが、カバー部と、該カバー部の内側に配置された、チゼルと、前記チゼルを軸方向に振動させる駆動機構と、前記チゼルの周囲を覆うように泡状体を吐出する泡状体供給部と、を有し、かつ
前記ブレーカアタッチメントの外周が、騒音低減部材で覆われている解体用機械。
続きを表示(約 520 文字)【請求項2】
前記騒音低減部材が、グラスウール、ガラスクロス、セラミックファイバー、ロックウール、軟質樹脂、及び軟質樹脂多孔質体から選択される少なくとも1種である請求項1記載の解体用機械。
【請求項3】
前記騒音低減部材の外周が、防音シートで覆われている請求項1又は2記載の解体用機械。
【請求項4】
前記ブレーカアタッチメントの外周を覆った状態での前記騒音低減部材の厚みが、30mm以上100mm以下である請求項1記載の解体用機械。
【請求項5】
前記解体用機械が、超低騒音型である請求項1記載の解体用機械。
【請求項6】
チゼルを備えるブレーカアタッチメントが装着された解体用機械を用いて、解体対象物を解体する解体方法であって、
前記ブレーカアタッチメントの外周を騒音低減部材で覆い、かつ、前記チゼルの外周を泡状体で覆った状態で解体作業を行う解体方法。
【請求項7】
前記騒音低減部材が、グラスウール、ガラスクロス、セラミックファイバー、ロックウール、軟質樹脂、及び軟質樹脂多孔質体から選択される少なくとも1種である請求項6記載の解体方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、解体用機械及び解体方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
鉄筋コンクリート等で構成された建築物を解体する場合、主に、アームの先端にノミを取り付けたジャイアントブレーカー等の解体用機械が用いられている。この解体用機械を用いて解体作業を行なう場合、ノミがコンクリート及び鉄筋を打撃破砕する音により、作業中に大きな音が発生する。そこで、解体作業時の騒音を低減することができるブレーカが検討されている。
例えば、特許文献1には、ジャイアントブレーカーのアームの先端に泡状体分配部を取りつけ、泡状体分配部から吐出される泡状体でノミの周囲を覆うことで騒音を低減する解体方法が開示されている。
また、特許文献2には、ブレーカーアームの先端に固定されたアタッチメントのカバー部にスポンジを密着させて、その上から防音シートを巻き付けることにより、騒音を低減する解体方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-105044号公報
特開2022-182747号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
大規模な解体作業場では、解体用機械の数も多く、更に効率的に騒音を低減することが求められる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、効率的に騒音を低減して解体作業を行うことができる解体用機械及び解体方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、ブレーカアタッチメントが装着された解体用機械であって、ブレーカアタッチメントが、カバー部と、カバー部の内側に配置された、チゼルと、チゼルを軸方向に振動させる駆動機構と、チゼルの周囲を覆うように泡状体を吐出する泡状体供給部と、を有し、かつブレーカアタッチメントの外周が、騒音低減部材で覆われている解体用機械である。
【0006】
騒音低減部材は、グラスウール、ガラスクロス、セラミックファイバー、ロックウール、軟質樹脂、及び軟質樹脂多孔質体から選択される少なくとも1種であることが好ましい。
【0007】
騒音低減部材の外周が、防音シートで覆われていることが好ましい。
【0008】
ブレーカアタッチメントの外周を覆った状態での騒音低減部材の厚みは、30mm以上100mm以下であることが好ましい。
【0009】
解体用機械は、超低騒音型であることが好ましい。
【0010】
別の本発明は、チゼルを備えるブレーカアタッチメントが装着された解体用機械を用いて、解体対象物を解体する解体方法であって、ブレーカアタッチメントの外周を騒音低減部材で覆い、かつ、チゼルの外周を泡状体で覆った状態で解体作業を行う解体方法である。
(【0011】以降は省略されています)

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