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公開番号
2025033624
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-13
出願番号
2023139466
出願日
2023-08-30
発明の名称
機械式駐車装置
出願人
日精株式会社
代理人
個人
主分類
E04H
6/42 20060101AFI20250306BHJP(建築物)
要約
【課題】充電を要する車両の充電時における給電口の給電蓋が開いた状態でも、トレーの幅方向の許容寸法内に蓋が開いた状態の車両を載置することを目的とする。
【解決手段】電動車両40の給電部42が、電動車両の前進方向における幅方向中央部又は昇降フレーム32の反対側となる側に位置する場合は、充電トレー18Aの幅広部18Bが昇降フレームの反対側に位置して電動車両が幅広部を除く位置に入出庫する第一入出庫位置と、電動車両の給電部が、電動車両の前進方向における幅方向中央部又は昇降フレームの側となる側に位置する場合は、充電トレーの幅広部が昇降フレームの側に位置するよう充電トレーを旋回させておき、電動車両が幅広部を除く位置に入出庫する第二入出庫位置と、に配置され、第二入出庫位置となる充電トレーは、入庫後に幅広部を昇降フレームの反対側となるよう旋回させる。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
電動車両がトレーに入出庫可能とされる入出庫室と格納室と、前記入出庫室と前記格納室とを連絡する昇降路と、前記昇降路の幅方向の一方側に設けられる昇降フレームと、を有する機械式駐車装置であって、
前記電動車両が乗り込む中心から幅方向における一方側に充電部が設置される幅広部を有する充電トレーを少なくとも有し、
前記電動車両の給電部が、前記電動車両の前進方向における幅方向中央部又は昇降フレームの反対側となる側に位置する場合は、前記充電トレーの幅広部が前記昇降フレームの反対側に位置して前記電動車両が前記幅広部を除く位置に入出庫する第一入出庫位置と、
前記電動車両の給電部が、前記電動車両の前進方向における幅方向中央部又は昇降フレームの側となる側に位置する場合は、前記充電トレーの幅広部が前記昇降フレームの側に位置するよう前記充電トレーを旋回させておき、前記電動車両が前記幅広部を除く位置に入出庫する第二入出庫位置と、
に配置され、
前記第二入出庫位置となる充電トレーは、入庫後に前記幅広部を昇降フレームの反対側となるよう旋回させる、
機械式駐車装置。
続きを表示(約 740 文字)
【請求項2】
前記幅広部は、前記電動車両における前記給電部の給電蓋が開いた状態又は給電プラグを含む給電コードの張出しの寸法を包含する寸法を有する、請求項1に記載の機械式駐車装置。
【請求項3】
前記入出庫室の床に開口を有し、前記開口の前記トレーの幅方向両側に開閉可能な可動デッキを備え、前記充電トレーが前記入出庫室に着床しているとき、前記幅広部の側の前記可動デッキは前記昇降路から退避する退避位置とされる、請求項1又は2に記載の機械式駐車装置。
【請求項4】
前記充電トレーを含む前記トレーが昇降路を昇降する際、前記可動デッキは前記トレーの幅方向の両側とも前記昇降路から退避可能とされる、請求項3に記載の機械式駐車装置。
【請求項5】
前記可動デッキは、前記開口に固定される固定デッキに回動可能に固定され、駆動装置により開口を塞ぐ閉塞位置と前記昇降路から退避する退避位置とを回動する、請求項3に記載の機械式駐車装置。
【請求項6】
前記可動デッキは、前記開口に固定される固定デッキに回動可能に固定され、駆動装置により開口を塞ぐ閉塞位置と前記昇降路から退避する退避位置とを回動する、請求項4に記載の機械式駐車装置。
【請求項7】
前記格納室は複数の格納区画が形成され、前記格納区画は、前記幅広部を有する前記充電トレーが同一方向を向く充電格納区画を有する、請求項1又は2に記載の機械式駐車装置。
【請求項8】
前記格納区画は、前記昇降装置に近い側に前記充電格納区画が配置され、前記充電格納区画の前記昇降装置より離れた側に非充電格納区画を有する、請求項7に記載の機械式駐車装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、機械式駐車装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、載置された電動車両と接続可能な充電端子を備えた複数のパレットと、該パレットを収容可能な複数の格納棚と、前記パレットの搬送を制御する制御装置と、を備えた機械式駐車装置であって、前記複数の格納棚は、前記充電端子と接続可能な充電装置を備えた少なくとも一つの充電棚と、前記パレットが収納されない状態となる少なくとも一つの空棚と、を含み、前記制御装置は、前記充電棚と前記空棚とを用いて前記パレットを入れ替えながら前記電動車両を充電するように構成されている、ことを特徴とする機械式駐車装置が記載されている。
【0003】
特許文献2には、電気自動車に接続する接続コネクタを一端に備えた充電ケーブルと、該充電ケーブルを手動により巻き掛ける巻取ドラムを備えた収納ボックスと、前記巻取ドラムに備えて前記充電ケーブルの他端が接続された回転接続用コネクタと、該回転接続用コネクタに一端が接続された電源ケーブルと、該電源ケーブルの他端に接続されて外部から電力を供給される受電接点ユニットと、を備えたことを特徴とする立体駐車装置のパレットが記載されている。
【0004】
特許文献3には、機械式駐車装置に設けられ、入庫位置と格納位置との間で移動させられ、該入庫位置にある時に自動車が乗り込み可能なパレットであって、前記パレットの上面よりも下方に位置しており、自動車の受電用接続器に電気的に接続可能な給電用接続器を含む給電装置を備え、前記パレットにおける上面の端部に、前記給電用接続器又は前記受電用接続器が通過可能な開口が形成されている、機械式駐車装置のパレットが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-144402号公報
特開2020-084588号公報
特開2021-046708号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1に記載されたパレットは、電動車両を充電可能な充電端子(コンセント)がパレットの左右両側に点対称に配置されており、電動車両の左右いずれかに設けられる給電口のどちらにも対応可能とされている。しかしながら、昨今のSUV(Sport Utility Vehicle)やクロスオーバー車に代表される車高と車幅が大きな電動車両の充電は、電動車両の給電口に対して開閉する蓋が開いた状態で行われるものであり、特許文献1では、パレットの幅方向の許容寸法内に蓋が開いた状態の電動車両が収まるか否かに対する検討はなされていない。
【0007】
特許文献2に記載されたパレットは、電気自動車の給電口の位置が車種により異なることを考慮して、長尺の充電ケーブルを巻取ドラムに巻き掛けて対応させるものとされている。しかしながら、車幅が大きな電気自動車の充電は、電気自動車の給電口に対して開閉する蓋が開いた状態で行われるものであり、特許文献2では、パレットの幅方向の許容寸法内に蓋が開いた状態の電気自動車が収まるか否かに対する検討はなされていない。
【0008】
特許文献3に記載されたパレットは、給電装置用の開口がパレット上面の端部に形成され、開口の真下に給電装置が位置し、電気自動車の受電用接続器と給電用接続器とを接続する給電ケーブルが該開口を通過するものである。しかしながら、車幅が大きな電気自動車の充電は、電気自動車の受電用接続器に対して開閉する蓋が開いた状態で行われるものであり、特許文献3では、パレットの幅方向の許容寸法内に蓋が開いた状態の電気自動車が収まるか否かに対する検討はなされていない。
【0009】
本発明は、駆動用バッテリを積載する電気自動車、プラグインハイブリッド車等の充電を要する車両(以下、「電動車両」という。)の充電時における給電口の蓋が開いた状態でも、トレーの幅方向の許容寸法内に蓋が開いた状態の電動車両を載置できる機械式駐車装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
第1態様に係る機械式駐車装置は、電動車両がトレーに入出庫可能とされる入出庫室と格納室と、前記入出庫室と前記格納室とを連絡する昇降路と、前記昇降路の幅方向の一方側に設けられる昇降フレームと、を有する機械式駐車装置であって、
前記電動車両が乗り込む中心から幅方向における一方側に充電部が設置される幅広部を有する充電トレーを少なくとも有し、
前記電動車両の給電部が、前記電動車両の前進方向における幅方向中央部又は昇降フレームの反対側となる側に位置する場合は、前記充電トレーの幅広部が前記昇降フレームの反対側に位置して前記電動車両が前記幅広部を除く位置に入出庫する第一入出庫位置と、
前記電動車両の給電部が、前記電動車両の前進方向における幅方向中央部又は昇降フレームの側となる側に位置する場合は、前記充電トレーの幅広部が前記昇降フレームの側に位置するよう前記充電トレーを旋回させておき、前記電動車両が前記幅広部を除く位置に入出庫する第二入出庫位置と、
に配置され、
前記第二入出庫位置となる充電トレーは、入庫後に前記幅広部を昇降フレームの反対側となるよう旋回させる。
(【0011】以降は省略されています)
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