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公開番号
2025030346
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-07
出願番号
2023135561
出願日
2023-08-23
発明の名称
防音室
出願人
株式会社アンビックス
代理人
個人
主分類
E04H
1/12 20060101AFI20250228BHJP(建築物)
要約
【課題】個人で組み立てや解体が可能な防音室を提供する。
【解決手段】組み立て解体可能な防音室1であって、床に載置される床パネル2と、前記床パネル2上に立設される複数の壁パネル3と、前記床パネル2上に立設し、複数の壁パネル3とともに室内空間を形成する扉付きパネル4と、前記床パネル2と前記壁パネル3との間、及び、前記床パネル2と前記扉付きパネル4との間を連結する連結具と、隣り合う前記扉付きパネル4と前記壁パネル3との間、及び、隣り合う前記壁パネル3同士の間を連結する角アングル7と、前記扉付きパネル4と複数の前記壁パネル3の上端部に載置され、前記室内空間を塞ぐ天井パネル5とを備え、前記扉付きパネル4は開閉可能に取り付けられる扉部45を有し、前記床パネル2、前記壁パネル3、前記扉付きパネル4及び前記天井パネル5のそれぞれは、段ボール製であり、少なくとも一方の表面に難燃性層が積層されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
組み立て解体可能な防音室であって、
床に載置される床パネルと、
前記床パネル上に立設される複数の壁パネルと、
前記床パネル上に立設し、複数の壁パネルとともに室内空間を形成する扉付きパネルと、
前記扉付きパネルと複数の前記壁パネルの上端部に載置され、前記室内空間を塞ぐ天井パネルとを備え、
前記扉付きパネルは開閉可能に取り付けられる扉部を有し、
前記床パネル、前記壁パネル、前記扉付きパネル及び前記天井パネルのそれぞれは、段ボール製であり、少なくとも一方の表面に難燃性層が積層されていることを特徴とする防音室。
続きを表示(約 370 文字)
【請求項2】
前記難燃性層は、一方面に粘着層を有する難燃性シートであることを特徴とする請求項1に記載の防音室。
【請求項3】
前記難燃性シートは、他方面に印刷層を有する難燃性壁紙であることを特徴とする請求項3に記載の防音室。
【請求項4】
前記床パネル、前記壁パネル、前記扉付きパネル及び前記天井パネルのそれぞれは、段ボール板を複数積層して形成されることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の防音室。
【請求項5】
段ボール板を複数積層して形成される前記床パネル、前記壁パネル、前記扉付きパネル及び前記天井パネルのそれぞれは、一方面に粘着層を有する難燃性シートが外周に巻回配置されることにより、複数の段ボール板の積層体が一体化されていることを特徴とする請求項4に記載の防音室。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、防音室に関する。特に段ボール製の防音室に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、建物内や住宅内に設置され、楽器演奏の練習などに利用される組み立て式の防音室が知られている。この防音室としては、例えば、床面に対して立設し、相互に接合される複数の壁パネル(遮音パネル)と、これらの遮音パネルの上端に架け渡される天井パネルと、遮音パネルで仕切られた内部空間内の床面に敷かれる床パネルとによって形成されている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平11-93292号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の防音室の遮音パネルは、遮音ボードとして、その面方向に直交する方向への撓みを生じないような十分な板厚および強度を有する材料を使用している。その結果、一対の遮音ボードの重量が大きいものとなり、防音室の施工において、遮音パネルを床面から立ち上がる状態で保持しつつ、他の遮音パネルと連結させることは容易ではなく、危険を伴うおそれがある。従って、防音室の組み立て施工は業者が必要となり、個人で組み立てを行うことが難しいという問題があった。
【0005】
本発明は上記の問題を解決すべく、個人で組み立てや解体が可能な防音室を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の上記目的は、組み立て解体可能な防音室であって、床に載置される床パネルと、前記床パネル上に立設される複数の壁パネルと、前記床パネル上に立設し、複数の壁パネルとともに室内空間を形成する扉付きパネルと、前記床パネルと前記壁パネルとの間、及び、前記床パネルと前記扉付きパネルとの間を連結する床フレーム体と、隣り合う前記扉付きパネルと前記壁パネルとの間、及び、隣り合う前記壁パネル同士の間を連結する壁連結部と、前記扉付きパネルと複数の前記壁パネルの上端部に載置され、前記室内空間を塞ぐ天井パネルとを備え、 前記扉付きパネルは開閉可能に取り付けられる扉部を有し、前記床パネル、前記壁パネル、前記扉付きパネル及び前記天井パネルのそれぞれは、段ボール製であり、少なくとも一方の表面に難燃性層が積層されていることを特徴とする防音室。により達成される。
【0007】
この防音室において、前記難燃性層は、一方面に粘着層を有する難燃性シートであることが好ましい。
【0008】
また、前記難燃性シートは、他方面に印刷層を有する難燃性壁紙であることが好ましい。
【0009】
また、前記床パネル、前記壁パネル、前記扉付きパネル及び前記天井パネルのそれぞれは、段ボール板を複数積層して形成されることが好ましい。
【0010】
また、段ボール板を複数積層して形成される前記床パネル、前記壁パネル、前記扉付きパネル及び前記天井パネルのそれぞれは、一方面に粘着層を有する難燃性シートが外周に巻回配置されることにより、複数の段ボール板の積層体が一体化されていることが好ましい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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