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公開番号
2025034773
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-13
出願番号
2023141382
出願日
2023-08-31
発明の名称
駐車装置
出願人
極東開発工業株式会社
代理人
個人
主分類
E04H
6/18 20060101AFI20250306BHJP(建築物)
要約
【課題】ワイヤーやチェーンの伸びを確認しやすい駐車装置を提供する。
【解決手段】載置台10を有し、載置台10に車両を搭載して、車両を立体的に駐車させる駐車装置である。載置台10は索条部材23で吊り下げられて昇降するものであり、載置台10には貫通孔57があり、索条部材23には係止部66が設けられており、索条部材23は貫通孔を57通過して貫通孔57の下にある。索条部材23を引き上げると、前記係止部66が前記貫通孔57と直接的又は間接的に接して載置台10を上昇させる。
【選択図】図11
特許請求の範囲
【請求項1】
載置台を有し、当該載置台に車両を搭載して、当該車両を立体的に駐車させる駐車装置において、
前記載置台は索条部材で吊り下げられて昇降するものであり、
前記載置台には貫通孔があり、前記索条部材には係止部が設けられており、前記索条部材は前記貫通孔を通過して前記貫通孔の下にあり、
前記索条部材を引き上げると、前記係止部が前記貫通孔と直接的又は間接的に接して載置台を上昇させることを特徴とする駐車装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
載置台を有し、当該載置台に車両を搭載して、当該車両を立体的に駐車させる駐車装置において、
前記載置台は索条部材で吊り下げられて昇降するものであり、
前記載置台には貫通孔があり、前記索条部材には係止部が設けられており、
弾性体と、当該弾性体の全長を規制する規制部材を有し、当該規制部材は、前記係止部に直接的又は間接的に接して前記索条部材に吊り下げられた状態であり、
前記貫通孔と係止部の間に前記弾性体があり、前記弾性体によって索条部材が下方に付勢されており、
前記索条部材を引き上げると、前記弾性体が圧縮されて縮み、前記規制部材が移動して前記貫通孔と直接的又は間接的に接して載置台を上昇させることを特徴とする駐車装置。
【請求項3】
前記規制部材はカラー部材であり、前記弾性体はばねであり、当該ばねは、圧縮コイルばねであって中心に空間があり、
前記ばねの自然長は前記カラー部材よりも長く、
前記カラー部材の中に前記ばねが配され、前記索条部材は、前記ばねの空間を通過して当該ばねの下側に前記係止部があり、
前記索条部材を引き上げると、前記ばねが圧縮されて縮み、前記カラー部材が前記貫通孔と直接的又は間接的に接して載置台を上昇させることを特徴とする請求項2に記載の駐車装置。
【請求項4】
載置台を有し、当該載置台に車両を搭載して、当該車両を立体的に駐車させる駐車装置において、
前記載置台は索条部材で吊り下げられて昇降するものであり、
前記載置台には貫通孔があり、
カラー部材と、ばねを有し、当該ばねは、圧縮コイルばねであって中心に空間があり、
前記ばねの自然長は前記カラー部材よりも長く、
前記カラー部材の中に前記ばねが配され、前記索条部材は、前記ばねの空間を通過して当該ばねの下側に前記係止部があり、前記カラー部材は前記係止部に直接的又は間接的に接して前記索条部材に吊り下げられた状態であり、
前記索条部材を引き上げると、前記ばねが圧縮されて縮み、前記カラー部材が移動して前記貫通孔と直接的又は間接的に接して載置台を上昇させることを特徴とする駐車装置。
【請求項5】
載置台は、車両を搭載する車両配置領域があり、前記貫通孔は、前記車両配置領域の幅方向に収まる領域にあって、当該車両配置領域から張り出した位置にあることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の駐車装置。
【請求項6】
前記載置台は車両の車輪が接地する車輪設置領域があり、
前記載置台には索条接続部があり、
当該索条接続部に前記貫通孔が設けられた支持板があり、当該支持板は、前記車輪設置領域よりも高い位置に設けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の駐車装置。
【請求項7】
前記索条部材に印が付されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の駐車装置。
【請求項8】
車両が載置される階を構成する基礎フレームと、当該基礎フレームの所定の階に設置されていて当該階を横行する横行フレームとを有し、
前記載置台は前記横行フレームから索条部材で吊り下げられて昇降するものであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の駐車装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、機械式の駐車装置に関するものであり、特にワイヤー等でパレットを昇降させる機構を備えた駐車装置に関するものである。
続きを表示(約 3,000 文字)
【背景技術】
【0002】
限られた面積の土地を有効利用し、より多数の自動車を駐車させる装置として、機械式の駐車装置が知られている。
機械式駐車装置は、自動車を立体的に駐車させる装置である。代表的な機械式駐車装置は、自動車を載置するパレットと、このパレットを昇降させる昇降装置を有している。
機械式駐車装置では、車両出入り部からパレット収容エリアに自動車を導入し、パレットに自動車を載置し、パレットを昇降して所定の階に自動車を配置する。また、パズル式立体駐車装置と称されるものは、パレットを昇降させるだけでなく、パレットを横行させる機能も備えている。立体駐車装置は、例えば特許文献1に開示されている。
特許文献1に開示された駐車装置では、パレットがチェーンによって吊り下げられている。特許文献1に開示された駐車装置では余分なチェーンが絡まない様にチェーンの中ほどの部分にバランスウエイトが取り付けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-161748号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ワイヤーやチェーンは、長期に渡って使用すると伸びる。即ちワイヤーは、長期に渡って使用すると全体が平均的に伸びる。チェーンは、長期に渡って使用すると各コマのピン同士の間隔が広がり、結果的に全長が伸びる。
ワイヤーやチェーン等の索条部材は、一定の周期で取り換えることが望ましいが、定期点検によって伸びを把握することが望ましい。
本発明は上記した問題に注目し、ワイヤーやチェーンの伸びを確認しやすい駐車装置を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記した課題を解決するための態様は、載置台を有し、前記載置台に車両を搭載して、当該車両を立体的に駐車させる駐車装置において、前記載置台は索条部材で吊り下げられて昇降するものであり、前記載置台には貫通孔があり、前記索条部材には係止部が設けられており、前記索条部材は前記貫通孔を通過して前記貫通孔の下にあり、前記索条部材を引き上げると、前記係止部が前記貫通孔と直接的又は間接的に接して載置台を上昇させることを特徴とする駐車装置である。
【0006】
本態様の駐車装置では、索条部材を引き上げると、係止部が上昇して貫通孔と直接的又は間接的に接し、載置台を上昇させる。一方、索条部材を下げて載置台を所定の位置に降下し、当該載置台を床面その他の何らかの部材で支持すると、前記係止部はさらに降下して前記貫通孔から離れる。
ここで索条部材が新しければ、係止部の降下量が少なく、索条部材が伸びていれば係止部の降下量が増大する。
そのため係止部の降下量の変動を記録すれば、索条部材の伸び量を知ることができる。
また本態様では、貫通孔が載置台に設けられているので、作業者による確認が容易である。
【0007】
上記した課題を解決するためのもう一つの態様は、載置台を有し、当該載置台に車両を搭載して、当該車両を立体的に駐車させる駐車装置において、前記載置台は索条部材で吊り下げられて昇降するものであり、前記載置台には貫通孔があり、前記索条部材には係止部が設けられており、弾性体と、当該弾性体の全長を規制する規制部材を有し、当該規制部材は、前記係止部に直接的又は間接的に接して前記索条部材に吊り下げられた状態であり、前記貫通孔と係止部の間に前記弾性体があり、前記弾性体によって索条部材が下方に付勢されており、前記索条部材を引き上げると、前記弾性体が圧縮されて縮み、前記規制部材が移動して前記貫通孔と直接的又は間接的に接して載置台を上昇させることを特徴とする駐車装置である。
【0008】
本態様の駐車装置では、索条部材を引き上げると、係止部が上昇して貫通孔と直接的又は間接的に接し、載置台を上昇させる。一方、索条部材を下げて載置台を所定の位置に降下し、当該載置台を床面その他の何らかの部材で支持すると、前記係止部はさらに降下して前記貫通孔から離れる。
ここで索条部材が新しければ、係止部の降下量が少なく、索条部材が伸びていれば係止部の降下量が増大する。
そのため係止部の降下量の変動を記録すれば、索条部材の伸び量を知ることができる。
また本態様では、貫通孔が載置台に設けられているので、作業者による確認が容易である。
本態様によると、索条部材が弾性体によって下方に付勢されているので、索条部材の弛みやたるみが取れ、正確な長さを確認することができる。
本態様によると、索条部材が下方にひかれて真っすぐな状態になるので、索条部材が車両配置領域側に張り出すことがなく、車両との接触を防ぐことができる。またプーリやチェーン等から索条部材が離脱することを防ぐこともできる。
なお、特許文献1に開示された駐車装置は、バランスウエイトを有しているが、当該バランスウェイトは、余分なチェーンが絡まない様にチェーンの中央部を引っ張るものであり、スプロケットと載置台の間に懸架されチェーンの弛みを解消することはできない。
本態様の駐車装置は、弾性体の全長を規制する規制部材を有している。
本態様の駐車装置では、索条部材を引き上げると弾性体が圧縮されて縮むが、弾性体の全長は規制部材によって制限され、一定以上には縮まない。そして弾性体が一定限度まで縮むと、規制部材が貫通孔と直接的又は間接的に接して載置台を上昇させる。
そのため、弾性体に過度の力が掛からず、弾性体が傷まない。
また本態様の駐車装置では、規制部材は載置台側に固定されておらず、索条部材から吊り下げられた状態である。そのため規制部材はね原則的に索条部材の下端近傍にあり、索条部材を保護する。
【0009】
上記した態様において、前記規制部材はカラー部材であり、前記弾性体はばねであり、当該ばねは、圧縮コイルばねであって中心に空間があり、前記ばねの自然長は前記カラー部材よりも長く、前記カラー部材の中に前記ばねが配され、前記索条部材は、前記ばねの空間を通過して当該ばねの下側に前記係止部があり、前記索条部材を引き上げると、前記ばねが圧縮されて縮み、前記カラー部材が前記貫通孔と直接的又は間接的に接して載置台を上昇させることが望ましい。
【0010】
本態様の駐車装置は、弾性体の全長がカラー部材によって規制される。
本態様の駐車装置では、索条部材を引き上げるとばねが圧縮されて縮むが、ばねの全長はカラー部材によって制限され、一定以上には縮まない。そしてばねが一定限度まで縮むと、カラー部材が貫通孔と直接的又は間接的に接して載置台を上昇させる。
そのため、ばねに過度の力が掛からず、ばねが傷まない。
また本態様によると、ばねの周囲がカラーで囲まれているので、ばねが傷まない。またばねは周囲に凹凸があり、載置台を昇降させたときに他の部材に引っかかり易いが、本態様によると、ばねの周囲がカラーで覆われており、載置台を昇降させたときに他の部材に引っかかりにくい。
(【0011】以降は省略されています)
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