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公開番号2025019732
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-07
出願番号2023123505
出願日2023-07-28
発明の名称駐車装置
出願人極東開発工業株式会社
代理人個人
主分類E04H 6/18 20060101AFI20250131BHJP(建築物)
要約【課題】載置台を上昇させる際に、他のものに引っかかりにくい駐車装置を提供する。
【解決手段】載置台10と、当該載置台10を昇降して降下位置と上昇位置で停止させる昇降機構を有し、前記載置台10に車両を搭載して、当該車両を立体的に駐車させる駐車装置である。前記載置台の少なくとも一部を誘導する誘導部材50を有し、当該誘導部材50は、一対の係合部51と被係合部52を有している。載置台10が上昇して前記上昇位置に近づくと係合部51が被係合部52と係合し、載置台10の少なくとも一部が誘導部材50に誘導されて所定の上昇軌跡に沿って上昇する。
【選択図】図11
特許請求の範囲【請求項1】
載置台と、当該載置台を昇降して降下位置と上昇位置で停止させる昇降機構を有し、前記載置台に車両を搭載して、当該車両を立体的に駐車させる駐車装置において、
前記載置台の少なくとも一部を誘導する誘導部材を有し、当該誘導部材は、一対の係合部と被係合部を有し、前記係合部と被係合部の一方は上昇位置の近傍にあり、前記係合部と被係合部の他方は前記載置台に設置されており、
前記載置台が上昇して前記上昇位置に近づくと前記係合部が前記被係合部と係合し、前記載置台の少なくとも一部が誘導部材に誘導されて所定の上昇軌跡に沿って上昇することを特徴とする駐車装置。
続きを表示(約 920 文字)【請求項2】
前記係合部は棒状部を有し、前記被係合部は孔を有し、前記棒状部が前記孔に挿入されて前記載置台の少なくとも一部の移動軌跡が規制されることを特徴とする請求項1に記載の駐車装置。
【請求項3】
前記係合部は棒状部を有し、前記被係合部は孔を有し、前記棒状部が前記孔に挿入されて前記載置台の少なくとも一部の移動軌跡が規制されるものであり、
前記孔は開口部の断面積が前記棒状部の断面積よりも相当に大きく、前記孔の奥側は前記開口部よりも断面積が小さいことを特徴とする請求項1に記載の駐車装置。
【請求項4】
前記係合部は棒状部を有し、前記被係合部は孔を有し、前記棒状部が前記孔に挿入されて前記載置台の少なくとも一部の移動軌跡が規制されるものであり、
前記孔は開口部の近傍にロート状部があり、前記孔の奥側には直線状部があり、前記棒状部は前記ロート状部に導かれて前記直線状部に入ることを特徴とする請求項1に記載の駐車装置。
【請求項5】
前記係合部は棒状部を有し、前記被係合部は孔を有し、前記棒状部が前記孔に挿入されて前記載置台の少なくとも一部の移動軌跡が規制されるものであり、
棒状部は先端が根本側に比べて細いことを特徴とする請求項1に記載の駐車装置。
【請求項6】
前記係合部は上昇位置に固定され、前記被係合部は前記載置台に設置されていることを特徴とする請求項1に記載の駐車装置。
【請求項7】
車両が載置される階を構成する基礎フレームと、当該基礎フレームの所定の階に設置されていて当該階を横行する横行フレームとを有し、
前記載置台は前記横行フレームから索条部材で吊り下げられて昇降するものであり、
前記横行フレームに前記係合部と被係合部の一方が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の駐車装置。
【請求項8】
載置台の落下を防ぐ落下防止装置を有し、前記誘導部材は、前記載置台が落下防止装置の位置を通過する際に載置台の一部を誘導することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか記載の駐車装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、機械式の駐車装置に関するものであり、特にワイヤーやチェーン等でパレットを昇降させる機構を備えた駐車装置に関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
限られた面積の土地を有効利用し、より多数の自動車を駐車させる装置として、機械式の駐車装置が知られている。
機械式駐車装置は、自動車を立体的に駐車させる装置である。代表的な機械式駐車装置は、自動車を載置するパレットと、このパレットを昇降させる昇降装置を有している。
機械式駐車装置では、車両出入り部からパレット収容エリアに自動車を導入し、パレットに自動車を載置し、パレットを昇降して所定の階に自動車を配置する。
また、パズル式立体駐車装置と称されるものは、パレットを昇降させるだけでなく、パレットを横行させる機能も備えている。立体駐車装置は、例えば特許文献1に開示されている。
特許文献1に開示された駐車装置では、パレットがチェーンによって吊り下げられている。特許文献1に開示された駐車装置には、パレットの落下を防止する落下防止装置が設けられている。落下防止装置は、パレットの昇降経路上に出没するストッパを有している。
仮にパレットを吊り下げているチェーンが切れて、パレットが支持を失って落下しても、パレットはストッパに当たって落下が停止し、下までは落ちない。
そのため仮にチェーンが切れても、重大事故にはつながらない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-161748号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ストッパは、ばねによって昇降経路上に突出する方向に付勢されている。ストッパは、昇降経路側から没入方向に押圧されると、ばねに抗して昇降経路から退避する。そのため、パレットの上昇時にパレットの一部がストッパに当たると、ストッパは、パレットに押されて引き込む。そのため、パレットの上昇時にパレットの一部がストッパに当たっても、パレットは支障なく上昇する。
しかしながら、パレットの上昇時にパレットの一部が落下防止装置のハウジングに引っかかると、パレットを上昇させることができない。
また落下防止装置以外の部材にパレットが引っかかっても、パレットを上昇させることができない。
【0005】
本発明は、上記した課題を解決するものであり、パレット(載置台)を上昇させる際に、他のものに引っかかりにくい駐車装置を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記した課題を解決するための態様は、載置台と、当該載置台を昇降して降下位置と上昇位置で停止させる昇降機構を有し、前記載置台に車両を搭載して、当該車両を立体的に駐車させる駐車装置において、前記載置台の少なくとも一部を誘導する誘導部材を有し、当該誘導部材は、一対の係合部と被係合部を有し、前記係合部と被係合部の一方は上昇位置の近傍にあり、前記係合部と被係合部の他方は前記載置台に設置されており、前記載置台が上昇して前記上昇位置に近づくと前記係合部が前記被係合部と係合し、前記載置台の少なくとも一部が誘導部材に誘導されて所定の上昇軌跡に沿って上昇することを特徴とする駐車装置である。
【0007】
載置台を上昇させる際に障害となりえる部材は、載置台の上昇位置の近傍に多い。
本態様はこの点に注目したものであり、誘導部材の係合部と被係合部の一方は上昇位置の近傍にあり、他方は載置台に設置されている。そして載置台が上昇して上昇位置に近づくと係合部が被係合部と係合し、載置台が誘導部材に誘導されて所定の上昇軌跡に沿って上昇する。そのため載置台は上昇位置の近傍においては所定の上昇軌跡に沿って上昇し、他の部材に引っかからない。
【0008】
上記した態様において、前記係合部は棒状部を有し、前記被係合部は孔を有し、前記棒状部が前記孔に挿入されて前記載置台の少なくとも一部の移動軌跡が規制されることが望ましい。
【0009】
本態様においては、載置台が上昇して上昇位置に近づくと係合部の棒状部が被係合部の孔に入り、載置台を誘導する。
【0010】
上記した各態様において、前記係合部は棒状部を有し、前記被係合部は孔を有し、前記棒状部が前記孔に挿入されて前記載置台の少なくとも一部の移動軌跡が規制されるものであり、前記孔は開口部の断面積が前記棒状部の断面積よりも相当に大きく、前記孔の奥側は前記開口部よりも断面積が小さいことが望ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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