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公開番号
2025018697
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-06
出願番号
2023122642
出願日
2023-07-27
発明の名称
ブース
出願人
株式会社オカムラ
代理人
個人
主分類
E04H
1/12 20060101AFI20250130BHJP(建築物)
要約
【課題】ブース内外の音の影響を抑制しつつ、低コスト化を図ることができるブースを提供する。
【解決手段】実施形態のブース1は、第1パネル15と、平面視で第1パネル15が延びる方向の一端部に接続されるとともに第1パネル15が延びる方向と直交する方向に延びる第2パネル16と、を備える。第1パネル15及び第2パネル16により作業空間10が形成される。ブース1は、平面視で第1パネル15と第2パネル16とがなす角部を作業空間10の上方から覆う遮蔽部80を更に備える。遮蔽部80は、平面視で第1パネル15とは反対側の縁部に、第1パネル15が延びる方向で第2パネル16とは反対側に向かうに従い第1パネル15に近づくように傾斜して延びる遮蔽側傾斜縁部80e2を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
第1パネルと、平面視で前記第1パネルが延びる方向の一端部に接続されるとともに前記第1パネルが延びる方向と交差する方向に延びる第2パネルと、を備え、前記第1パネル及び前記第2パネルにより作業空間が形成されるブースにおいて、
前記ブースは、前記平面視で前記第1パネルと前記第2パネルとがなす角部を前記作業空間の上方から覆う遮蔽部を更に備え、
前記遮蔽部は、前記平面視で前記第1パネルとは反対側の縁部に、前記第1パネルが延びる方向で前記第2パネルとは反対側に向かうに従い前記第1パネルに近づくように傾斜して延びる遮蔽側傾斜縁部を備える、
ブース。
続きを表示(約 750 文字)
【請求項2】
前記作業空間において前記遮蔽部の下方に配置され、上方を向く作業面を有する天板を更に備え、
前記天板は、前記平面視で前記第1パネルとは反対側の縁部に、前記第1パネルが延びる方向で前記第2パネルとは反対側に向かうに従い前記第1パネルに近づくように傾斜して延びる天板側傾斜縁部を備える、
請求項1に記載のブース。
【請求項3】
前記第1パネル及び前記第2パネルの各々は、前記作業空間に面するブース内側に吸音機能を持つ吸音部を有するとともに、前記ブース内側とは反対側のブース外側に遮音機能を持つ遮音部を有する、
請求項1又は2に記載のブース。
【請求項4】
前記遮蔽部は、前記平面視で前記天板の作業面領域よりも内側に配置される、
請求項2に記載のブース。
【請求項5】
前記遮蔽部は、前記ブース内側に前記吸音部を有するとともに、前記ブース外側に前記遮音部を有する、
請求項3に記載のブース。
【請求項6】
前記平面視で前記第1パネルが延びる方向の他端部に接続されるとともに前記第1パネルが延びる方向と交差する方向に延びる第3パネルを更に備え、
前記遮蔽部は、前記平面視で前記第1パネルと前記第3パネルとがなす角部を覆っている、
請求項1又は2に記載のブース。
【請求項7】
前記平面視で前記第1パネルが延びる方向の他端部に接続されるとともに前記第1パネルが延びる方向と交差する方向に延びる第3パネルを更に備え、
前記作業空間において前記第1パネルと前記第3パネルとがなす角部は、上方に開放されている、
請求項1又は2に記載のブース。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ブースに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
オフィスや公共施設等において、複数のパネルを連結して、個人用の執務や作業を行うための空間を形成するブースが知られている(例えば、特許文献1参照)。例えば、ブースの上方は開放されている場合、ブースの上方を通ってブース内から外へ音漏れしたり(この音漏れの例としては、ブース内使用者の作業音や、電話・オンライン会議等での発話等)、ブース外からブース内へ雑音が入り込んだりする課題がある。このため、ブースの上方開放部を覆うことができる屋根パネルを設けることがある(例えば、特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
登録実用新案第3009775号公報
特開2022-44516号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、ブース上部の開放部全域を覆うような大型の屋根パネルを設ける場合、コストがかかる可能性が高い。
【0005】
そこで本発明は、ブース内外の音の影響を抑制しつつ、低コスト化を図ることができるブースを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本発明の一態様に係るブースは、第1パネルと、平面視で前記第1パネルが延びる方向の一端部に接続されるとともに前記第1パネルが延びる方向と交差する方向に延びる第2パネルと、を備え、前記第1パネル及び前記第2パネルにより作業空間が形成されるブースにおいて、前記ブースは、前記平面視で前記第1パネルと前記第2パネルとがなす角部を前記作業空間の上方から覆う遮蔽部を更に備え、前記遮蔽部は、前記平面視で前記第1パネルとは反対側の縁部に、前記第1パネルが延びる方向で前記第2パネルとは反対側に向かうに従い前記第1パネルに近づくように傾斜して延びる遮蔽側傾斜縁部を備える。
本態様によれば、ブース内の使用者が第1パネルと第2パネルとがなす角部に向かって作業する場合、使用者が発する音は第1パネル、第2パネル及び遮蔽部により遮られるため、ブース外への音漏れを抑制することができる。加えて、ブース外の雑音がブース内の使用者に伝わることを抑制することができる。加えて、遮蔽部を作業空間の上方全域に設けることなく、角部に設ければ済む。そのため、遮蔽部を小型化することができ、低コスト化を図ることができる。したがって、ブース内外の音の影響を抑制しつつ、低コスト化を図ることができる。
【0007】
(2)上記(1)の態様において、前記ブースは、前記作業空間において前記遮蔽部の下方に配置され、上方を向く作業面を有する天板を更に備え、前記天板は、前記平面視で前記第1パネルとは反対側の縁部に、前記第1パネルが延びる方向で前記第2パネルとは反対側に向かうに従い前記第1パネルに近づくように傾斜して延びる天板側傾斜縁部を備えてもよい。
本態様によれば、ブース内の使用者が天板側傾斜縁部に向き合って天板の作業面を利用する場合、使用者が発する音は第1パネル、第2パネル及び遮蔽部により遮られるため、ブース外への音漏れをより好適に抑制することができる。
【0008】
(3)上記(1)又は(2)の態様において、前記第1パネル及び前記第2パネルの各々は、前記作業空間に面するブース内側に吸音機能を持つ吸音部を有するとともに、前記ブース内側とは反対側のブース外側に遮音機能を持つ遮音部を有してもよい。
本態様によれば、ブース内の使用者が発する音は第1パネル及び第2パネルの各々の吸音部により吸収されるため、ブース外への音漏れをより好適に抑制することができる。
【0009】
(4)上記(2)の態様において、前記遮蔽部は、前記平面視で前記天板の作業面領域よりも内側に配置されてもよい。
本態様によれば、ブース上方からの照明光が遮蔽部によって遮られないため、使用者の手元を照らすことができる。
【0010】
(5)上記(3)の態様において、前記遮蔽部は、前記ブース内側に前記吸音部を有するとともに、前記ブース外側に前記遮音部を有してもよい。
本態様によれば、ブース内の使用者が発する音は第1パネル、第2パネル及び遮蔽部の各々の吸音部により吸収されるため、ブース外への音漏れをより好適に抑制することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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