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公開番号
2025076875
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-16
出願番号
2023188806
出願日
2023-11-02
発明の名称
充電コネクタおよび買い物カート
出願人
東芝テック株式会社
,
株式会社オカムラ
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
H01R
13/64 20060101AFI20250509BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】簡易な構造で、電気的な接点に手を触れても感電のおそれがない充電コネクタおよび買い物カートを提供する。
【解決手段】充電コネクタは、電源ユニットと、電源ユニットからの電圧信号によって自身が備えるバッテリに充電を行う買い物カート(被充電体)とを接続する、または、買い物カートと、別の買い物カートとを接続する。充電コネクタは、電源ユニットからの電圧信号を出力するソケット(出力コネクタ)と、ソケットと挿抜可能であって、ソケットと電気的に接続されるプラグ(入力コネクタ)と、ソケットの側に備えられて、ソケットとプラグとが所定の接触状態であるかを検出する接触判定部と、接触判定部が所定の接触状態であると判定したことを条件として、ソケットからプラグへの通電を行い、接触判定部が所定の接触状態であると判定しないことを条件として、ソケットからプラグへの通電を行わない通電制御部と、を備える。
【選択図】図16
特許請求の範囲
【請求項1】
電源と、前記電源からの電圧信号によって自身が備えるバッテリに充電を行う被充電体とを接続する、または、前記被充電体と、別の被充電体とを接続する充電コネクタであって、
前記電源からの電圧信号を出力する出力コネクタと、
前記出力コネクタと挿抜可能であって、当該出力コネクタと電気的に接続される入力コネクタと、
前記出力コネクタの側に備えられて、当該出力コネクタと前記入力コネクタとが所定の接触状態であるかを検出する接触判定部と、
前記接触判定部が所定の接触状態であると判定したことを条件として、前記出力コネクタから前記入力コネクタへの通電を行い、前記接触判定部が所定の接触状態であると判定しないことを条件として、前記出力コネクタから前記入力コネクタへの通電を行わない通電制御部と、を備える
充電コネクタ。
続きを表示(約 940 文字)
【請求項2】
前記出力コネクタは、導電性を有するソケットと、当該ソケットの外周を取り囲むソケットハウジングとを備えて、
前記入力コネクタは、前記ソケットと挿抜可能に接続する、導電性を有するプラグと、当該プラグとの間に隙間を有して前記プラグを取り囲むプラグハウジングとを備えて、
前記プラグハウジングの内周面を、前記ソケットハウジングの外周面に沿って差し入れることによって、前記ソケットと前記プラグとが接続する、
請求項1に記載の充電コネクタ。
【請求項3】
前記接触判定部は、前記ソケットハウジングに設置されて、前記ソケットに前記プラグが所定量挿入されたことを検出するスイッチを備えて、
前記スイッチが、前記ソケットに前記プラグが所定量挿入されたことを検出したことを条件として、前記出力コネクタと前記入力コネクタとが所定の接触状態であると判定する、
請求項2に記載の充電コネクタ。
【請求項4】
前記プラグが前記ソケットに挿入された状態にあるときに、前記ソケットハウジングと前記プラグハウジングとの互いに接近した位置の少なくとも一方にマグネットが設置されて、他方に強磁性体を設置されるか、
或いは、前記ソケットハウジングと前記プラグハウジングとの互いに接近した位置の両方にマグネットが設置される、
請求項2または請求項3に記載の充電コネクタ。
【請求項5】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の充電コネクタを、自身の前方と後方とに備える買い物カートであって、
1台目の買い物カートの前方に備えられた前記入力コネクタを前記電源の前記出力コネクタに接続して、2台目以降の前記買い物カートの前記入力コネクタを、自身の前方の買い物カートの後方に備えられた前記出力コネクタに接続することによって、複数の前記買い物カートを、互いに重なり合った状態でスタックさせた際に、前記出力コネクタと前記入力コネクタとが接続されることによって、自身が備える、購入商品の登録に係る各種処理を行う商品販売データ処理装置を動作させるバッテリに充電を行う、
買い物カート。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、充電コネクタおよび買い物カートに関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、買い物カートに商品登録装置を搭載して、客が店舗で買い物を行いながら、客自身で購入する商品を登録することができる買い物カートが提案されている。このような買い物カートは、定位置に移動されて、商品登録装置を動作させるためのバッテリに充電を行っていた(例えば、特許文献1)。
【0003】
このような買い物カートでは、複数の買い物カートを重ねわせてスタックした状態で、自身が備えるバッテリに充電することができるようになっている。そのため、各買い物カートは電気的な接点で接続される構成となっている。上流側の接点には、電源からの電力が供給されているため、誤って手を触れると感電のおそれがあるという問題があった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解決しようとする課題は、簡易な構造で、電気的な接点に手を触れても感電のおそれがない充電コネクタおよび買い物カートを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態の充電コネクタは、電源と、電源からの電圧信号によって自身が備えるバッテリに充電を行う被充電体とを接続する、または、被充電体と、別の被充電体とを接続する。充電コネクタは、出力コネクタと、入力コネクタと、接触判定部と、通電制御部と、を備える。出力コネクタは、電源からの電圧信号を出力する。入力コネクタは、出力コネクタと挿抜可能であって、出力コネクタと電気的に接続される。接触判定部は、出力コネクタの側に備えられて、出力コネクタと入力コネクタとが所定の接触状態であるかを検出する。通電制御部は、接触判定部が所定の接触状態であると判定したことを条件として、出力コネクタから入力コネクタへの通電を行い、接触判定部が所定の接触状態であると判定しないことを条件として、出力コネクタから入力コネクタへの通電を行わない。
【0006】
また、実施形態の買い物カートは、入力コネクタを電源の出力コネクタに接続して、2台目以降の買い物カートの入力コネクタを、自身の前方の買い物カートの出力コネクタに接続することによって、複数の買い物カートを、互いに重なり合った状態でスタックさせた際に、出力コネクタと入力コネクタとが接続されることによって、自身が備える、購入商品の登録と決済とに係る処理を行う商品販売データ処理装置を動作させるバッテリに充電を行う。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、実施形態の買い物カートの第1の斜視図である。
図2は、実施形態の買い物カートの第2の斜視図である。
図3は、実施形態の買い物カートをスタックした状態で、バッテリに充電を行っている様子を示す図である。
図4は、実施形態の買い物カートのハードウェア構成の一例を示すハードウェアブロック図である。
図5は、実施形態の買い物カートが備える出力コネクタの要部構成を示す図である。
図6は、出力コネクタの詳細構造を示す斜視図である。
図7は、実施形態の買い物カートが備える入力コネクタの要部構成を示す図である。
図8は、入力コネクタの詳細構造を示す斜視図である。
図9は、出力コネクタカバーに取り付けられるマグネットについて説明する図である。
図10は、出力コネクタに入力コネクタが挿入される様子を示す第1の図である。
図11は、出力コネクタに入力コネクタが挿入される様子を示す第2の図である。
図12は、出力コネクタに入力コネクタが挿入される様子を示す第3の図である。
図13は、実施形態の買い物カートにおける入力コネクタを含む部分の断面図である。
図14は、実施形態の買い物カートにおける入力コネクタを含む部分の斜視図である。
図15は、実施形態の買い物カートにおける入力コネクタの斜視図である。
図16は、実施形態の買い物カートが備える通電制御回路の機能構成の一例を示すブロック図である。
図17は、実施形態の電源ユニットと買い物カートとが結合された状態を示す斜視図である。
図18は、実施形態の電源ユニットの斜視図である。
図19は、実施形態の電源ユニットにおける第1の案内部を含む部分と買い物カートにおける被案内部とを含む部分との断面図であって、電源ユニットの出力コネクタと買い物カートの入力コネクタとが離間した状態の図である。
図20は、実施形態の電源ユニットにおける第2の案内部を含む部分と買い物カートにおける入力コネクタを含む部分との断面図であって、電源ユニットの出力コネクタと買い物カートの入力コネクタとが離間した状態の図である。
図21は、実施形態の電源ユニットにおける第1の案内部を含む部分と買い物カートにおける被案内部とを含む部分との断面図であって、電源ユニットの出力コネクタと買い物カートの入力コネクタとが結合した状態の図である。
図22は、実施形態の電源ユニットにおける第2の案内部を含む部分と買い物カートにおける入力コネクタを含む部分との断面図であって、電源ユニットの出力コネクタと買い物カートの入力コネクタとが結合した状態の図である。
図23は、実施形態の第1の案内部と被案内部との関係を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して、実施形態について詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
【0009】
以下、図面を用いて、本開示の実施形態である買い物カート10について説明する。
【0010】
(買い物カートの概略構成)
図1と図2を用いて、実施形態の買い物カート10の概略構成を説明する。図1は、実施形態の買い物カートの第1の斜視図である。図2は、実施形態の買い物カートの第2の斜視図である。
(【0011】以降は省略されています)
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