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公開番号
2025004722
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-15
出願番号
2023114081
出願日
2023-06-26
発明の名称
次世代電気自動車向けの駐車場
出願人
個人
代理人
主分類
E04H
6/10 20060101AFI20250107BHJP(建築物)
要約
【課題】今後開発される電気自動車は車内の広い居住空間を活用して、車を「人や物を運ぶ道具」ではなく、車内で寝食が可能な「移動できる居住空間」としての利用が期待される。しかしこのタイプの電気自動車を現有の駐車場で駐車するには安全面で問題が多く、安心して駐車できない。
【解決手段】車両本体に蓄電池、上水タンク、下水タンク及び空気圧縮機を搭載して車内で飲食、トイレ、シャワー、睡眠等の日常生活が可能な次世代電気自動車(=EV車と称す)が駐車する駐車場であって、EV車単位当たりの駐車スペースが隣接するEV車との距離で2m以上離れた専用の用地を有し、駐車するEV車毎に個別又は共通で、電力及び上水を供給する設備とEV車で発生する下水を受け入れる設備を備え、予め駐車場に登録されたEV車へ電力と上水を供給し、更にEV車で発生した下水を下水処理設備に受け入れることが可能な次世代EV車向けの駐車場。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車両本体に蓄電池、上水タンク、下水タンク及び空気圧縮機を搭載して車内で飲食、トイレ、シャワー、睡眠等の日常生活が可能な次世代電気自動車(=EV車と称す)が駐車する駐車場であって、EV車単位当たりの駐車スペースが隣接するEV車との距離で2m以上離れた専用の用地を有し、駐車するEV車毎に個別又は共通で、電力及び上水を供給する設備とEV車で発生する下水を受け入れる設備を備え、予め駐車場に登録されたEV車へ電力と上水を供給し、更にEV車で発生した下水を下水処理設備に受け入れることが可能な次世代EV車向けの駐車場。
続きを表示(約 640 文字)
【請求項2】
前記駐車場におけるEV車の電気、上水の使用量については、駐車スペース毎に個別又は共通でその使用量を計測する計量器を備え、供給したEV車に対して個別にその使用量を計量し記録することを特徴とする請求項1に記載の次世代EV車向けの駐車場。
【請求項3】
前記駐車場におけるEV車の利用時間については駐車スペース毎にその地表面又は近傍に圧力を感知して車の存在を判断する複数の検知器を取り付け、各々の検知器が感知した時刻により、入車か、又は出車かを判断し、その時間差によりEV車の利用時間を算出することを特徴とする請求項1に記載の次世代EV車向けの駐車場。
【請求項4】
上記EV車については車両の所有者が駐車場で事故や犯罪等の危険を察知した際に、その危険を発信又は受信できる警報器を取り付け、警報器に設置された警報発信ボタンを押すことにより、所有者が予め登録した駐車場内に駐車する他のEV車に対して警報を発信すると共に、同じ警報器を通して相手方のEV車からの警報を受信できることを特徴とする請求項1に記載の次世代EV車向けの駐車場。
【請求項5】
上記駐車場の設置場所については現有の大学が自らの大学で所有する敷地に設置して、在学する大学生に駐車場として利用させると共に、同様な駐車場を全国の大学に設置し、複数の大学間で駐車場を相互に共有して利用することを特徴とする請求項1に記載の次世代EV車向けの駐車場。
発明の詳細な説明
【発明の詳細な説明】
【】
【技術分野】
【0001】
本発明は次世代の乗用車として期待される電気自動車(以下EV車と称す)を安全に駐車するための駐車場の建設に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、わが国では地震に伴う津波に加え、大雨による洪水災害が多発している。これに対する国の呼びかけは「災害発生前の早期避難」である。しかし、この警報が発せられたとしても、老人や幼子を抱える家庭では移動の方策がなく、家に留まらざるを得ず、被災するケースが多数、散見される。
【0003】
上記の緊急時に消費者が求めるものは家族の命を守る身近な用具の確保である。この目的に叶う用具として洪水時に使用できる水陸両用の車両が検討されている。この車に求められる必須条件は万一、洪水時に車内に浸水しても、絶対に沈没しない車両を提供することである。
【0004】
一方、世界の自動車業界では現在、大きな変革が起きつつある。それは地球温暖化防止の一環として化石燃料を使うガソリン車から電気自動車(=EV車)への転換である。この変革に向けて世界の主要な自動車メーカーは遅くとも21世紀半ばまでにガソリン車の生産を中止すると発表している。
【0005】
EV車は環境面の利点に加え、居住性、静粛性に優れ、現状ではこの流れは止めることのできない潮流となっている。自動車メーカー各社はこの競争に打ち勝つには「動力源となる蓄電池の改良にある」とし、高性能で劣化しにくい蓄電池の開発に莫大な投資を計画している。
【0006】
一方でEV車は「電気屋と板金工がいれば誰にでも作れる」と言われる程、個性の出し難い商品である。各社とも蓄電池の性能強化だけでは市場を独占できないことを十分に認識しており、蓄電池の開発と並行して「如何にして他社にない独自の特徴を有するEV車を提供するか」を懸命に模索している。
【0007】
この独自の特徴を有するEV車として、発明者等は本年5月に次の特許を取得した。
特許番号特許第7282322号、 特許名称「トイレ付き水陸両用の電気自動車」。
この特許は先ず車を水陸両用とし、更に水陸両用向けに車内に設置した機器を用いて車内を居間、キッチン、トイレ、洗面等として使える機能を付加した。この結果、この発明によるEV車は通常時は移動可能な居住空間として、水害時には救命ボートとして、更に避難時は退避先での仮設住宅として使えるようになった。
【0008】
このEV車は車内の床面積6m2程度で、4名が搭乗できる小型車で、家族が災害時の避難用に使う外に日常生活では家事室、勉強室等、住居の一部として利用できる。このEV車であれば、既存の駐車場に駐車する際、何ら問題は発生しない。
【0009】
更に上記の小型車の車内面積を拡大して中型車として、機能の充実を計ることは容易に可能で、時を経ずして実用されると予想される。例えば車内の床面積を9m2とすれば、車内にシャワー、寝室等の機能を付加して、車を住居の一部ではなく、住居本体としての活用が可能となる。この大きさであれば、4名程度の小家族ならば数泊の小旅行用に、大学生や単身赴任者ならば、長期間例えば1年以上に渡たって生活できる住居としての利用が可能となる。
【0010】
上記の活用例は「広く、静かで、無臭」というEV車の長所を活かした活用である。今後開発されるEV車をこのような多目的な乗用車に活用できれば、従来、移動目的が主体であった自動車の用途は大きく転換される。しかしこの転換には大きな課題が存在する。それはこの車で郊外へ出かけて既存の駐車場で駐車し宿泊することを想定した場合、安心して駐車する駐車場が非常に少ないことである。
(【0011】以降は省略されています)
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