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公開番号
2025003199
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-09
出願番号
2023103733
出願日
2023-06-23
発明の名称
建築物
出願人
株式会社創健
代理人
個人
主分類
E04H
15/54 20060101AFI20241226BHJP(建築物)
要約
【課題】より簡素な構成で、容易に屋根を開閉することができる建築物を提供する。
【解決手段】建築物は、屋根部の骨格を構成するフレーム部と、前記屋根部を覆うように、前記フレーム部の上に長さ方向に張り渡されるシート部と、前記シート部の前記長さ方向における端部に連結され、回転により、前記シート部を前記長さ方向にロール状に巻き取り可能に構成された回転軸部を有し、前記回転軸部に前記シート部を巻き取ることによって前記屋根を開放する開閉機構と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
建築物であって、
屋根部の骨格を構成するフレーム部と、
前記屋根部を覆うように、前記フレーム部の上に長さ方向に張り渡されるシート部と、
前記シート部の前記長さ方向における端部に連結され、回転により、前記シート部を前記長さ方向にロール状に巻き取り可能に構成された回転軸部を有し、前記回転軸部に前記シート部を巻き取ることによって前記屋根を開放する開閉機構と、
を備える、建築物。
続きを表示(約 840 文字)
【請求項2】
請求項1記載の建築物であって、
前記回転軸部は、前記シート部の前記端部である第1端部に連結された第1回転軸部であり、
前記シート部の前記第1端部とは反対側の第2端部には、前記シート部の幅方向に間隔を空けて互いに並列に配列された複数の紐状体が連結されており、
前記開閉機構は、さらに、前記複数の紐状体を介して前記第2端部に連結され、回転により、前記複数の紐状体のそれぞれを並列に巻き取り可能に構成された第2回転軸部を有し、
前記開閉機構は、前記第2回転軸部から前記第1回転軸部に前記シート部を巻き取っていき、前記第2回転軸部から繰り出された前記複数の紐状体が前記フレーム部の上に張り渡された状態にすることによって前記屋根を開放し、前記第2回転軸部に前記複数の紐状体を巻き取って、前記第1回転軸部から繰り出された前記シート部を前記フレーム部の上に張り渡すことによって前記屋根を閉塞する、建築物。
【請求項3】
請求項2記載の建築物であって、
前記第2回転軸部には、前記複数の紐状体のそれぞれを挟むように配置され、前記複数の紐状体の巻取りをガイドする複数の一対のガイド板が設けられている、建築物。
【請求項4】
請求項3記載の建築物であって、
前記一対のガイド板のそれぞれの端部には、前記紐状体が巻き取られる部位に向かって下降傾斜している傾斜面が設けられている、建築物。
【請求項5】
請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の建築物であって、
前記フレーム部は、前記フレーム部の上に張り渡されたときの前記シート部の配置領域における幅方向両側の側端部に沿って配置された一対のレール部を含み、
前記シート部の前記両側の側端部にはそれぞれ、前記シート部が前記回転軸部に巻き取られるときに、前記一対のレール部に沿って移動する被ガイド部材が設けられている、建築物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示の技術は、建築物に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
建築物には、例えば、換気や、機材の搬入・搬出等のために屋根を開閉可能に構成されているものがある。例えば、下記の特許文献1には、屋根を覆うように張り渡されたシートを引っ張って移動させることによって屋根を開閉する技術が開示されている。
【0003】
特許文献1の技術では、屋根を開放する際には、遊転ローラと駆動ローラとでシートを挟んでシートを引っ張って屋根からシートを外し、シート受箱の中に折り畳んで収納している。また、屋根を閉じる際には、シートに連結されたワイヤロープをウィンチ機構によって巻き取って、シート受箱からシートを引っ張り出してシートを屋根に張り渡している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平9-144323号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記の特許文献1の技術では、屋根の開閉のためのシートの移動にウィンチ機構と、クラッチ付きモータに連結された2本のローラが用いられており、屋根の開閉機構の構成が十分に簡素化されているとは言えない。また、屋根から取り外されたシートが嵩張る可能性があるため、屋根を開放する作業に手間がかかる場合がある。
【0006】
本開示の技術は、より簡素な構成で、容易に屋根を開閉することができる建築物を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の技術は、以下の形態として実現することが可能である。
【0008】
[第1形態]本開示の技術の一形態は、建築物として提供される。第1形態の建築物は、屋根部の骨格を構成するフレーム部と、前記屋根部を覆うように、前記フレーム部の上に長さ方向に張り渡されるシート部と、前記シート部の前記長さ方向における端部に連結され、回転により、前記シート部を前記長さ方向にロール状に巻き取り可能に構成された回転軸部を有し、前記回転軸部に前記シート部を巻き取ることによって前記屋根を開放する開閉機構と、を備える。
第1形態の建築物によれば、回転軸部を回転させてシート部をロール状に巻き取る簡素な構成によって、屋根を容易に開くことができる。また、屋根を開いた後には、シート部が回転軸部にロール状に巻き取られているため、屋根から外されたシート部が嵩張ることを抑制することができる。
【0009】
[第2形態]上記第1形態に記載の建築物において、前記回転軸部は、前記シート部の前記端部である第1端部に連結された第1回転軸部であり、前記シート部の前記第1端部とは反対側の第2端部には、前記シート部の幅方向に間隔を空けて互いに並列に配列された複数の紐状体が連結されており、前記開閉機構は、さらに、前記複数の紐状体を介して前記第2端部に連結され、回転により、前記複数の紐状体のそれぞれを並列に巻き取り可能に構成された第2回転軸部を有し、前記開閉機構は、前記第2回転軸部から前記第1回転軸部に前記シート部を巻き取っていき、前記第2回転軸部から繰り出された前記複数の紐状体が前記フレーム部の上に張り渡された状態にすることによって前記屋根を開放し、前記第2回転軸部に前記複数の紐状体を巻き取って、前記第1回転軸部から繰り出された前記シート部を前記フレーム部の上に張り渡すことによって前記屋根を閉塞してもよい。
第2形態の建築物によれば、第1回転軸部へのシート部への巻き取りによって屋根を容易に開放することができ、第2回転軸部への複数の紐状体の巻き取りによって、屋根を容易に閉塞することができる。よって、2つの回転軸部材を用いた簡素な構成の開閉機構によって、屋根の容易な開閉を実現することができる。
【0010】
[第3形態]上記第2形態に記載の建築物において、前記第2回転軸部には、前記複数の紐状体のそれぞれを挟むように配置され、前記複数の紐状体の巻取りをガイドする複数の一対のガイド板が設けられてよい。
第3形態の建築物によれば、複数の一対のガイド板により、第2回転軸部に対する複数の紐状体およびシート部の巻き取りをより円滑化することができる。よって、屋根の開閉作業を、さらに容易化することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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