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公開番号2025002266
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-09
出願番号2023102324
出願日2023-06-22
発明の名称
出願人積水樹脂株式会社
代理人
主分類E04H 17/16 20060101AFI20241226BHJP(建築物)
要約【課題】比較的高い位置に塀パネル20を取付ける際に、塀パネル20の施工性に優れた塀100を提供する。
【解決手段】間隔をおいて立設される支柱10と、支柱10に固定された固定部材30を介して該支柱10,10間に取付けられた塀パネル20を備え、固定部材30は、支柱10に固定される被固定部31と、被固定部31から側方に向けて形成された固定部32と、固定部32の前後方向に貫通する貫通孔32aと、固定部32から前後方向に突出する突出部33と、固定部32の左右方向に移動可能に係合された受け部材40とを備え、塀パネル20は、突出部33が挿入可能で前後方向に貫通する固定孔25を備え、固定孔25を通って、受け部材40の雌ねじ部41に螺合するボルトB2によって、塀パネル20が固定部材30に固定されるようにすれば、支柱10,10間に塀パネル20を仮止めし、続いて、ボルトB2を用いた固定作業が容易になされる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
間隔をおいて立設される支柱と、前記支柱に固定された固定部材を介して該支柱間に取付けられた塀パネルを備え、
前記固定部材は、前記支柱に固定される被固定部と、前記被固定部から側方に向けて形成された固定部と、前記固定部の前後方向に貫通する貫通孔と、前記固定部から前後方向に突出する突出部と、該固定部の左右方向に移動可能に係合された受け部材とを備え、
前記塀パネルは、前記突出部が挿入可能で前後方向に貫通する固定孔を備え、
前記固定孔を通って、前記受け部材が有する雌ねじ部に螺合するねじ部材によって、前記塀パネルが固定部材に固定されている
ことを特徴とする塀。
続きを表示(約 130 文字)【請求項2】
前記受け部材は、雌ねじ部が形成された縦板を備え、前記係合部は、前記縦板の上下端がそれぞれ折り返された折り返し部を備えており、前記縦板と上下の折り返し部との間に固定部の上下端が配置されている
ことを特徴とする請求項1に記載の塀。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、自動車等からの騒音が発生する道路近傍の住宅、工場、公園等の敷地境界部や隣地境界部に沿って取付けられる塀に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
住宅、工場、公園等の敷地境界部や隣地境界部に沿って取付けられる塀は、一般には鋼線材を格子状に組んだ格子体、金属板や金属板と樹脂板とを積層した積層体等の板材、ルーバー材等のパネルを支柱間に取付けたものが用いられている。
【0003】
これらのパネルにおいて、敷地外からのめかくし機能や遮音性能を付加するために板材を用いる場合は、板材の外周部に縦枠、横枠又はその両方を配置した塀パネルとして、継手を介して支柱に取付けている。塀パネルと支柱との関係としては、間隔をあけて配置された支柱間に塀パネルを取付ける、いわゆる、固定柱タイプと、塀パネル同士を連結して、塀パネルの背面側の支柱に取付ける、いわゆる、自由柱タイプとがある。
【0004】
本出願人においては、固定柱タイプの塀として、支柱間に塀パネルが取付けられ、前記塀パネルは、矩形状のパネル本体と、前記パネル本体の左右端部に相対向して取付けられた縦枠と、前記縦枠を支柱に取付けるための継手とを備え、前記縦枠は、前後方向に貫通する固定ボルトと該固定ボルトに螺着するナットによって、前記縦枠が継手に取付けられた塀を提案している。
【0005】
このように、固定柱タイプの場合、予め支柱に継手を固定しておけば、継手を介して塀パネルを支柱間に仮止めすることが可能になるので施工性を高めることができる。しかしながら、例えば、高尺な塀パネルを取付ける場合、塀パネルを上下に積み重ねる場合は、継手の高さが作業者の届く範囲から外れるため施工性が低下するおそれがあり、このような場合であっても施工性に優れた塀が求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2014-169586号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
解決しようとする問題点は、比較的高い位置に塀パネルを取付ける際に、塀パネルの施工性に優れた塀を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る塀は、各支柱に固定された取付部材を介して支柱間に架設される塀パネルを備え、前記固定部材は、前記支柱に固定される被固定部と、前記被固定部から側方に向けて形成された支持部と、前記支持部の前後方向に貫通する貫通孔と、前記支持部から前後方向に突出する突出部と、該支持部の左右方向に移動可能に係合された受け部材とを備え、前記塀パネルは、前記突出部が挿入可能で前後方向に貫通する貫通孔を備え、前記固定孔を通って、前記受け部材が有する雌ねじ部に螺合するねじ部材によって、前記塀パネルが固定部材に固定されていることを特徴とする。
【0009】
本発明において、前記受け部材は、雌ねじ部が形成された縦板を備え、前記係合部は、前記縦板の上下端がそれぞれ折り返された折り返し部を備えており、前記縦板と上下の折り返し部との間に固定部の上下端が配置されるようにしてもよい。
【発明の効果】
【0010】
本発明の塀は、支柱間に塀パネルを仮止めし、続いて、ねじ部材を用いた固定作業が容易になされる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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