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公開番号
2025056644
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-08
出願番号
2023166242
出願日
2023-09-27
発明の名称
シート固定装置
出願人
エントロス株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
E04B
2/74 20060101AFI20250401BHJP(建築物)
要約
【課題】コストが高くなることなくシートを構造体に固定することができるシート固定装置を提供する。
【解決手段】構造体に形成された長手状の凹溝と、当該凹溝に押し入れられる長手状の押入部材と、を備え、シートが前記凹溝内に入り込んだ状態で、前記押入部材が前記凹溝に押し入れられることで、前記シートが前記凹溝の壁面と前記押入部材との間で挟圧されて固定される。ここで、シートを固定するための押入部材がシートと別体で構成されているため、シート固定装置のコストが抑えられる。
【選択図】図11
特許請求の範囲
【請求項1】
トラス状の構造体の表面に張られたシートを固定するシート固定装置であって、
前記構造体に形成された長手状の凹溝と、
前記凹溝に押し入れられる長手状の押入部材と、を備え、
前記シートが前記凹溝内に入り込んだ状態で、前記押入部材が前記凹溝に押し入れられることで、前記シートが前記凹溝と前記押入部材との間で挟圧されて固定される
ことを特徴とするシート固定装置。
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【請求項2】
前記構造体は、四方を取り囲むように構成された1個以上の枠体から構成され、
前記凹溝は、前記枠体の天面、および、前記枠体の表面の下端側に、前記枠体の幅方向に沿って形成されている
ことを特徴とする請求項1に記載のシート固定装置。
【請求項3】
前記構造体は、四方を取り囲むように構成された1個以上の枠体から構成され、
前記凹溝は、前記枠体の側面に、前記枠体の上下方向に沿って形成されている
ことを特徴とする請求項2に記載のシート固定装置。
【請求項4】
前記枠体は、
当該枠体の上部および下部を構成し、前記枠体の幅方向に沿って延びる一対の梁部材と、
前記枠体の幅方向の両側を構成し、前記枠体の上下方向に沿って延びる一対の柱部材と、
前記枠体の角部を構成し、前記梁部材の端部と前記柱部材の端部との間に介在されている4個のサイコロ材と、を含み、
前記梁部材と前記サイコロ材とが着脱可能に結合され、且つ、前記柱部材と前記サイコロ材とが着脱可能に結合されている
ことを特徴とする請求項2または3に記載のシート固定装置。
【請求項5】
前記梁部材および前記柱部材は、長手方向視で正方形に形成され、
前記梁部材および前記柱部材は、前記正方形の各辺に対応する4つの側面に、各側面の両縁に沿って長手方向に延びるとともに各縁から同じ距離だけ離れた一対の前記凹溝をそれぞれ有する
ことを特徴とする請求項4に記載のシート固定装置。
【請求項6】
サイコロ材は、立方体に形成され、
前記サイコロ材は、前記立方体の各辺に沿って延びる要素部材の端部を互いに連結することで構成され、
前記凹溝は、互いに連結されて一平面上でL字を形成する2本の前記要素部材、および、前記L字を形成する2本の前記要素部材の両端から前記一平面に対して垂直に延びる一対の前記要素部材に、少なくとも形成され、
前記凹溝が形成される前記要素部材は、前記立方体の一辺を挟んで交差する2つの側面に、当該2つの側面の交線に沿って長手方向に延びるとともに前記交線から同じ距離だけ離れた前記凹溝をそれぞれ有する
ことを特徴とする請求項4に記載のシート固定装置。
【請求項7】
前記押入部材は、前記凹溝に押し入れられる長手状に形成された押入部を備え、
前記押入部には、前記凹溝の互いに対向する壁面に向かって突き出す一対の突起が形成され、
前記一対の突起の頂点間の寸法が、前記凹溝の溝幅以上に設定されている
ことを特徴とする請求項1に記載のシート固定装置。
【請求項8】
前記押入部材は、前記押入部が前記凹溝に押し入れられたときに前記枠体に当接する鍔部が形成されている
ことを特徴とする請求項7に記載のシート固定装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、トラス状の構造体の表面に張られたシートを固定するシート固定装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
一般に、展示会場などの仮設のブースの壁などは、例えばトラス状の構造体の表面にシートを張った状態で当該シートを構造体に固定して設けている。従来の構造体にシートを固定するシート固定装置の一例として、特許文献1には、シートを構造体に係止するための係止プレートを備えた構造が開示されている。詳細には、構造体の表面側(シートが張られる面側)には、当該構造体の縁に沿って係止溝(凹溝)が形成されている。係止プレートは、構造体の係止溝に係合可能な矩形断面形状を有している。係止プレートは、弾性材料から製造され、係止溝の溝幅と同じか当該溝幅よりも若干大きい厚みを有している。
【0003】
係止プレートは、シートの裏面側の周縁部に装着されている。係止プレートをシートに装着する方法として、例えば、シートに係止プレートを縫い付けたり、ステープルで固定したり、接着したりする方法がある。また、係止プレートにおけるシートに装着された面と反対側の面には、係止溝の深さ方向に間隔をおいて複数の突起が形成されている。特許文献1の固定装置では、シートの裏面に装着された係止プレートを圧縮しながら係止溝に押し込むことによって、シートを構造体の表面側で張った状態で保持することが可能になる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第5967740号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、特許文献1では、シートの裏面側の周縁部に係止プレートを装着する必要があり、シート固定装置の製造コストが高くなるという問題があった。また、係止プレートを係止溝で保持する保持力が低下した際には、シートが使用可能であってもシートを含めて交換する必要があるため、その点でもコストが高くなるという問題が生じる。
【0006】
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、コストが高くなることなくシートを構造体に固定することができるシート固定装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するものとして、本発明は、トラス状の構造体の表面に張られたシートを固定するシート固定装置であって、前記構造体に形成された長手状の凹溝と、前記凹溝に押し入れられる長手状の押入部材と、を備え、前記シートが前記凹溝内に入り込んだ状態で、前記押入部材が前記凹溝に押し入れられることで、前記シートが前記凹溝と前記押入部材との間で挟圧されて固定されることを特徴とする。
【0008】
この構成では、シートを構造体に固定するにあたり、凹溝内にシートが入り込んだ状態で押入部材を凹溝に押し入れるだけで済むため、シートと押入部材とが別体で構成されることとなり、シートに押入部材を装着する必要がない。また、押入部材が劣化してシートを凹溝で保持する保持力が低下した場合であっても、押入部材のみを交換するだけで済み、シートを継続して使用することができる。その結果、シート固定装置のコストを抑えることが可能になる。
【0009】
上記構成において、好ましくは、前記構造体は、四方を取り囲むように構成された1個以上の枠体から構成され、前記凹溝は、前記枠体の天面、および、前記枠体の表面の下端側に、前記枠体の幅方向に沿って形成されている。
【0010】
この構成によれば、シートが、枠体の天面および枠体の表面の下端側で、枠体の幅方向に沿って固定される。従って、枠体の天面でシートが固定されることで、表面側からはシートの上部の取付構造が目立たなくなる。また、枠体の表面の下端側でシートが固定されることで、枠体の表面の下端側に位置するシートの取付構造が目立たなくなる。
(【0011】以降は省略されています)
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