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公開番号2025059230
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-10
出願番号2023169185
出願日2023-09-29
発明の名称外構構造及び街並構造
出願人ミサワホーム株式会社
代理人個人
主分類E04H 1/02 20060101AFI20250403BHJP(建築物)
要約【課題】居住者同士のコミュニケーションの醸成を図るとともに、宅地におけるプライバシーを確保する。
【解決手段】宅地10における外構構造3において、宅地10に建てられた建物21と、宅地10内にあって建物21に隣接して設けられたデッキテラス部31と、宅地10内にあって居住者が作業を行うための作業場27と、宅地10と道路2の境界部分に設けられ、少なくとも道路2側から着座可能な着座部28と、を備える。そして、作業場27から着座部28までの距離よりも、デッキテラス部31から着座部28までの距離の方が長くなるようにする。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
宅地における外構構造であって、
前記宅地に建てられた建物と、
前記宅地内にあって前記建物に隣接して設けられたデッキテラス部と、
前記宅地内にあって居住者が作業を行うための作業場と、
前記宅地と道路の境界部分に設けられ、少なくとも前記道路側から着座可能な着座部と、を備え、
前記作業場から前記着座部までの距離よりも、前記デッキテラス部から前記着座部までの距離の方が長くなるようにしたことを特徴とする外構構造。
続きを表示(約 920 文字)【請求項2】
前記着座部は、
少なくとも一部が前記作業場に隣接して設けられていることを特徴とする請求項1に記載の外構構造。
【請求項3】
前記着座部は、
少なくとも一部が前記作業場と対向して設けられていることを特徴とする請求項1に記載の外構構造。
【請求項4】
前記着座部は、
植栽が施された植栽部を挟んで前記デッキテラス部と離れた位置に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の外構構造。
【請求項5】
前記着座部は、
座面の位置が前記デッキテラス部の上面よりも低い位置にあることを特徴とする請求項1に記載の外構構造。
【請求項6】
前記建物は、
壁面に開口部を備え、
前記着座部は、
前記開口部のうち最も面積が大きい前記開口部である主要開口部と対向しない位置に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の外構構造。
【請求項7】
前記デッキテラス部は、
前記着座部から見て前記建物の影となる領域を備えることを特徴とする請求項1に記載の外構構造。
【請求項8】
前記作業場は、前記建物の一側面側に位置し、
前記デッキテラス部は、前記建物の前記一側面とは異なる側面である他側面側に位置することを特徴とする請求項1に記載の外構構造。
【請求項9】
前記着座部は、
蛇籠で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の外構構造。
【請求項10】
宅地と、前記宅地に隣接する道路と、を含む街並構造であって、
前記宅地に建てられた建物と、
前記宅地内にあって前記建物に隣接して設けられたデッキテラス部と、
前記宅地内にあって居住者が作業を行うための作業場と、
前記宅地と道路の境界部分に設けられ、少なくとも前記道路側から着座可能な着座部と、を備え、
前記作業場から前記着座部までの距離よりも、前記デッキテラス部から前記着座部までの距離の方が長くなるようにしたことを特徴とする街並構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、外構構造及び街並構造に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、道路に隣接した宅地において、道路を考慮して宅地内の建物等の配置を構成する構造が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-106187号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の構造では、居住者同士のコミュニケーションを図るには十分でなく、また、道路から宅地への視線を遮ることができないため、プライバシー確保が困難となる。また、道路に隣接する宅地の一部を開放しているが、その分、建築面積を狭める必要があるため、宅地の所有者にとっては好ましくない。
【0005】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、居住者同士のコミュニケーションの醸成を図るとともに、宅地におけるプライバシーを確保できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に記載の発明は、例えば図2に示すように、
宅地10における外構構造3であって、
前記宅地10に建てられた建物21と、
前記宅地10内にあって前記建物21に隣接して設けられたデッキテラス部31と、
前記宅地10内にあって居住者が作業を行うための作業場27と、
前記宅地10と道路2の境界部分に設けられ、少なくとも前記道路2側から着座可能な着座部28と、を備え、
前記作業場27から前記着座部28までの距離よりも、前記デッキテラス部31から前記着座部28までの距離の方が長くなるようにしたことを特徴とする。
【0007】
請求項1に記載の発明によれば、着座部28が存在することによる居住者同士のコミュニケーションの醸成を図ることができて、住環境を良好なものとすることができる。また、デッキテラス部31は作業場27よりも着座部28から遠いので、着座部28を設けたとしてもデッキテラス部31におけるプライバシーを確保できる。
【0008】
請求項2に記載の発明は、例えば図2に示すように、
請求項1に記載の外構構造3であって、
前記着座部28は、
少なくとも一部が前記作業場27に隣接して設けられていることを特徴とする。
【0009】
請求項2に記載の発明によれば、着座部28の少なくとも一部が作業場27に隣接して設けられていることで、着座部28に着座する通行者と作業場27で作業を行う居住者とのコミュニケーションが容易となる。
【0010】
請求項3に記載の発明は、例えば図5に示すように、
請求項1に記載の外構構造3であって、
前記着座部28は、
少なくとも一部が前記作業場27と対向して設けられていることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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