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公開番号
2025056417
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-08
出願番号
2023165878
出願日
2023-09-27
発明の名称
建物
出願人
大和ハウス工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
E04H
1/02 20060101AFI20250401BHJP(建築物)
要約
【課題】 建物の内部において、外観性及び取扱い性のそれぞれの観点から、通信機器等を適切な場所に配置することが可能な建物を提供する。
【解決手段】 本発明の一つの実施形態に係る住宅は、2階以上の階を有し、1階と2階とを連絡する階段10と、階段10において上下に隣り合う2つの踏板14の間に設けられ、通信機器Tを収容する収容空間12と、収容空間12と連通し、通信機器Tに接続される通信ケーブルCが敷設されるケーブル敷設空間50と、を有する。
【選択図】 図2
特許請求の範囲
【請求項1】
2階以上の階を有する建物であって、
第1の階と、該第1の階よりも上方に位置する第2の階とを連絡する階段と、
前記階段において上下に隣り合う2つの踏板の間に設けられ、情報通信用の機器を収容する収容空間と、
前記収容空間と連通し、前記機器に接続される通信ケーブルが敷設されるケーブル敷設空間と、を有する建物。
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【請求項2】
前記2つの踏板のうち、上方に位置する上側踏板は、前記階段に設けられた踏板の中で最上段に位置し、且つ、前記第2の階の床よりも低い位置にある、請求項1に記載の建物。
【請求項3】
前記階段は、上下方向において前記2つの踏板の間に、前記収容空間を取り囲む囲み壁を備え、
前記上側踏板は、前記囲み壁から取り外し可能な状態で前記囲み壁の上面に載置されている、請求項2に記載の建物。
【請求項4】
前記囲み壁は、前記収容空間のうち、前記階段の上り口により近い側の端に設けられ、前記階段の左右方向に延出した第1壁を有し、
前記第1壁にはスリットが設けられている、請求項3に記載の建物。
【請求項5】
前記上側踏板の底面には、前記左右方向に延出した長尺体が取り付けられ、
前記上側踏板が前記囲み壁の上面に載置された状態では、前記長尺体が、前記第1壁の内壁面と隣接している、請求項4に記載の建物。
【請求項6】
前記囲み壁は、前記左右方向における前記第1壁の両端部から前記階段の下り口側に向かって延出した2つの第2壁を有し、
前記階段は、前記収容空間のうち、前記下り口側により近い側の端に設けられた仕切り板を有し、
前記仕切り板は、2つの前記第2壁のそれぞれの、前記第1壁とは反対側の端部に接続されている、請求項5に記載の建物。
【請求項7】
前記階段は、前記仕切り板の上方に位置し、且つ隙間を隔てて前記仕切り板と上下に並んだ立ち上がり板を有し、
前記上側踏板が前記囲み壁の上面に載置された状態では、前記上側踏板のうち、前記下り口により近い側の端部が、前記隙間に挿し込まれている、請求項6に記載の建物。
【請求項8】
前記第1の階の天井と前記第2の階の床との間に配置され、水平方向に延出している延出部材を有し、
前記仕切り板は、水平方向において前記延出部材と隣り合う位置に配置されており、
前記ケーブル敷設空間の一部は、上下方向において前記延出部材と前記第1の階の天井との間の空間に存在している、請求項6に記載の建物。
【請求項9】
前記仕切り板には、貫通孔が形成されており、
前記貫通孔は、前記延出部材と前記第1の階の天井との間の空間と連続している、請求項8に記載の建物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、建物に係り、特に、情報通信用の機器及びケーブルを配置するスペースが適切に確保された建物に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
住宅等の建物において、情報通信用の機器及びケーブル(以下、通信機器等ともいう)は、建物内に存在するスペースを利用して配置されるが、建物内部の外観への影響を考慮して、建物の利用者にとって目立ち難い空間に配置されることが多い。例えば、特許文献1に記載の建物では、袖壁(特許文献1では、「第3壁」)の壁内中空部を利用して、宅内ネットワーク用の機器(特許文献1では、「コントローラ」)に接続されるケーブルが敷設されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-95899号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ただし、建物内部の外観(見た目)を意識する余り、通信機器等を、建物内のアクセスしづらい場所、例えば、クローゼットの奥部等に配置すると、その機器等の取扱い性及びメンテナンス性が損なわれる虞がある。一方で、通信機器等については、その設置後に交換及び増設等の作業がなされる場合が少なくない。
そのため、通信機器等の配置スペースについては、通常時には目立ち難い場所であることが求められるが、当該機器等を対象とする作業を実施する際には、取り扱いが容易な場所であることが好ましい。
【0005】
そこで、本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、建物内部において、情報通信の機器及びケーブルを適切に配置することが可能な建物を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題は、本発明の建物によれば、2階以上の階を有する建物であって、第1の階と、第1の階よりも上方に位置する第2の階とを連絡する階段と、階段において上下に隣り合う2つの踏板の間に設けられ、情報通信用の機器を収容する収容空間と、収容空間と連通し、機器に接続される通信ケーブルが敷設されるケーブル敷設空間と、を有することにより解決される。
上記の建物では、当該建物の内部において、外観性及び取扱い性(メンテナンス性)のそれぞれの観点から、通信機器等を適切な場所に配置することができる。
【0007】
また、上記の建物において、2つの踏板のうち、上方に位置する上側踏板は、階段に設けられた踏板の中で最上段に位置し、且つ、第2の階の床よりも低い位置にあると、好適である。
上記の構成によれば、通信ケーブルを、第2の階の床と第1の階の天井との間のスペースを有効利用して適切に敷設することができる。
【0008】
また、上記の建物において、階段は、上下方向において2つの踏板の間に、収容空間を取り囲む囲み壁を備え、上側踏板は、囲み壁から取り外し可能な状態で囲み壁の上面に載置されていると、より好適である。
上記の構成によれば、建物の内部において、取扱いがより容易となる場所に通信機器等を配置することができる。
【0009】
また、上記の建物において、囲み壁は、収容空間のうち、階段の上り口により近い側の端に設けられ、階段の左右方向に延出した第1壁を有し、第1壁にはスリットが設けられていると、さらに好適である。
上記の構成によれば、収容空間内に配置された機器が、例えば、無線方式で通信する機器である場合に、当該機器の通信が適切に行われるようになる。
【0010】
また、上記の建物において、上側踏板の底面には、左右方向に延出した長尺体が取り付けられ、上側踏板が囲み壁の上面に載置された状態では、長尺体が、第1壁の内壁面と隣接していると、なお一層好適である。
上記の構成によれば、取り外し可能な上側踏板を囲み壁の上面に載置する際に、上側踏板を位置決めして、適切な位置に配置することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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