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公開番号2025064056
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-17
出願番号2023173474
出願日2023-10-05
発明の名称目地カバー装置
出願人ドーエイ外装有限会社
代理人個人,個人
主分類E04B 1/68 20060101AFI20250410BHJP(建築物)
要約【課題】 雨水等が通過しないように目地部を隙間なく塞ぐことができ、かつ、地震による揺れ動きを吸収することができる目地カバー装置を提供すること。
【解決手段】一方の躯体と他方の躯体の間の目地部を塞ぐ目地カバー装置は、一方の躯体に一端部が前後方向に回動可能に設けられ、他方の躯体に他端部が前後方向に回動可能に設けられ、複数個の枢支部を有する複数個の伸縮リンク機構と、伸縮リンク機構の枢支部にそれぞれ取付けられた複数個の取付部材と、取付部材に取付けられ、目地部を塞ぐ軟質性材料で形成されたシート状の目地カバーと、目地カバーを取付部材に取り付ける取付具とで構成され、地震によって目地部の左右間の幅が変化した場合に、目地カバーの複数個の取付部材にそれぞれ取付けられた左右間のカバー幅も前記変化に対応して変わること。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
一方の躯体と他方の躯体の間の目地部を塞ぐ目地カバー装置であって、前記一方の躯体に一端部が前後方向に回動可能に設けられ、前記他方の躯体に他端部が前後方向に回動可能に設けられ、複数個の枢支部を有する複数個の伸縮リンク機構と、前記伸縮リンク機構の枢支部にそれぞれ取付けられた複数個の取付部材と、前記取付部材に取付けられ、前記目地部を塞ぐ軟質性材料で形成されたシート状の目地カバーと、前記目地カバーを前記取付部材に取り付ける取付具とで構成され、地震によって目地部の左右間の幅が変化した場合に、前記目地カバーの前記複数個の取付部材にそれぞれ取付けられた左右間のカバー幅も前記変化に対応して変わる目地カバー装置。
続きを表示(約 230 文字)【請求項2】
前記取付部材は、前記枢支部に接続される接続部と、前記接続部から外方へ突出した突出端部側に形成された屈曲部とで構成され、前記目地カバーは前記屈曲部の屈曲に沿って前記接続部側へたるんだ状態で取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の目地カバー装置。
【請求項3】
前記屈曲部は、略山型形状に形成され、前記取付具は、前記目地カバーを前記屈曲部に挟持状態で取り付けるものであることを特徴とする請求項2に記載の目地カバー装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は目地部を介して設けられた左右の躯体間の目地部を塞ぐ目地カバー装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、主に一方の躯体と他方の躯体の壁面間の目地部を塞ぐ目地カバー装置としては、「目地部を介して建てられた左右の建物の目地部の開口端部側の左右の壁面に所定間隔離間されて設けられた少なくとも2対のヒンジ部材と、この少なくとも2対のヒンジ部材の他方のヒンジ部材の可動部材にそれぞれ固定された、前記開口端部より後方へ突出されるリンク伸縮アーム機構と、一端部が前記少なくとも2対のヒンジ部材の一方のヒンジ部材の可動部材に枢支され、他端部が前記リンク伸縮アーム機構に枢支された同一間隔となる中央枢支部を複数個有する伸縮可能な少なくとも2個以上の伸縮リンク装置と、この少なくとも2個以上の伸縮リンク装置の複数個の中央枢支部および前記リンク伸縮アーム機構の枢支部に枢支された、該リンク伸縮アーム機構側の支持部が順次高く、かつ中央枢支部間の寸法のほぼ半分の寸法部位で重なり合うカバー部を有するほぼアングル状の複数個の目地カバーとからなることを特徴とする壁用目地装置」が知られている(特許文献1)。
【0003】
このような壁用目地装置は、目地部に隙間が生じないように地震による揺れ動きも吸収できるものであるが、複数の目地カバーを用いて目地部を塞いでいるため、雨水や音、火等は複数の目地カバーの間の微小な隙間を通過する事ができ、この装置だけでは防音や耐火等の効果を十分に得ることができなかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2012-233368号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、雨水等が通過しないように目地部を隙間なく塞ぐことができ、かつ、地震による揺れ動きを吸収することができる目地カバー装置を提供することを目的としている。
【0006】
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
【0007】
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に記載の目地カバー装置は、一方の躯体と他方の躯体の間の目地部を塞ぐ目地カバー装置であって、前記一方の躯体に一端部が前後方向に回動可能に設けられ、前記他方の躯体に他端部が前後方向に回動可能に設けられ、複数個の枢支部を有する複数個の伸縮リンク機構と、前記伸縮リンク機構の枢支部にそれぞれ取付けられた複数個の取付部材と、前記取付部材に取付けられ、前記目地部を塞ぐ軟質性材料で形成されたシート状の目地カバーと、前記目地カバーを前記取付部材に取り付ける取付具とで構成され、地震によって目地部の左右間の幅が変化した場合に、前記目地カバーの前記複数個の取付部材にそれぞれ取付けられた左右間のカバー幅も前記変化に対応して変わることを特徴とする。
【0009】
請求項2に記載の目地カバー装置の前記取付部材は、前記枢支部に接続される接続部と、前記接続部から外方へ突出した突出端部側に形成された屈曲部とで構成され、前記目地カバーは前記屈曲部の屈曲に沿って前記接続部側へたるんだ状態で取り付けられていることを特徴とする。
【0010】
請求項3に記載の目地カバー装置の前記屈曲部は、略山型形状に形成され、前記取付具は、前記目地カバーを前記屈曲部に挟持状態で取り付けるものであることを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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