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公開番号2025009105
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-20
出願番号2023111871
出願日2023-07-07
発明の名称
出願人三協立山株式会社
代理人個人
主分類E04F 15/00 20060101AFI20250110BHJP(建築物)
要約【課題】 使い勝手の良い床の提供。
【解決手段】 設置面10上に間隔をおいて配置した補助材1,1,…と、補助材1,1,…の上面に取付けた下金具2,2,…と、補助材1,1,…よりも上方位置に補助材1,1,…と交差させて間隔をおいて配置した根太3,3,…と、根太3,3,…の下面に取付けた上金具4,4,…と、根太3,3,…の上面に取付けた床板5,5,…とを備え、下金具2は、補助材1上面に取付けられるプレート6と、プレート6に回転可能に立設したボルト7を有し、上金具4は、根太3下面に取付けられるプレート8と、下金具2のボルト7と螺合する雌ねじ孔9を有し、下金具2のボルト7を上金具4の雌ねじ孔9と螺合し回転させることで根太3を高さ調整自在である。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
設置面上に間隔をおいて配置した補助材と、補助材の上面に取付けた下金具と、補助材よりも上方位置に補助材と交差させて間隔をおいて配置した根太と、根太の下面に取付けた上金具と、根太の上面に取付けた床板とを備え、下金具は、補助材上面に取付けられるプレートと、プレートに回転可能に立設したボルトを有し、上金具は、根太下面に取付けられるプレートと、下金具のボルトと螺合する雌ねじ孔を有し、下金具のボルトを上金具の雌ねじ孔と螺合し回転させることで根太を高さ調整自在であることを特徴とする床。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、バルコニー等に設置される床に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
マンション等のバルコニーにおいては、コンクリート等で形成された床面上に床板を敷設してウッドデッキのような床(通称、バルコニーデッキ)を設けることがある。かかる床においては、使い勝手の良いものが求められている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は以上に述べた実情に鑑み、使い勝手の良い床の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記の課題を達成するために請求項1記載の発明による床は、設置面上に間隔をおいて配置した補助材と、補助材の上面に取付けた下金具と、補助材よりも上方位置に補助材と交差させて間隔をおいて配置した根太と、根太の下面に取付けた上金具と、根太の上面に取付けた床板とを備え、下金具は、補助材上面に取付けられるプレートと、プレートに回転可能に立設したボルトを有し、上金具は、根太下面に取付けられるプレートと、下金具のボルトと螺合する雌ねじ孔を有し、下金具のボルトを上金具の雌ねじ孔と螺合し回転させることで根太を高さ調整自在であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0005】
請求項1記載の発明による床は、設置面上に間隔をおいて配置した補助材と、補助材の上面に取付けた下金具と、補助材よりも上方位置に補助材と交差させて間隔をおいて配置した根太と、根太の下面に取付けた上金具と、根太の上面に取付けた床板とを備え、下金具は、補助材上面に取付けられるプレートと、プレートに回転可能に立設したボルトを有し、上金具は、根太下面に取付けられるプレートと、下金具のボルトと螺合する雌ねじ孔を有し、下金具のボルトを上金具の雌ねじ孔と螺合し回転させることで根太を高さ調整自在であることで、床板の上面の高さを掃き出し窓の下枠の高さ等に合わせて適宜調整することができるので、使い勝手が良い。また、設置面上に部材を接着する必要がないので、施工性が良い。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図3のA-A断面図である。
図3のB-B断面図である。
本発明の床の一実施形態を示す平面図である。
図2の補助材周辺を拡大して示す縦断面図である。
根太の高さ調整を行うときの状態を示す縦断面図である。
同床の施工手順を示す斜視図である。
同床の施工手順(図6-1の続き)を示す斜視図である。
同床の施工手順(図6-2の続き)を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1~4は、本発明の床の一実施形態であって、建物に屋外側に張り出して設けたバルコニー11の床18に適用したものである。
バルコニー11は、建物の躯体と一体で形成されたであり、図1,2に示すように、建物の外壁12から屋外側に張り出して設けた床部13と、床部13の前端部より上方に立ち上げて設けた手摺前壁14と、床部13の左右端部より上方に立ち上げて設けた左右の手摺側壁15とを有している。床部13の上面(設置面)10は、図1に示すように、前側に向かうにつれて低くなるように傾斜した水勾配を有し、その前端部には排水溝16が形成してある。外壁12には、掃き出し窓17が設けられており、掃き出し窓17からバルコニー11に出入りできるようにしてある。
【0008】
床18は、図1~3に示すように、設置面10上に奥行方向の向きで間口方向に間隔をおいて配置された複数の補助材1,1,…と、補助材1,1,…の上面に長手方向に間隔をおいて取付けられた複数の下金具2,2,…と、補助材1,1,…よりも上方位置に間口方向の向きで奥行方向に間隔をおいて配置された複数の根太3,3,…と、根太3,3,…の下面に長手方向に間隔をおいて取付けられた複数の上金具4,4,…と、複数の根太3,3,…上に掛け渡して間口方向に並べて取付けられた複数の床板5,5,…とを備えている。
床板5,5,…の上面は、図1に示すように、設置面10と同様に前側が低くなるように傾斜している。また、床板5,5,…の上面を掃き出し窓17の下枠19の下端に近づけるように、根太3,3,…の高さ調整を行って床板5,5,…の設置高さを調整してある。
【0009】
補助材1は、アルミニウム合金の押出形材で形成したものであり、図2,4に示すように、上壁20と下壁21と左右の側壁22とを有する略矩形断面に形成されている。上壁20の左右両側には、下金具2のプレート6を位置決めするための突条23が上方に突出して形成してある。上壁20の中央部にはスリット24が長手方向に沿って形成されている。補助材1は、設置面10に単に載置されているだけで、接着等はされていない。
【0010】
下金具2は、図2,4に示すように、四角形の板状のプレート6と、プレート6の中央部に立設したボルト7とを有し、ボルト7は回転自在にプレート6に支持されている。ボルト7の上端部には、ボルト7を工具(プラスドライバー)25で回転させられるように、十字穴26が形成してある(図5参照)。下金具2は、プレート6を補助材1の突条23間に位置決めした状態で補助材1の上面に載置し、上方からのねじ27でねじ止めして補助材1に取付けられている。
(【0011】以降は省略されています)

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