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公開番号
2025006696
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023107659
出願日
2023-06-30
発明の名称
疑似窓
出願人
株式会社大林組
代理人
個人
,
個人
主分類
E04F
19/00 20060101AFI20250109BHJP(建築物)
要約
【課題】柔らかな太陽光が差し込んでいるように演出することのできる疑似窓を提供する。
【解決手段】疑似窓20は、居住空間10を区画する第1壁部材21に開口部31を形成する窓枠30と、窓枠30の開口部31を塞ぐ半透明材40と、第1壁部材21および半透明材40との間に隙間が形成されるように半透明材40の奥側に設置される第2壁部材42と、窓枠30の開口部31の外側であって第1壁部材21と前記第2壁部材42との間に設置される照明装置47と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
居住空間を区画する壁を形成する第1壁部材に囲まれる開口部を有する窓枠と、
前記窓枠の開口部を塞ぐ半透明材と、
前記半透明材の奥側に隙間を空けて設置される第2壁部材と、
前記第1壁部材と前記第2壁部材との間であって前記窓枠の開口部の周りに設置される照明装置と、を備える
疑似窓。
続きを表示(約 320 文字)
【請求項2】
前記窓枠は、前記第1壁部材から前記第2壁部材に向かって突出している部分を有し、
前記半透明材は、前記突出している部分における前記第2壁部材側の端部に設けられている
請求項1に記載の疑似窓。
【請求項3】
前記照明装置の外側において前記第1壁部材と前記第2壁部材との間の隙間を塞ぐ外側枠部を有する
請求項2に記載の疑似窓。
【請求項4】
前記照明装置は、前記窓枠と前記外側枠部との間に設置されている
請求項3に記載の疑似窓。
【請求項5】
前記第2壁部材および前記外側枠部の内側面が不燃層で覆われている
請求項4に記載の疑似窓。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、疑似窓に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば工場や地下室など、屋外の風景を見ることのできる窓を設置することが困難な環境下においては疑似窓を設置することがある。例えば特許文献1には、画像表示装置を用いた疑似窓が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-50473号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、画像表示装置を用いた疑似窓においては、柔らかな太陽光が差し込んでいるように疑似窓を演出することが困難であった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決する疑似窓は、居住空間を区画する壁を形成する第1壁部材に囲まれる開口部を有する窓枠と、前記窓枠の開口部を塞ぐ半透明材と、前記半透明材の奥側に隙間を空けて設置される第2壁部材と、前記第1壁部材と前記第2壁部材との間であって前記窓枠の開口部の周りに設置される照明装置と、を備える。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、柔らかな太陽光が差し込んでいるように疑似窓を演出することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
疑似窓の一実施形態が設置された居住空間を模式的に示す斜視図である。
正面視における疑似窓の構造を模式的に示す図である。
上下方向における疑似窓の中央部分の断面を模式的に示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図1~図3を参照して、疑似窓の一実施形態について説明する。
図1に示すように、疑似窓20は、例えば屋外の風景を見ることのできる窓を設置することが困難な居住空間10に設置される。疑似窓20は、居住空間10を区画する壁11に設置される。壁11は、後述する第1壁部材21(図2参照)などによって形成されている。疑似窓20は、居住空間10にいる利用者への閉塞感を緩和する。疑似窓20は、正面視において、隅部が緩やかに湾曲した矩形状に形成されている。
【0009】
図2に示すように、疑似窓20は、窓枠30と半透明材40とを有する。
窓枠30は、第1壁部材21に囲まれる開口部31を有する。窓枠30は、例えばLGS(Light Gauge Steel)などによって形成されている。窓枠30は、一対の縦材32、一対のランナー33、および、一対の横材34を有する。
【0010】
一対の縦材32は、左右方向において所定の間隔をあけて設けられている。縦材32は、第1壁部材21の小口面21aに沿うように上下方向に延びている。縦材32と第1壁部材21の小口面21aは、図示されないビスなどにより連結される。
(【0011】以降は省略されています)
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