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公開番号
2024159109
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2023074889
出願日
2023-04-28
発明の名称
転倒防止器具
出願人
片山鐵工株式会社
代理人
個人
主分類
E04G
21/16 20060101AFI20241031BHJP(建築物)
要約
【課題】
本開示は、簡単な構造で、取付容易な上、被取付部材への取付状態を安定させ、被取付部材の転倒防止性を高める。
【解決手段】転倒防止器具1は、棒状部材と、前記棒状部材2に、長手方向に沿って相対的に移動可能に取り付けた2つ一組の爪部7を、少なくとも2組有する爪部材3と、前記棒状部材2に移動可能に取り付けた爪部7を、前記棒状部材2に対して長手方向に位置規制する位置規制部材4とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
棒状部材と、
前記棒状部材に、長手方向に沿って相対的に移動可能に取り付けた2つ一組の爪部を、少なくとも2組有する爪部材と、
前記棒状部材に移動可能に取り付けた爪部を、前記棒状部材に対して長手方向に位置規制する位置規制部材と、
を備える、転倒防止器具。
続きを表示(約 470 文字)
【請求項2】
前記爪部は、筒部を有し、前記筒部は、前記棒状部材にスライド可能に配置される、請求項1に記載の転倒防止器具。
【請求項3】
前記棒状部材は、外周に雄ねじ部を有し、
前記位置規制部材は、前記雄ねじ部に噛み合う雌ねじ部を有する、請求項1に記載の転倒防止器具。
【請求項4】
前記棒状部材は、長手方向に延び、被取付部材に載置される平坦面を備える、請求項1から3のいずれか1項に記載の転倒防止器具。
【請求項5】
前記雌ねじ部は、前記雌ねじ部を回転操作可能に把持可能な把手部を備える、請求項3に記載の転倒防止器具。
【請求項6】
前記把手部は、前記雌ねじ部に対して摺動可能に取り付けられている、請求項5に記載の転倒防止器具。
【請求項7】
前記爪部は、H形鋼のフランジ部の形状に沿った傾斜面を備える、請求項1に記載の転倒防止器具。
【請求項8】
前記爪部は、旋回可能に取り付けられている、請求項1に記載の転倒防止器具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、転倒防止器具に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、H形鋼の転倒防止器具として、例えば、次のような構成のものが公知である。
【0003】
特許文献1に記載の転倒防止器具では、H形鋼の上フランジの上面と、他のH形鋼の上フランジの下面とを接触させて平行に配置し、棒状体に取り付けた第1当接部と第2当接部とで挟み込んで一体化することにより、複数のH形鋼の転倒を防止するようにしている。
【0004】
特許文献2に記載の転倒防止器具では、長さを調整可能な入れ子状パイプの両端に、それぞれ回転可能に取り付けたクランプにより、高低差のある状態であっても複数のH形鋼同士を接続して一体化することにより、複数のH形鋼の転倒を防止するようにしている。
【0005】
しかしながら、前者の転倒防止器具では、複数のH形鋼をフランジの上面と下面とを接触させた状態で並べなければならない。このため、転倒防止器具でH形鋼の転倒を防止するための前段階での準備が煩雑である。
【0006】
一方、後者の転倒防止器具では、入れ子状パイプの長さを調整し、クランプによってH形鋼のフランジを把持しなければならないため、調整作業が面倒である。また、H形鋼の数が増えると、その分、用意しなければならない転倒防止器具の数も増大する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特許第3868478号公報
特開2003-90131号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本開示は、簡単な構造で、取付容易な上、被取付部材への取付状態を安定させ、被取付部材の転倒防止性を高めることができる転倒防止器具を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示は、前記課題を解決するための手段として、棒状部材と、前記棒状部材に、長手方向に沿って相対的に移動可能に取り付けた2つ一組の爪部を、少なくとも2組有する爪部材と、前記棒状部材に移動可能に取り付けた爪部を、前記棒状部材に対して長手方向に位置規制する位置規制部材と、を備える、転倒防止器具を提供する。
【0010】
前記構成によれば、棒状部材に沿って爪部を移動させ、一組の爪部で被取付部材を挟持し、移動させた爪部を位置規制部材によって位置規制するだけで、複数の被取付部材を容易に連結することができる。しかも、単一の棒状部材に複数の爪部を移動可能に取り付け、位置規制部材で爪部を位置規制するだけの簡単な構造である。また、1つの被取付部材に対して一対の爪部で両側から挟み込むことができる。このため、取付状態を安定させて、被取付部材の転倒防止性を高めることが可能となる。
前記爪部は、筒部を有し、前記筒部は、前記棒状部材にスライド可能に配置されるのが好ましい。
前記構成によれば、構成が簡単で、爪部単体のみならず、全体でも剛性に優れたものとすることができる。
前記棒状部材は、外周に雄ねじ部を有し、前記位置規制部材は、前記雄ねじ部に噛み合う雌ねじ部を有するのが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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