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公開番号2025003631
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-09
出願番号2024187412,2020048349
出願日2024-10-24,2020-03-18
発明の名称配管構造
出願人積水化学工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類E04D 13/04 20060101AFI20241226BHJP(建築物)
要約【課題】床構造物の上面に設けられた排水部材と、床構造物に形成した貫通孔を介して床構造物の下方に配置される樹脂配管とを効率的に接続することが可能な配管構造を提供すること。
【解決手段】床構造物ブ10Sの上面に配置されるサイフォン式雨水排水部材100と、前記床スラブ10Sに形成された貫通孔10Hに配置される接続短管120と、樹脂配管140とを備えた雨水排水配管10であって、前記接続短管120の上端部には上端ネジ120Aが形成され、前記第1ネジ部120Aと前記サイフォン式雨水排水部材100の下部取付けネジ100Bとが螺合され、前記接続短管120の下端部は前記スラブ床10Sの下面から下方に突出するとともに下端部に下端ネジ120Bが形成され、前記樹脂配管140の第2取付けネジ140Aと接続されていることを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
床構造物の上面に配置される排水部材と、
前記床構造物に形成され前記床構造物の上面から下面に貫通する貫通孔に配置される接続短管と、
前記接続短管の下端部と接続される樹脂配管と、
を備え、前記排水部材から流入する水を前記接続短管を介して前記樹脂配管に流通させる配管構造であって、
前記接続短管の上端部には第1ネジ部が形成され、前記第1ネジ部と前記排水部材の下部に形成された第1取付けネジとが螺合されて前記排水部材が前記接続短管の上部に取付けられるとともに、
前記接続短管の下端部は前記床構造物の下面から下方に突出し、前記樹脂配管と接続するための樹脂配管接続部が形成されている
ことを特徴とする配管構造。
続きを表示(約 510 文字)【請求項2】
請求項1に記載の配管構造であって、
前記第1ネジ部は雄ネジとされている
ことを特徴とする配管構造。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の配管構造であって、
前記樹脂配管接続部は、電気融着継手である
ことを特徴とする配管構造。
【請求項4】
請求項1又は2に記載の配管構造であって、
前記樹脂配管接続部は、第1カップリング部材により構成され、
前記樹脂配管の上端部には、前記第1カップリング部材と接続可能な第2カップリング部材が配置されている
ことを特徴とする配管構造。
【請求項5】
請求項1又は2に記載の配管構造であって、
前記樹脂配管接続部は、第2ネジ部とされ、
前記樹脂配管の上端部に前記第2ネジ部と螺合される第2取付けネジが形成されていることを特徴とする配管構造。
【請求項6】
請求項1~5のいずれか一項に記載の配管構造であって、
前記排水部材は、
雨水を流下させるサイフォン式雨水排水部材である
ことを特徴とする配管構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、床構造物の上面に設けられた排水部材から下層の樹脂配管に排水を流す配管構造に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
周知のように、工場やショッピングセンター等の大型施設の建築物の建設に際して、建築物の多用途化、複雑化が進む中で、屋上やバルコニー等を構成する床構造物に貫通孔(例えば、床スラブにボイド管を用いた貫通孔等)形成することが広く行われている。
そして、上層の床構造物の上面に排水部材を配置して、排水部材に流れ込む水(雨水、汚水等)を貫通孔に配置した配管を介して下層に排水する場合がある。
【0003】
このような排水部材として、例えば、ストレーナを備えたものや周囲に雨量調整管が配置された構成のもの等種々のものが用いられている。
また、排水部材の一例として、管内においてサイフォン現象を発生させて、サイフォン現象によって雨水を効率的に排水することが可能な雨水排水装置が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
また、排水部材は、例えば、床スラブ等の床構造物に固定されるとともに下端部が貫通孔内に配置されて下流側に配管が接続され、床スラブの上面に配置された排水部材から流れ込んだ水(例えば、雨水等)を貫通孔を介して下層に排水を流す場合には、配水管が屋内を通過する場合がある。
【0005】
配水管が屋内を通過する場合には、建築物外に設置される雨樋等とは異なり、配水管から漏水すると建築物内が水浸しになることから、排水部材の下流側に配置される配管は、耐震性や耐久性が高い樹脂配管(例えば、オレフィン系樹脂管)を適用することが望ましい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2019-007135号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、排水部材が鋳造品等、金属によって形成されている場合は、排水部材の下端のネジ等の接続部は金属により形成されているのが一般的であり、金属製の接続部と樹脂配管とを直接接続することは困難である。そのため、施工現場ではなく工場で事前に組み合わされた金属部品と樹脂部品とを含む中間部材を仲介させる必要がある。前述のように、樹脂配管としてオレフィン系樹脂管を使用する場合、中間部材の樹脂部品と樹脂配管とを接続するためには電気融着継手を用いる必要があるが、電気融着継手には通電端子が設けられているので床スラブ等の床構造物に形成された貫通孔内で施工することは容易ではない。
【0008】
そこで、屋上スラブ等の床スラブをはじめとする床構造物の上面に設けられた排水部材に、床構造物に形成した貫通孔を介して床構造物の下方に配置される樹脂配管を効率的に接続することが可能な配管構造が望まれている。
【0009】
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、床構造物の上面に設けられた排水部材と、床構造物に形成した貫通孔を介して床構造物の下方に配置される樹脂配管とを効率的に接続することが可能な配管構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
(1)この発明の第1の態様は、床構造物の上面に配置される排水部材と、前記床構造物に形成され前記床構造物の上面から下面に貫通する貫通孔に配置される接続短管と、前記接続短管の下端部と接続される樹脂配管と、を備え、前記排水部材から流入する水を前記接続短管を介して前記樹脂配管に流通させる配管構造であって、前記接続短管の上端部には第1ネジ部が形成され、前記第1ネジ部と前記排水部材の下部に形成された第1取付けネジとが螺合されて前記排水部材が前記接続短管の上部に取付けられるとともに、前記接続短管の下端部は前記床構造物の下面から下方に突出し、前記樹脂配管と接続するための樹脂配管接続部が形成されている。
(【0011】以降は省略されています)

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