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公開番号2024154619
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-31
出願番号2023068546
出願日2023-04-19
発明の名称建物
出願人ミサワホーム株式会社
代理人個人
主分類E04H 1/02 20060101AFI20241024BHJP(建築物)
要約【課題】本発明は、日の直射光が居室の窓を通じて居室に入射しないようにすることと、その居室の窓の外で過ごすのに適するようにすることを目的とする。
【解決手段】建物1は、1階部分及び2階部分を備える。建物1は、前記2階部分の外壁と、前記1階部分において前記外壁から奥まった位置に設けられた窓と、前記窓を介して屋外に面し、上方に第一天井を有する居室と、屋外において前記窓を介して前記居室に隣接し、上方に第二天井を有する屋外リビングと、屋外において前記外壁から離れた位置において前記外壁に対向する日除けパネルと、前記日除けパネルと前記外壁の間に形成され、前記屋外リビングから上方に吹き抜ける吹き抜けと、を備える。前記第二天井の高さが前記第一天井の高さに揃えられている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
1階部分及び2階部分を備える建物であって、
前記2階部分の外壁と、
前記1階部分において前記外壁から奥まった位置に設けられた窓と、
前記窓を介して屋外に面し、上方に第一天井を有する居室と、
屋外において前記窓を介して前記居室に隣接し、上方に第二天井を有する屋外リビングと、
屋外において前記外壁から離れた位置において前記外壁に対向する日除けパネルと、
前記日除けパネルと前記外壁の間に形成され、前記屋外リビングから上方に吹き抜ける吹き抜けと、を備え、
前記第二天井の高さが前記第一天井の高さに揃えられている
ことを特徴とする建物。
続きを表示(約 990 文字)【請求項2】
請求項1に記載の建物において、
前記日除けパネルの下端の高さが前記第一天井及び前記第二天井の高さに揃えられている
ことを特徴とする建物。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の建物において、
前記窓はその上に垂れ壁の無い掃き出し窓である
ことを特徴とする建物。
【請求項4】
請求項3に記載の建物において、
前記窓がその横に袖壁の無い掃き出し窓である
ことを特徴とする建物。
【請求項5】
請求項3に記載の建物において、
前記居室が下方に第一床を有し、前記屋外リビングが下方に第二床を有し、
前記第一床と前記第二床がそれらの間に前記窓の下枠を置いて隣り合い、
前記第二床の高さが前記第一床の高さに揃えられている
ことを特徴とする建物。
【請求項6】
請求項1又は2に記載の建物であって、
前記外壁に対して出隅を成すよう前記外壁に交差し、前記1階部分及び前記2階部分に及ぶ第二外壁を更に備え、
前記居室が前記第二外壁を介して屋外に面し、
前記第二外壁が前記1階部分において前記窓から前記外壁の位置まで張り出して、その張り出した部分が前記屋外リビングの側壁を成している
ことを特徴とする建物。
【請求項7】
請求項6に記載の建物において、
前記1階部分において前記第二外壁に沿って立てられた状態に設けられ、前記外壁の位置における前記第二外壁の端から張り出した目隠しパネル
を更に備えることを特徴とする建物。
【請求項8】
請求項6に記載の建物において、
前記第二外壁から前記屋外リビングを置いて前記第二外壁に対向する第二側壁
を更に備えることを特徴とする建物。
【請求項9】
請求項1又は2に記載の建物において、
前記日除けパネルに対向する位置において前記外壁に設けられ、前記2階部分の床の高さにまで及ぶ第二窓
を更に備えることを特徴とする建物。
【請求項10】
請求項1又は2に記載の建物において、
前記外壁及び前記窓が南向きである
ことを特徴とする建物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、建物に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、リビングとダイニングとキッチンを兼ねた主居室を1階に備える住宅を開示する。この住宅は、1階の南面に主居室の窓を有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-55430号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の技術では、たとえ庇が設けられても、高い日の直射光が庇で完全に遮蔽されず、主居室に入射してしまう。主居室が明るいことから、住宅の外の通行人等が主居室を見えやすく、居住者のプライバシーが守られない。
また、主居室のすぐ近くの屋外でも過ごせると、充実感のある快適な生活を送れる。しかしながら、特許文献1に記載の技術は、主居室の窓の外で過ごすのに適していない。
【0005】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、日の直射光が居室の窓を通じて居室に入射しないようにすることと、その居室の窓の外で過ごすのに適するようにすることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
以下の括弧書きで示された参照符号は図1~図6において参照される。
【0007】
請求項1に記載の発明によれば、
1階部分及び2階部分を備える建物(1)が、
前記2階部分の外壁(24)と、
前記1階部分において前記外壁(24)から奥まった位置に設けられた窓(48g)と、
前記窓(48g)を介して屋外に面し、上方に第一天井(48d)を有する居室(48)と、
屋外において前記窓(48g)を介して前記居室(48)に隣接し、上方に第二天井(81a)を有する屋外リビング(81)と、
屋外において前記外壁(24)から離れた位置において前記外壁(24)に対向する日除けパネル(82)と、
前記日除けパネル(82)と前記外壁(24)の間に形成され、前記屋外リビング(81)から上方に吹き抜ける吹き抜け(84)と、を備え、
前記第二天井(81a)の高さが前記第一天井(48d)の高さに揃えられている。
【0008】
以上のような請求項1に記載の発明によれば、日除けパネル(82)が外壁(24)から離れた位置において外壁(24)に対向するため、屋外リビング(81)が窓(48g)から日除けパネル(82)の下にまで広がりを持っている。
屋外リビング(81)の第二天井(81a)の高さが居室(48)の第一天井(48d)の高さに揃えられているため、窓(48g)が開けられたときには、屋外リビング(81)と居室(48)は一体感がある。
吹き抜け(84)が日除けパネル(82)と外壁(24)の間に形成されているとともに、屋外リビング(81)から上方に吹き抜けているため、その吹き抜け(84)が屋外リビング(81)に居る居住者に開放感を与える。
吹き抜け(84)を通じて屋外リビング(81)に入射した光が拡散反射等により間接的に居室(48)に入射することから、居室(48)が適度に明るい。
以上のことは、屋外リビング(81)で過ごすことを好適にする。
日除けパネル(82)が日の直射光を遮蔽し、その直射光が居室(48)に入射しづらい。そのため、居室(48)に居る居住者に不快な眩しさを感じさせない。
【0009】
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の建物(1)において、
前記日除けパネル(82)の下端の高さが前記第一天井(48d)及び前記第二天井(81a)の高さに揃えられている。
【0010】
以上のような請求項2に記載の発明によれば、屋外リビング(81)と居室(48)は一体感がある。
(【0011】以降は省略されています)

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