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公開番号2024144972
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-15
出願番号2023057177
出願日2023-03-31
発明の名称フェンス
出願人積水樹脂株式会社
代理人
主分類E04H 17/16 20060101AFI20241004BHJP(建築物)
要約【課題】枠体が有する深さが異なる溝部に取付け可能な溝カバーを備えたフェンスを提供することを目的とする提供する。
【解決手段】上下左右の枠の長手方向に形成されたレール溝33と、レール溝33の開口35を塞ぐ溝カバー50とを備えたフェンス100であって、レール溝33には、係止部38が浅い位置にある浅溝と、前記係止部38が深い位置ある深溝とがあり、溝カバー50は、幅広の蓋部51と、前記レール溝33に固定される固定部52を備え、固定部52は、垂下方向の中間部において両側方に突出して、浅溝の係止部38に係合可能な第1係合部53と、第1係合部53より下方から両側方に突出して深溝の係止部47に係合可能な第2係合部54と、第1係合部53の間に形成された中空部55とを備えるように構成する。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
パネル材と、
上下左右の枠から構成され、内側に前記パネル材を保持する枠体と、
前記枠の長手方向に沿って形成されて外方に向けて開口するレール溝と、
前記レール溝の開口を塞ぐ溝カバーとを備えたフェンスであって、
前記レール溝は、一対の前壁部によって前記開口が形成され、開口幅が該レール溝の奥部よりも狭く形成され、前記前壁部の奥側に形成された係止部とを備え、
前記レール溝には、前記係止部が浅い位置にある浅溝と、前記係止部が深い位置ある深溝とがあり、
前記溝カバーは、前記レール溝の開口幅より幅広の蓋部と、
前記蓋部から垂下して前記レール溝に固定される固定部を備え、
前記固定部は、垂下方向の中間部において両側方に突出して、前記浅溝の係止部に係合可能な第1係合部と、
前記第1係合部より下方から両側方に突出して前記深溝の係止部に係合可能な第2係合部と、
前記第1係合部の間に形成された中空部とを備えている
ことを特徴とするフェンス。
続きを表示(約 170 文字)【請求項2】
前記溝カバーは、第1係合部と第2係合部との間に、内側に向けて切り欠かれた切り欠き部を有している
ことを特徴とする請求項1に記載のフェンス。
【請求項3】
前記溝カバーにおいて、中空部の下端は、左右の第2係合部の上端を結ぶ位置よりも下方に達していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のフェンス。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、本発明は、工場内の設備周り等に設置されるフェンスに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、工場等の施設内には各種産業機械等の設備が多数配置されており、施設内の作業者の安全性を確保するために、設備周辺の危険領域を囲むようにパネルを並べて危険領域への作業者の立入りを制限するフェンスが設けられている。例えば、本出願人は、特許文献1に場内の設備周り等に設置されるフェンスを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-153214号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1に開示されているフェンスは、パネル材を上下左右の枠からなる枠体の内側に保持して、それを横に並べたものである。枠材は、断面矩形状で、前後左右側面において長手方向に沿って形成された凹部を有しており、凹部としては、パネル材の側端部を差し込んで挿入してパネル材を保持するための差し込み溝と、枠同士を連結するためや、枠に脚部や取手を取付けるために利用される溝状のレール部とがある。レール部においては、レール用ナットをレール部に挿入して前述の枠材同士の連結等に用いられており、レール部で利用されない箇所には、ゴミ・埃等が入らないようにカバー材を取付けることが多いが、型材は必要な強度等に応じて2種類以上用いる場合があり、そうすると、溝部の深さが異なることがあるので、カバー材をそれぞれ準備する必要が生じて、手間であった。
【0005】
そこで、本発明は、かかる問題点に鑑み、深さが異なる溝部にも取付け可能な溝カバーを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明は次のような構成としている。
すなわち本発明に係るフェンスは、パネル材と、上下左右の枠から構成され、内側に前記パネル材を保持する枠体と、前記枠の長手方向に沿って形成されて外方に向けて開口するレール溝と、前記レール溝の開口を塞ぐ溝カバーとを備えたフェンスであって、前記レール溝は、一対の前壁部によって前記開口が形成され、開口幅が該レール溝の奥部よりも狭く形成され、前記前壁部の奥側に形成された係止部とを備え、前記レール溝には、前記係止部が浅い位置にある浅溝と、前記係止部が深い位置ある深溝とがあり、前記溝カバーは、前記レール溝の開口幅より幅広の蓋部と、前記蓋部から垂下して前記レール溝に固定される固定部を備え、前記固定部は、垂下方向の中間部において両側方に突出して、前記浅溝の係止部に係合可能な第1係合部と、前記第1係合部より下方から両側方に突出して前記深溝の係止部に係合可能な第2係合部と、前記第1係合部の間に形成された中空部とを備えていることを特徴とするものである。
【0007】
本発明に係るフェンスにおいて、前記溝カバーは、第1係合部と第2係合部との間に、内側に向けて切り欠かれた切り欠き部を有したものとしてもよい。
【0008】
また本発明に係るフェンスおいて、前記溝カバーにおいて、中空部の下端は、左右の第2係合部の上端を結ぶ位置よりも下方に達しているものとしてもよい。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、枠体において深さの異なるレール溝があっても、それぞれのレール溝に同じ溝カバーを取付けることができるので、レール溝の深さに応じた溝カバーを準備する必要がなくなり、フェンスの組立が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本実施形態に係るフェンスの実施の一形態を示す正面図である。
図1のA-A線拡大断面図である。
図1のB-B線拡大断面図である。
図1のC-C線拡大断面図である。
図1のD-D線拡大断面図である。
溝カバーの説明図である。
溝カバーの他の説明図である。
横枠に対する溝カバーの取付構造を示す説明図である。
横枠に対する溝カバーの取付構造を示す他の説明図である。
縦枠に対する溝カバーの取付構造を示す説明図である。
縦枠に対する溝カバーの取付構造を示す他の説明図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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