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公開番号2024087468
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-01
出願番号2022202306
出願日2022-12-19
発明の名称住宅
出願人ミサワホーム株式会社
代理人個人
主分類E04H 1/02 20060101AFI20240624BHJP(建築物)
要約【課題】居住者にとって使い勝手の良いゾーニングが考慮された住宅を提供する。
【解決手段】玄関11のある階を有する住宅Hが、玄関11が設けられたエントランスゾーン10と、玄関11と行き来可能な居室21,22が設けられた居室ゾーン20と、居室21,22と行き来可能な複数の非居室31~34が設けられたバックヤードゾーン30と、を備えており、エントランスゾーン10と居室ゾーン20とバックヤードゾーン30は奥行方向に並んで、かつ、居室ゾーン20を挟んで一方側にエントランスゾーン10、他方側にバックヤードゾーン30という位置関係で配置されており、バックヤードゾーン30において複数の非居室31~34は間口方向に並んで配置され、バックヤードゾーン30は、居室ゾーン20側に、複数の非居室31~34の並び方向に連続する通路を有する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
玄関のある階を有する住宅において、
前記玄関が設けられたエントランスゾーンと、
前記エントランスゾーンに隣接し、前記玄関と行き来可能な居室が設けられた居室ゾーンと、
前記居室ゾーンに隣接し、前記居室と行き来可能な複数の非居室が設けられたバックヤードゾーンと、を備えており、
前記エントランスゾーンと前記居室ゾーンと前記バックヤードゾーンは奥行方向に並んで、かつ、前記居室ゾーンを挟んで一方側に前記エントランスゾーン、他方側に前記バックヤードゾーンという位置関係で配置されており、
前記バックヤードゾーンにおいて前記複数の非居室は間口方向に並んで配置され、
前記バックヤードゾーンは、前記居室ゾーン側に、前記複数の非居室の並び方向に連続する通路を有することを特徴とする住宅。
続きを表示(約 750 文字)【請求項2】
請求項1に記載の住宅において、
前記複数の非居室には、
水廻り用設備が設置されて水廻り室としての機能を有する水廻り系非居室と、
収納用設備が設置されて収納室としての機能を有する収納系非居室と、
前記水廻り室としての機能及び前記収納室としての機能を有する兼備型非居室と、のいずれかが含まれていることを特徴とする住宅。
【請求項3】
請求項1に記載の住宅において、
間口方向に並んで配置される前記複数の非居室の各々における間口方向の寸法は、前記バックヤードゾーン全体における間口方向の寸法を、各前記非居室の配置個数で略等分割した分の寸法に設定されていることを特徴とする住宅。
【請求項4】
請求項1から3のいずれか一項に記載の住宅において、
前記居室ゾーンは、間口方向の中央部に、平面視において奥行方向に伸びる間仕切りが設けられて、間口方向一方側の第一居室ゾーンと、間口方向他方側の第二居室ゾーンと、にゾーン分けされており、
前記第一居室ゾーンと前記第二居室ゾーンには、異なる種類の前記居室が設けられていることを特徴とする住宅。
【請求項5】
請求項4に記載の住宅において、
前記第一居室ゾーンと前記第二居室ゾーンのうち一方に、前記玄関のある階と上下に隣接する他の階とを接続する階段が設けられていることを特徴とする住宅。
【請求項6】
請求項1に記載の住宅において、
前記居室ゾーンと前記バックヤードゾーンとの間には、前記居室ゾーンと前記バックヤードゾーンとを出入り可能に連通する複数の出入口が同一直線上に並んで設けられていることを特徴とする住宅。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、住宅に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、新築住宅の取引形態として、ハウスメーカーや工務店等が用意した一定の規格に従って建築される規格住宅(企画住宅ともいう)が知られている。
規格住宅は、用意されたプランやオプションの中から施主が気に入ったものを選択し、それに基づいて建築されることから、いわゆる建売住宅と比べると設計の自由度が高いことが利点の一つとなっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-239548号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、規格住宅は、プランやオプションをある程度選べるからといって、例えばダイニングキッチンと水廻り室(洗面所や浴室等)との位置関係や、リビングと玄関との位置関係などを考慮せずに建築してしまうと使い勝手が悪くなるという問題がある。
【0005】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その課題は、居住者にとって使い勝手の良いゾーニングが考慮された住宅を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に記載の発明は、例えば図1,図2,図5,図11~図14に示すように、玄関11のある階を有する住宅H(H1,H2)において、
前記玄関11が設けられたエントランスゾーン1,10と、
前記エントランスゾーン1,10に隣接し、前記玄関11と行き来可能な居室21,22が設けられた居室ゾーン2,20と、
前記居室ゾーン2,20に隣接し、前記居室21,22と行き来可能な複数の非居室3a~3h,31~34が設けられたバックヤードゾーン3,30と、を備えており、
前記エントランスゾーン1,10と前記居室ゾーン2,20と前記バックヤードゾーン3,30は奥行方向に並んで、かつ、前記居室ゾーン2,20を挟んで一方側に前記エントランスゾーン1,10、他方側に前記バックヤードゾーン3,30という位置関係で配置されており、
前記バックヤードゾーン3,30において前記複数の非居室3a~3h,31~34は間口方向に並んで配置され、
前記バックヤードゾーン3,30は、前記居室ゾーン2,20側に、前記複数の非居室3a~3h,31~34の並び方向に連続する通路を有することを特徴とする。
【0007】
請求項1に記載の発明によれば、エントランスゾーン1,10と居室ゾーン2,20とバックヤードゾーン3,30は奥行方向に並んで、かつ、居室ゾーン2,20を挟んで一方側にエントランスゾーン1,10、他方側にバックヤードゾーン3,30という位置関係で配置されているので、居住者は、玄関11のあるエントランスゾーン1,10から、居室21,22のある居室ゾーン2,20に入って生活し、玄関11から遠い場所にあるバックヤードゾーン3,30にて、複数の非居室3a~3h,31~34が有する機能を利用することができる。すなわち、玄関11の奥に居室21,22があり、更にその奥に複数の非居室3a~3h,31~34があり、各ゾーン1,10・2,20・3,30によるゾーン分けで、ある程度の位置関係を決めることができる。
さらに、バックヤードゾーン3,30において複数の非居室3a~3h,31~34は間口方向に並んで配置されるので、複数の非居室3a~3h,31~34は、居室ゾーン2,20に面して配置されることとなる。しかも、バックヤードゾーン3,30は、居室ゾーン2,20側に、複数の非居室3a~3h,31~34の並び方向に連続する通路を有するので、居室ゾーン2,20とバックヤードゾーン3,30との間の移動や、バックヤードゾーン3,30内での移動もしやすくなる。
これにより、居住者にとって使い勝手の良いゾーニングが考慮された住宅Hを提供することができる。
【0008】
請求項2に記載の発明は、例えば図1,図2,図5,図11~図14に示すように、請求項1に記載の住宅H(H1,H2)において、
前記複数の非居室3a~3h,31~39には、
水廻り用設備が設置されて水廻り室としての機能を有する水廻り系非居室3b,3c,3d,3e,3f,32,33,34,35,36,39と、
収納用設備が設置されて収納室としての機能を有する収納系非居室3g,3h,37,38と、
前記水廻り室としての機能及び前記収納室としての機能を有する兼備型非居室3a,31と、のいずれかが含まれていることを特徴とする。
【0009】
請求項2に記載の発明によれば、複数の非居室3a~3h,31~39には、水廻り用設備が設置されて水廻り室としての機能を有する水廻り系非居室3b,3c,3d,3e,3f,32,33,34,35,36,39と、収納用設備が設置されて収納室としての機能を有する収納系非居室3g,3h,37,38と、水廻り室としての機能及び収納室としての機能を有する兼備型非居室3a,31と、のいずれかが含まれているので、水廻り系非居室3b,3c,3d,3e,3f,32,33,34,35,36,39と、収納系非居室3g,3h,37,38と、兼備型非居室3a,31と、が適宜選択されて組み合わせられることで、使い勝手の良い位置関係にしやすくなる。
【0010】
請求項3に記載の発明は、例えば図1,図2,図5,図11~図14に示すように、請求項1に記載の住宅H(H1,H2)において、
間口方向に並んで配置される前記複数の非居室3a~3h,31~39の各々における間口方向の寸法は、前記バックヤードゾーン3,30全体における間口方向の寸法を、各前記非居室3a~3h,31~39の配置個数で略等分割した分の寸法に設定されていることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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