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公開番号2024087482
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-01
出願番号2022202326
出願日2022-12-19
発明の名称住宅
出願人ミサワホーム株式会社
代理人個人
主分類E04H 1/02 20060101AFI20240624BHJP(建築物)
要約【課題】居住者のライフステージの変化に伴う家族構成やライフスタイルの変化に合わせて間取りや部屋の占有空間を自由に変更できる住宅を提供する。
【解決手段】所定階に設けられた通路54と、通路54に隣接して配置され、所定の収納場所から展開される可動仕切り73,74によって内部が仕切られることで複数のエリア70a,70b,70cにエリア分け可能に構成された一室としてのマルチゾーン70と、を備えており、マルチゾーン70は、通路54に対して一方から出入りするための第一出入口71aと、通路54に対して他方から出入りするための第二出入口72aと、を有しており、第一出入口71aと第二出入口72aは、マルチゾーン70が可動仕切り73,74によって複数のエリア70a,70b,70cにエリア分けされた状態において、異なるエリア70a,70cに面して設けられている。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
所定階に設けられた通路と、
前記通路に隣接して配置され、所定の収納場所から展開される可動仕切りによって内部が仕切られることで複数のエリアにエリア分け可能に構成された一室としてのマルチゾーンと、を備えており、
前記マルチゾーンは、
前記通路に対して一方から出入りするための第一出入口と、
前記通路に対して他方から出入りするための第二出入口と、を有しており、
前記第一出入口と前記第二出入口は、前記マルチゾーンが前記可動仕切りによって前記複数のエリアにエリア分けされた状態において、異なる前記エリアに面して設けられていることを特徴とする住宅。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
請求項1に記載の住宅において、
前記マルチゾーンは、前記通路の端部に隣接しており、
前記第一出入口及び前記第二出入口は、前記通路の端部において直交する方向に配置されるとともに互いに隣接していることを特徴とする住宅。
【請求項3】
請求項1に記載の住宅において、
前記マルチゾーンは、仕切壁によって一方側と他方側に分けられ、
前記仕切壁には、前記マルチゾーンの前記一方側と前記他方側とを連通する連通口が形成されており、
前記マルチゾーンは、前記連通口が前記可動仕切りによって閉塞されることで前記一方側の前記エリアと前記他方側の前記エリアにエリア分けされることを特徴とする住宅。
【請求項4】
請求項1から3のいずれか一項に記載の住宅において、
前記可動仕切りは、前記マルチゾーンを第一方向に仕切る第一可動仕切りと、前記マルチゾーンを、平面視において前記第一方向と直交する方向に仕切る第二可動仕切りと、を有していることを特徴とする住宅。
【請求項5】
請求項4に記載の住宅において、
前記マルチゾーンは、平面視において略L字型に形成されていて、前記第一可動仕切り及び前記第二可動仕切りによって仕切られることで形成される第一エリア、第二エリア及び第三エリアを有しており、
前記第一エリアは、前記通路に隣接するとともに前記第一出入口に面して設けられ、
前記第二エリアは、前記通路に隣接せず、前記第一エリアと前記第三エリアに隣接して設けられ、
前記第三エリアは、前記通路に隣接するとともに前記第二出入口に面して設けられていることを特徴とする住宅。
【請求項6】
請求項5に記載の住宅において、
前記マルチゾーンは、仕切壁によって一方側と他方側に分けられ、
前記仕切壁には、前記マルチゾーンの前記一方側と前記他方側とを連通する連通口が形成されており、
前記第三エリアは、平面視略L字型に形成された前記マルチゾーンの内角部分に配置されたサブスペースを有しており、
前記第一出入口と前記第二出入口は隣接して配置され、前記サブスペースは、前記連通口及び前記第二出入口の近傍に配置されていることを特徴とする住宅。
【請求項7】
請求項5に記載の住宅において、
前記通路及び前記マルチゾーンの双方に対して壁で隔てられた状態で隣接し、かつ、平面視略L字型に形成された前記マルチゾーンの内角部分に配置された一室としてのサブスペースを更に備え、
前記サブスペースは、前記通路との間に設けられている前記壁に形成された第三出入口を有し、当該第三出入口は、前記第一出入口及び前記第二出入口の近傍に配置されていることを特徴とする住宅。
【請求項8】
請求項7に記載の住宅において、
前記サブスペースと前記マルチゾーンとの間に設けられている前記壁に、前記サブスペースと前記マルチゾーンとを連通する開口部が形成されていることを特徴とする住宅。
【請求項9】
請求項1に記載の住宅において、
前記通路及び前記マルチゾーンの双方に対し、壁で隔てられた状態で隣接して配置された一室としての独立ゾーンを更に備え、当該独立ゾーンは、前記通路側にのみ出入口を有することを特徴とする住宅。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、住宅に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、新築住宅の取引形態として、ハウスメーカーや工務店等が用意した一定の規格に従って建築される規格住宅(企画住宅ともいう)が知られている。
規格住宅は、用意されたプランやオプションの中から施主が気に入ったものを選択し、それに基づいて建築されることから、いわゆる建売住宅と比べると設計の自由度が高いことが利点の一つとなっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-239548号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、規格住宅は、プランやオプションをある程度選べて設計の自由度が高いが、建築後に、居住者のライフステージの変化に伴う家族構成やライフスタイルの変化に合わせて間取りや部屋の占有空間を自由に変更できるわけではない。建築後に間取りや部屋の占有空間を変更する場合はリフォーム工事が必要となってしまい、間取りや部屋の占有空間を自由に変更することは困難であった。
【0005】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その課題は、居住者のライフステージの変化に伴う家族構成やライフスタイルの変化に合わせて間取りや部屋の占有空間を自由に変更できる住宅を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に記載の発明は、例えば図3,図7~図10,図15に示すように、住宅H(H1,H2)であって、
所定階に設けられた通路54と、
前記通路54に隣接して配置され、所定の収納場所から展開される可動仕切り73,74によって内部が仕切られることで複数のエリア7a,70a・7b,70b・7c,70cにエリア分け可能に構成された一室としてのマルチゾーン7,70と、を備えており、
前記マルチゾーン7,70は、
前記通路54に対して一方から出入りするための第一出入口71aと、
前記通路54に対して他方から出入りするための第二出入口72a,79と、を有しており、
前記第一出入口71aと前記第二出入口72a,79は、前記マルチゾーン7,70が前記可動仕切り73,74によって前記複数のエリア7a,70a・7b,70b・7c,70cにエリア分けされた状態において、異なる前記エリア7a,70a・7c,70cに面して設けられていることを特徴とする。
【0007】
請求項1に記載の発明によれば、一室としてのマルチゾーン7,70が、通路54に隣接して配置され、所定の収納場所から展開される可動仕切り73,74によって内部が仕切られることで複数のエリア7a,70a・7b,70b・7c,70cにエリア分け可能に構成されているので、必要に応じて、一室としてのマルチゾーン7,70を、複数のエリア7a,70a・7b,70b・7c,70cにエリア分けすることができる。
そして、マルチゾーン7,70は、通路54に対して一方から出入りするための第一出入口71aと、通路54に対して他方から出入りするための第二出入口72a,79と、を有しており、第一出入口71aと第二出入口72a,79は、マルチゾーン7,70が可動仕切り73,74によって複数のエリア7a,70a・7b,70b・7c,70cにエリア分けされた状態において、異なるエリア7a,70a・7c,70cに面して設けられているので、マルチゾーン7,70を必要に応じてエリア分けした場合であっても、第一出入口71aと第二出入口72a,79を通じて、複数のエリア7a,70a・7b,70b・7c,70cと通路54との間の行き来を滞りなく行うことができる。
これにより、居住者のライフステージの変化に伴う家族構成やライフスタイルの変化に合わせて間取りや部屋の占有空間を自由に変更できるマルチゾーン7,70を備えた住宅Hを提供することができる。
【0008】
請求項2に記載の発明は、例えば図3,図7~図10,図15に示すように、請求項1に記載の住宅H(H1,H2)において、
前記マルチゾーン7,70は、前記通路54の端部に隣接しており、
前記第一出入口71a及び前記第二出入口72a,79は、前記通路54の端部において直交する方向に配置されるとともに互いに隣接していることを特徴とする。
【0009】
請求項2に記載の発明によれば、マルチゾーン7,70は、通路54の端部に隣接しており、第一出入口71a及び第二出入口72a,79は、通路54の端部において直交する方向に配置されるとともに互いに隣接しているので、第一出入口71aから入るエリア7a,70aと、第二出入口72a,79から入るエリア7c,70cが近接して配置されることになる。ところが、これらのエリア7a,70a・7c,70cは使用する出入口が異なるため、同一のマルチゾーン7,70内であっても、異なるエリア7a,70a・7c,70cとして認識されやすくなるので、マルチゾーン7,70内を、第一出入口71a側と第二出入口72a,79側にエリア分けしやすくなる。
【0010】
請求項3に記載の発明は、例えば図3,図7~図10に示すように、請求項1に記載の住宅H(H1,H2)において、
前記マルチゾーン7,70は、仕切壁71によって一方側と他方側に分けられ、
前記仕切壁71には、前記マルチゾーン7,70の前記一方側と前記他方側とを連通する連通口71bが形成されており、
前記マルチゾーン7,70は、前記連通口71bが前記可動仕切り74によって閉塞されることで前記一方側の前記エリア7a,70a・7b,70bと前記他方側の前記エリア7c,70cにエリア分けされることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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