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公開番号2024145980
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-15
出願番号2023058625
出願日2023-03-31
発明の名称機械式駐車装置
出願人日精株式会社
代理人個人
主分類E04H 6/42 20060101AFI20241004BHJP(建築物)
要約【課題】充電トレーが充電状態にあっても、充電を一旦停止して、給電部上を通過して充電トレーの循環動作を可能とし、循環動作が終了したのち移動後の充電位置で充電を再開できる機械式駐車装置を提供することを目的とする。
【解決手段】機械式駐車装置1は、受電部30を下面に有する充電トレー12Eと、充電トレー12Eが平面循環可能に形成される複数の格納区画12と、格納区画12のうちの複数の区画に設けられ、受電部30に下面から接触して電力を供給する給電部20と、を有する機械式駐車装置1であって、給電部20は、充電トレー12Eの停止位置からずれた位置に設けられ、当該ずれた位置に充電トレー12Eが位置して受電部30が給電部20と接触するように構成され、充電トレー12Eは、循環動作の際に充電トレー12Eがずれた方向に向けて給電部20を通過可能とされる。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
受電部を下面に有する充電トレーと、前記充電トレーが平面循環可能に形成される複数の格納区画と、前記格納区画のうちの複数の区画に設けられ、前記受電部に前記下面から接触して電力を供給する給電部と、を有する機械式駐車装置であって、
前記給電部は、前記充電トレーの停止位置からずれた位置に設けられ、当該ずれた位置に充電トレーが位置して前記受電部が前記給電部と接触するように構成され、
前記充電トレーは、循環動作の際に前記充電トレーが前記ずれた方向に向けて前記給電部を通過可能とされる、機械式駐車装置。
続きを表示(約 520 文字)【請求項2】
前記給電部は、前記格納区画において、前記充電トレーの下面の側で、前記充電トレーの下面に向けて上方を向く給電子を有し、前記受電部は、前記給電子に上方から接触する集電子を有する、請求項1に記載の機械式駐車装置。
【請求項3】
前記給電部は、前記格納区画を構成する縦送りフレーム及び横送りフレームのいずれか一方に1箇所設けられる、請求項1又は2に記載の機械式駐車装置。
【請求項4】
前記給電部の前記ずれた位置は、複数の前記格納区画を構成するフレームの柱の平面寸法と同等とされる、請求項1又は2に記載の機械式駐車装置。
【請求項5】
前記給電部の前記ずれた位置は、複数の前記格納区画を構成するフレーム柱の平面寸法と同等とされる、請求項3に記載の機械式駐車装置。
【請求項6】
前記給電部は、前記受電部と前記給電部が接触しているときに、前記受電部を上方から覆う覆い部材を有する、請求項1又は2に記載の機械式駐車装置。
【請求項7】
前記格納区画の一部に、少なくとも一つの前記給電部を有しない非充電区画を有する、請求項1又は2に記載の機械式駐車装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、機械式駐車装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、複数の駐車スペースと、車両を搭載可能であり、駐車スペース間を移動可能なパレット、を備え、前記複数の駐車スペースのうちの少なくとも1つの駐車スペースには給電端子が設けられ、前記パレットには受電端子が設けられ、前記給電端子は、前記パレットが前記給電端子が設けられた駐車スペースへ移動する際に、前記受電端子と接触しない位置に設けられていることを特徴とする機械式駐車場が記載されている。
【0003】
特許文献2には、車両への充電に対応した充電用パレットを含む、車両積載用の複数のパレットと、それぞれが前記パレットを収容する複数の駐車スペースと、前記複数の駐車スペースのうち、充電駐車スペースとして利用される駐車スペースに前記充電用パレットが収容されたとき、車両を急速充電するための電力を当該充電用パレットに供給する給電システムと、を備える機械式駐車場が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-160738号公報
特開2021-085277号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載された発明は、給電端子が、パレットが給電端子が設けられた駐車スペースへ移動する際に、受電端子と接触しない位置に設けられており、充電を行う際には、パレットを給電端子が設けられている壁側に移動させ、充電が終了すると、パレットを元の駐車スペースに戻さなければ、パレットを循環移動させることができない。
【0006】
また、特許文献2に記載された発明は、急速充電を行うに際し必要となる高電力を用いることから、給電ユニット及び受電ユニットは複雑な構造を有し、パレットを循環させる際には、給電ユニットに進退自在に設けられた給電端子の接触部を受電ユニットの受電端子の挿入孔から抜いて退避位置に退避させなければならず、構造及び制御が複雑でコストが嵩む。
【0007】
本発明は、充電トレーが充電状態にあっても、充電を一旦停止して、給電部上を通過して充電トレーの循環動作を可能とし、循環動作が終了したのち移動後の充電位置で充電を再開できる機械式駐車装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
第1態様に係る機械式駐車装置は、受電部を下面に有する充電トレーと、前記充電トレーが平面循環可能に形成される複数の格納区画と、前記格納区画のうちの複数の区画に設けられ、前記受電部に前記下面から接触して電力を供給する給電部と、を有する機械式駐車装置であって、前記給電部は、前記充電トレーの停止位置からずれた位置に設けられ、当該ずれた位置に充電トレーが位置して前記受電部が前記給電部と接触するように構成され、前記充電トレーは、循環動作の際に前記充電トレーが前記ずれた方向に向けて前記給電部を通過可能とされる。
【0009】
第2態様に係る機械式駐車装置は、第1態様に係る機械式駐車装置において、前記給電部は、前記格納区画において、前記充電トレーの下面の側で、前記充電トレーの下面に向けて上方を向く給電子を有し、前記受電部は、前記給電子に上方から接触する集電子を有する。
【0010】
第3態様に係る機械式駐車装置は、第1態様又は第2態様に係る機械式駐車装置において、前記給電部は、前記格納区画を構成する縦送りフレーム及び横送りフレームのいずれか一方に1箇所設けられる。
(【0011】以降は省略されています)

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