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公開番号2025018580
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-06
出願番号2023122419
出願日2023-07-27
発明の名称機械式駐車装置の運用方法
出願人日精株式会社
代理人個人
主分類E04H 6/18 20060101AFI20250130BHJP(建築物)
要約【課題】優先利用者と非優先利用者とが互いに会うことがなく、優先利用者の入出庫作業を優先させること。
【解決手段】車両Mが一方で入出庫する第1扉14Aと、第1扉14Aに対向して他方で車両が入出庫する第2扉14Bと、を有する入出庫室10と、第1扉に連続する第1車路12Aに面して設置され、非優先利用者が操作する第1操作盤16Aと、第2扉に連続する第2車路12Bに面して設置され、優先利用者U2が操作する第2操作盤16Bと、第1車路12Aと第2車路12Bとは、非優先利用者と優先利用者U2とが互いに会わないように区分けされ、非優先利用者の車両Mは、第1扉14Aでの入出庫、又は、第1扉14Aから入庫して第2扉14Bから出庫し、優先利用者U2の車両Mは、第2扉14Bで入出庫を行う。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
車両が一方で入出庫する第1扉と、前記第1扉に対向して他方で車両が入出庫する第2扉と、を有する入出庫室と、
前記第1扉に連続する第1車路に面して設置され、非優先利用者が操作する第1操作盤と、
前記第2扉に連続する第2車路に面して設置され、優先利用者が操作する第2操作盤と、
前記第1車路と前記第2車路とは、前記非優先利用者と優先利用者とが互いに会わないように区分けされた機械式駐車装置の運用方法であって、
前記非優先利用者の車両は、前記第1扉での入出庫、又は、前記第1扉から入庫して前記第2扉から出庫し、
前記優先利用者の車両は、前記第2扉で入出庫を行う、
機械式駐車装置の運用方法。
続きを表示(約 420 文字)【請求項2】
前記非優先利用者の出庫操作が前記優先利用者の入出庫操作よりも早いときは、前記非優先利用者の車両を前記第2扉の側に出庫させる、請求項1に記載の機械式駐車装置の運用方法。
【請求項3】
前記優先利用者の入出庫操作と非優先利用者の入出庫操作とが同時期に行われる際、前記非優先利用者の入出庫作業時間が予め定められた閾値よりも大きいときは優先利用者の入出庫操作が優先され、前記非優先利用者の入出庫作業時間が前記閾値よりも小さいときは非優先利用者の入出庫作業が優先される、請求項1又は2に記載の機械式駐車装置の運用方法。
【請求項4】
前記優先利用者の入出庫操作が開始された際、前記非優先利用者の入出庫作業時間が前記閾値よりも小さい場合、前記優先利用者に対して、第2車路に設けられる案内灯により、他の車両の利用者が出庫操作中であることを通知する、請求項3に記載の機械式駐車装置の運用方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、機械式駐車装置の運用方法に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、複数の対象物を保管するための保管設備であって、互いに区画された入庫側スペースと出庫側スペースとに面した保管室と、前記保管室内と前記入庫側スペースを連通させる入庫口と、前記保管室内と前記出庫側スペースを連通させる出庫口と、前記複数の対象物を保管する保管装置と、を有し、前記保管装置は、前記保管室内に設けられており、前記対象物を保管する複数の保管部と、前記入庫口に連通する前記保管部である入庫部と、前記出庫口に連通する前記保管部である出庫部と、前記保管部の間で前記対象物を搬送可能に構成された搬送装置と、を備え、前記入庫口には、閉鎖することで前記保管室の内部と前記入庫側スペースを仕切り、開放することで前記入庫部と前記入庫側スペースとを連通し、前記対象物を入庫可能とする入庫扉が備えられ、前記出庫口には、閉鎖することで前記保管室の内部と前記出庫側スペースを仕切る出庫扉が備えられている、ことを特徴とする保管設備が記載されている。
【0003】
特許文献2には、自動車の入出庫口を有する第1の駐車装置と、この第1の駐車装置の奥に配置された第2の駐車装置とが並列に連続して組み立てられたエレベータ方式立体駐車装置において、前記第1の駐車装置には第1のエレベータを備え、その自動車乗入部に設定された第1のエレベータ待機停止位置に自動車の向きを変える自動車方向変換装置を備えるとともに、前記自動車乗入部の一の側壁に開口されて自動車を前記第1のエレベータ待機停止位置に乗り入れる入庫口および前記側壁に対向する他の側壁に開口されて自動車を前記第1のエレベータ待機停止位置から入庫したときの向きのままで出庫する出庫口を備え、前記第2の駐車装置には前記第1のエレベータと直角に配置された第2のエレベータを備えるとともに、その自動車乗入部に設定された第2のエレベータ待機停止位置の少なくとも一側方に駐車スペースを備え、また前記第1と第2の駐車装置の間に、両駐車装置間で自動車を搬送する搬送装置を備えたことを特徴とするエレベータ方式立体駐車装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-104871号公報
特開平07-217247号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載された発明は、入庫側スペース3から保管部20(入庫部、出庫部)を通って出庫側スペース4に通り抜けさせる場合と、出庫側スペース4から保管部20(入庫部、出庫部)を通って入庫側スペース3に通り抜けさせる場合とがあるとされ、作業者は入庫扉41を開放して保管部20に入り、出庫扉46を開放する。そして、自動車Vを手押しで入庫側スペース3から入庫口40、空パレット上、出庫口45を通り出庫側スペース4に出す作業が必要となり、通り抜けを行う際の作業に多大な手間がかかる。また、入出庫にあたり、優先利用者を設定してなく、入出庫の順番は入出庫呼び操作を行った順番で行われるため、優先利用者に対応する構成を有していない。
【0006】
また、特許文献2に記載された発明は、第1の駐車装置2の自動車乗入部21が、一の側壁に設けられた入庫口216と、これに対向する他の側壁に設けられた出庫口217を備えており、入庫したときの向きのままで出庫するように構成されているが、入出庫は、入庫口216の一方からのみの呼び操作で行うことしかできない。また、入出庫にあたり、優先利用者を設定してなく、入出庫の順番は入出庫呼び操作を行った順番で行われるため、優先利用者に対応する構成を有していない。
【0007】
本発明は、入出庫室が、優先利用者が利用する側と非優先利用者が利用する側とを分ける構成としていることにより、優先利用者と非優先利用者とが互いに会うことがなく、優先利用者の入出庫作業を優先させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
第1態様に係る機械式駐車装置の運用方法は、車両が一方で入出庫する第1扉と、前記第1扉に対向して他方で車両が入出庫する第2扉と、を有する入出庫室と、前記第1扉に連続する第1車路に面して設置され、非優先利用者が操作する第1操作盤と、前記第2扉に連続する第2車路に面して設置され、優先利用者が操作する第2操作盤と、前記第1車路と前記第2車路とは、前記非優先利用者と優先利用者とが互いに会わないように区分けされた機械式駐車装置の運用方法であって、前記非優先利用者の車両は、前記第1扉での入出庫、又は、前記第1扉から入庫して前記第2扉から出庫し、前記優先利用者の車両は、前記第2扉で入出庫を行う。
【0009】
第2態様に係る機械式駐車装置の運用方法は、第1態様に係る機械式駐車装置の運用方法において、前記非優先利用者の出庫操作が前記優先利用者の入出庫操作よりも早いときは、前記非優先利用者の車両を前記第2扉の側に出庫させる。
【0010】
第3態様に係る機械式駐車装置の運用方法は、第1態様又は第2態様に係る機械式駐車装置の運用方法において、前記優先利用者の入出庫操作と非優先利用者の入出庫操作とが同時期に行われる際、前記非優先利用者の入出庫作業時間が予め定められた閾値よりも大きいときは優先利用者の入出庫操作が優先され、前記非優先利用者の入出庫作業時間が前記閾値よりも小さいときは非優先利用者の入出庫作業が優先される。
(【0011】以降は省略されています)

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