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公開番号2024142425
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-11
出願番号2023054560
出願日2023-03-30
発明の名称建物
出願人大和ハウス工業株式会社
代理人個人
主分類E04B 1/02 20060101AFI20241003BHJP(建築物)
要約【課題】建物構成要素を極力共通化できる建物を提供する。
【解決手段】この建物100は、断面が台形で当該台形の長辺側の長方形面13と短辺側の長方形面14を互いに平行に有する複数の単位板材1を、当該単位板材1同士の上記長辺側の長方形面13が上側で連続するように配置することでアーチ状屋根2が構築されるとともに、上記単位板材1を、当該単位板材1同士の上記長辺側の長方形面13と上記短辺側の長方形面14が交互に位置するように配置することで、外壁面部3が構築される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
断面が台形で当該台形の長辺側の長方形面と短辺側の長方形面を互いに平行に有するとともに対向する2面が傾斜面である複数の単位板材を、当該単位板材同士の上記長辺側の長方形面が上側で連続するように配置することで、アーチ状屋根が構築されるとともに、当該単位板材同士の上記長辺側の長方形面と上記短辺側の長方形面が交互に位置するように配置することで、外壁面部が構築されることを特徴とする建物。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
請求項1に記載の建物において、上記単位板材を、当該単位板材の上記長辺側の長方形面と上記短辺側の長方形面が交互に位置するように敷くことによって、床部が構築されることを特徴とする建物。
【請求項3】
請求項1に記載の建物において、上記外壁面部は、上記単位板材の長手方向を横にして配置されることで構築されることを特徴とする建物。
【請求項4】
請求項1に記載の建物において、上記外壁面部は、上記単位板材の長手方向を縦にして配置されることで構築されることを特徴とする建物。
【請求項5】
請求項1に記載の建物において、上記外壁面部の上端側と上記アーチ状屋根の軒側との間に、当該アーチ状屋根の最下位置の単位板材における上記傾斜面に対向する屋根側対向面と、上記外壁面部の上端側に対向する外壁縁対向面と、を有する軒材が配置されることを特徴とする建物。
【請求項6】
請求項1に記載の建物において、上記アーチ状屋根の棟側に位置する2枚の単位板材間に、当該単位板材における上記傾斜面に対向する2面を有する棟木部材が配置されることを特徴とする建物。
【請求項7】
請求項1に記載の建物において、上記単位板材における一方の傾斜面は、実形状をなす凸部を有し、他方の傾斜面は、上記凸部が嵌る凹溝部を有することを特徴とする建物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、簡易な施工で構築が可能な建物に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、容易な施工、短工期、ローコストで構築でき、主要部材の生産についても現地等で簡単に行え、大量供給が可能なFRPサンドイッチパネル工法が開示されている。
【0003】
また、特許文献2には、四周のパネル端面のうち三方が凸部を備えた凸側端面で一方が凹部を備えた凹側端面としたモジュールパネルを使用して建物を構築するパネル連結式住宅の設計施工方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第5750145号
特許第7033772号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、このような簡易な施工で構築が可能な建物において、建物構成要素をさらに共通化することが望まれる。
【0006】
この発明は、建物構成要素を極力共通化することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この発明の建物は、上記課題を解決するために、断面が台形で当該台形の長辺側の長方形面と短辺側の長方形面を互いに平行に有するとともに対向する2面が傾斜面である複数の単位板材を、当該単位板材同士の上記長辺側の長方形面が上側で連続するように配置することで、アーチ状屋根が構築されるとともに、当該単位板材同士の上記長辺側の長方形面と上記短辺側の長方形面が交互に位置するように配置することで、外壁面部が構築されることを特徴とする。
【0008】
上記の構成であれば、少なくとも、上記アーチ状屋根と上記外壁面部とが、共通の建物構成要素である単位板材により構築される。これにより、建物の施工を容易化することができる。また、上記単位板材の量産化等により、低価格および短工期で建物を構築することが可能となる。また、上記アーチ状屋根については、小屋組みが不要になるので、さらに建物の低価格化および短工期化が図れる。また、上記単位板材の増減で建物規模を容易に変化させることができる。
【0009】
上記単位板材を、当該単位板材の上記長辺側の長方形面と上記短辺側の長方形面が交互に位置するように敷くことによって、床部が構築されてもよい。これによれば、床部も上記単位板材で作製されるので、短工期、低価格化を一層促進することができる。
【0010】
上記外壁面部は、上記単位板材の長手方向を横にして配置されてもよい。或いは、上記外壁面部は、上記単位板材の長手方向を縦にして配置されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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