TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024133965
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-03
出願番号2023044009
出願日2023-03-20
発明の名称建材パネル
出願人明正工業株式会社
代理人個人
主分類E04B 1/80 20060101AFI20240926BHJP(建築物)
要約【課題】ロックウール製の芯材を備えたサンドイッチ構造の建材パネルにおいて、強度および断熱性の両立が図られる建材パネルを提供する。
【解決手段】互いに対向配置される一対の面材21、22と、一対の面材21、22の間に挟まれて配置される芯材30と、を有する建材パネルであって、芯材30はロックウールにより構成され、当該ロックウールの繊維は、少なくとも芯材30の厚さ方向を含む断面で見た場合においてアトランダムな方向に延びている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
互いに対向配置される一対の面材と、前記一対の面材の間に挟まれて配置される芯材と、を有する建材パネルであって、
前記芯材はロックウールにより構成され、当該ロックウールの繊維は、少なくとも当該芯材の厚さ方向を含む断面で見た場合においてアトランダムな方向に延びていることを特徴とする建材パネル。
続きを表示(約 310 文字)【請求項2】
前記ロックウールの前記繊維は、曲がりながら延びる領域が前記断面の中で90%~100%を占めることを特徴とする請求項1に記載の建材パネル。
【請求項3】
前記断面は、前記ロックウールの繊維によりマーブル状の模様を呈していることを特徴とする請求項1または2に記載の建材パネル。
【請求項4】
前記芯材の密度が100~200[kg/m

]であることを特徴とする請求項1または2に記載の建材パネル。
【請求項5】
前記芯材の熱伝導率が0.030~0.045[W/(m・K]であることを特徴とする請求項1または2に記載の建材パネル。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、建材パネルに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
工場や倉庫等の屋根や外壁等を、複数の建材パネルを接合することによって簡易に施工する場合がある。例えば、一対の金属板からなる面材の間に耐火性あるいは断熱性を有する芯材を挟んだ金属サンドイッチパネルは、密閉性や断熱機能に優れるとともに、施工性が良好である(特許文献1等参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-7874号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記芯材として、耐火性を有するロックウールが用いられる場合がある。ロックウールは、製鉄プロセスで得られるガラス状の鉄炉スラグに石灰等を混合して高温で溶解し生成される無機系の人造鉱物繊維であり、溶解状態のものを糸状に吹いて固化させ得られる。このロックウールは、通常、繊維の延びる方向が長尺方向とされた帯状のものが原反とされ、この原反を、長尺方向を分断する状態で所定長さの長方形のパネル状に切断して芯材とされていた。 このようにして得られる芯材の両側の面に面材を接着させてパネルが得られるが、このようなパネルにあっては、芯材の繊維の連結強度が長手方向に比べて厚さ方向が格段に低く、芯材が厚さ方向に伸びて剥離が生じるなど、パネル自体の強度が低いといった問題を有している。
【0005】
そこで、ロックウールの原反を、繊維の延びる方向に対して直交する方向に切断して複数の芯材ブロックに切断し、これら芯材ブロックを90°横転させて繊維の延びる方向がパネルの厚さ方向に沿った状態で並列させ、この並列状態の複数の芯材の両面に面材を固着して、芯材の繊維の延びる方向が厚さ方向に沿ったパネルが提供されている。このようなパネルは、ロックウールの繊維の方向がパネルの厚さ方向に沿っているため強度が高いが、反面、厚さ方向に熱が通過しやすく、断熱性が低くなるといった弊害が生じる。
【0006】
そこで本発明は、ロックウール製の芯材を備えたサンドイッチ構造の建材パネルにおいて、強度および断熱性の両立が図られる建材パネルを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
(1)本発明の建材パネルは、互いに対向配置される一対の面材と、前記一対の面材の間に挟まれて配置される芯材と、を有する建材パネルであって、前記芯材はロックウールにより構成され、当該ロックウールの繊維は、少なくとも当該芯材の厚さ方向を含む断面で見た場合においてアトランダムな方向に延びていることを特徴とする。
【0008】
(2)本発明の建材パネルにおいては、前記ロックウールの前記繊維は、曲がりながら延びる領域が前記断面の中で90%~100%を占めることを含む。
【0009】
(3)本発明の建材パネルにおいては、前記芯材の厚さ方向を含む断面は、前記ロックウールの繊維によりマーブル状の模様を呈していることを含む。
【0010】
(4)本発明の建材パネルにおいては、前記芯材の密度が100~200[kg/m

]であることを含む。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
納骨堂
1か月前
個人
作業補助器具
18日前
個人
アンカー
1か月前
積水樹脂株式会社
1か月前
有限会社瀬川興業
木製蓋
18日前
三協立山株式会社
28日前
株式会社創健
建築物
1か月前
三協立山株式会社
構造体
18日前
株式会社オカムラ
ブース
11日前
株式会社オカムラ
ブース
11日前
個人
セルフアライメント落葉籠
28日前
ミサワホーム株式会社
建物
1か月前
明正工業株式会社
建材パネル
1か月前
株式会社大林組
建築物
1か月前
株式会社サワヤ
屋根用シート
今日
個人
ブロック及び建築構造物
11日前
鹿島建設株式会社
地上タンク
1か月前
株式会社大林組
駐輪場
1か月前
株式会社日本設計
建築用木材
24日前
エヌパット株式会社
支持装置
18日前
個人
次世代電気自動車向けの駐車場
1か月前
株式会社大林組
建築物
1か月前
株式会社大林組
疑似窓
1か月前
株式会社オカムラ
什器ユニット
3日前
極東開発工業株式会社
駐車装置
10日前
極東開発工業株式会社
駐車装置
10日前
株式会社大林組
支持架構
12日前
ニチレイマグネット株式会社
施工器具
1か月前
トヨタホーム株式会社
建物
4日前
積水ハウス株式会社
建築物
28日前
大和ハウス工業株式会社
接合部材
1か月前
大和ハウス工業株式会社
接合部材
1か月前
菊水化学工業株式会社
壁面の仕上げ方法
25日前
積水ハウス株式会社
建築物
24日前
株式会社大林組
天井支持架構
3日前
積水ハウス株式会社
制震構造
4日前
続きを見る