TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024120803
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-05
出願番号2023027864
出願日2023-02-26
発明の名称建築物及び建築方法
出願人株式会社英知
代理人
主分類E04B 2/56 20060101AFI20240829BHJP(建築物)
要約【課題】本発明は、耐久性及び強度が高く、更に居住性及びデザイン性に優れた建築構造及び前記建築物を産業上有利に構築できる方法を提供する。
【解決手段】4以上の壁面を含む建築物であって、2以上の前記壁面が、すべてトラス構造で構成され、前記トラス構造が、例えば、長尺状物と接合部材との組み合わせからなる直角三角形の形状からなる建築物が種々の建築物に適用可能であり、特に家屋などに有用である。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
4以上の壁面を含む建築物であって、2以上の前記壁面が、すべてトラス構造で構成されていることを特徴とする建築物。
続きを表示(約 470 文字)【請求項2】
隣り合う2以上の前記壁面がすべてトラス構造で構成されている請求項1記載の建築物。
【請求項3】
対向する2面以上の前記壁面がすべてトラス構造で構成されている請求項1記載の建築物。
【請求項4】
前記トラス構造が直角三角形の形状である請求項1記載の建築物。
【請求項5】
前記トラス構造が二等辺三角形の形状である請求項1記載の建築物。
【請求項6】
前記トラス構造が長尺状物と接合部材との組み合わせからなる請求項1記載の建築物。
【請求項7】
前記長尺状物が木材から構成されている請求項6記載の建築物。
【請求項8】
前記長尺状物が鋼材から構成されている請求項6記載の建築物。
【請求項9】
前記鋼材が、C形チャンネルである請求項8記載の建築物。
【請求項10】
前記トラス構造の斜辺が、前記建築物の中心に対して左上から右下へ伸びている請求項4記載の建築物。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、トラス構造が用いられた建築物又はトラス構造を用いる建築方法に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、建築物の耐震構造および地震対策が大きな関心事となっている。耐震性の問題から建築物の構造を補強し、十分な強度を維持しながら構面にガラスを嵌込する耐震補強を行うことが困難であるなどという問題があった。
【0003】
近年においては、繊維シートを用いた住宅の耐震性の向上が検討されている(例えば特許文献1)。しかしながら、このような建築構造の作製工程が複雑化、高度化し、根本的な問題解決には至っていなかった。そのため、住宅の耐震構造を容易に形成でき、耐久性及び強度が高く、さらには、デザイン性に優れた建築物を容易に作製できるような方策が待ち望まれていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許5518017号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、耐久性及び強度が高く、更に居住性及びデザイン性に優れた建築物及び前記建築物を産業上有利に建築できる方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者らは、上記目的を達成すべく鋭意検討した結果、4以上の壁面を含む建築物であって、2以上の前記壁面が、すべてトラス構造で構成されている建築物が、耐震性、耐久性及び強度において優れており、更に居住性及びデザイン性に優れていることを見出し、このような建築構造が上記した従来の問題を一挙に解決できるものであることを見出した。
また、本発明者らは、上記知見を得た後、さらに検討を重ねて、本発明を完成させるに至った。
【0007】
すなわち、本発明は、以下の発明に関する。
[1] 4以上の壁面を含む建築物であって、2以上の前記壁面が、すべてトラス構造で構成されていることを特徴とする建築物。
[2] 隣り合う2以上の前記壁面がすべてトラス構造で構成されている前記[1]記載の建築物。
[3] 対向する2面以上の前記壁面がすべてトラス構造で構成されている前記[1]記載の建築物。
[4] 前記トラス構造が直角三角形の形状である前記[1]記載の建築物。
[5] 前記トラス構造が二等辺三角形の形状である前記[1]記載の建築物。
[6] 前記トラス構造が長尺状物と接合部材との組み合わせからなる前記[1]記載の建築物。
[7] 前記長尺状物が木材から構成されている前記[6]記載の建築物。
[8] 前記長尺状物が鋼材から構成されている前記[6]記載の建築物。
[9] 前記鋼材が、C形チャンネルである前記[8]記載の建築物。
[10] 前記トラス構造の斜辺が、前記建築物の中心に対して左上から右下へ伸びている前記[4]記載の建築物。
[11] 4以上の壁面を用いて建築物を建築する方法であって、2以上の前記壁面をすべてトラス構造を用いて形成することを特徴とする方法。
[12] 隣り合う2以上の前記壁面をすべてトラス構造で形成する前記[11]記載の方法。
[13] 対向する2面以上の前記壁面をすべてトラス構造で形成する前記[12]記載の方法。
[14] 前記トラス構造が直角三角形の形状である前記[11]記載の方法。
[15] 前記トラス構造が二等辺三角形の形状である前記[11]記載の方法。
[16] 前記トラス構造が長尺状物と接合部材との組み合わせからなる前記[11]記載の方法。
[17] 前記長尺状物が木材から構成されている前記[16]記載の方法。
[18] 前記長尺状物が鋼材から構成されている前記[16]記載の方法。
[19] 前記鋼材が、C形チャンネルである前記[18]記載の方法。
[20] 前記トラス構造の斜辺を、前記建築物の中心に対して左上から右下へ伸びるように配置する前記[14]記載の方法。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、耐久性及び強度が高く、更に居住性及びデザイン性に優れた建築物及び前記建築物を産業上有利に建築できる方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明において隣り合う2面がトラス構造で形成された壁構造の好適な態様の一例を模式的に示す図である。
本発明において隣り合う2面がトラス構造で形成された壁構造の好適な態様の一例を模式的に示す図である。
本発明において対向する2面がトラス構造で形成された壁構造の好適な態様の一例を模式的に示す図である。
本発明において対向する2面がトラス構造で形成された壁構造の好適な態様の一例を模式的に示す図である。
本発明においてトラス構造で形成された建築物の好適な態様の一例を模式的に示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の建築物は、4以上の壁面(以下、単に「面」ともいう)を含む建築物であって、2以上の前記壁面が、すべてトラス構造で構成されていることを特長とする。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

株式会社英知
建築構造及び建築システム
1か月前
個人
組立式墓石
3か月前
個人
店舗
3か月前
個人
雪下ろし装置
3か月前
個人
塗装ユニット
3日前
個人
軽トラ用テント
1か月前
個人
テント補強構造
27日前
個人
壁と柱の連結構造
3か月前
個人
外気流入防止装置
3か月前
個人
防護用浮上シート
1か月前
宗教法人常妙寺
墓石
11日前
積水樹脂株式会社
フェンス
19日前
セーレン株式会社
屋根下葺材
24日前
個人
屋根の雪下し装置
1か月前
三協立山株式会社
構造体
2か月前
三協立山株式会社
構造体
2か月前
三協立山株式会社
構造体
1か月前
三協立山株式会社
構造体
1か月前
三協立山株式会社
構造体
2か月前
個人
通気性目隠し構造体
4か月前
三協立山株式会社
構造体
2か月前
三協立山株式会社
手すり
4日前
個人
鉄筋コンクリート柱
4か月前
三協立山株式会社
格子体
2か月前
平岡織染株式会社
彩色遮熱シート
2か月前
ミサワホーム株式会社
建物
1か月前
アイジー工業株式会社
スターター
1か月前
平岡織染株式会社
採光防音シート
3か月前
ミサワホーム株式会社
建物
1か月前
ミサワホーム株式会社
建物
1か月前
和田装備株式会社
目地装置
1か月前
鹿島建設株式会社
木製部材
3か月前
積水ハウス株式会社
耐力壁
2か月前
ミサワホーム株式会社
建物
1か月前
ミサワホーム株式会社
建物
1か月前
個人
耐火断熱性建物
2か月前
続きを見る