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公開番号
2024111442
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-19
出願番号
2023015955
出願日
2023-02-06
発明の名称
格子体
出願人
三協立山株式会社
代理人
個人
主分類
E04H
17/14 20060101AFI20240809BHJP(建築物)
要約
【課題】 安価に剣先の意匠を変更できる格子体の提供。
【解決手段】 格子1,1,…と、格子1,1,…の上端部に取付けられる剣先2とを備え、格子1は、他方側面にねじ挿通孔3を有し、剣先2は、前後方向の一方側から見た意匠と他方側から見た意匠が異なるものであって、格子1の内部に挿入される取付部4a,4bを有し、取付部4a,4bには一方側と他方側にそれぞれねじ孔5が形成してあり、剣先2を前後反転自在に取付部4a,4bを格子1内に挿入し、格子1のねじ挿通孔3に挿通したねじ6を他方側に位置する取付部4a又は4bのねじ孔5に螺入して剣先2を格子1に固定してある。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
格子と、格子の上端部に取付けられる剣先とを備え、格子は、他方側面にねじ挿通孔を有し、剣先は、前後方向の一方側から見た意匠と他方側から見た意匠が異なるものであって、格子の内部に挿入される取付部を有し、取付部には一方側と他方側にそれぞれねじ孔が形成してあり、剣先を前後反転自在に取付部を格子内に挿入し、格子のねじ挿通孔に挿通したねじを他方側に位置する取付部のねじ孔に螺入して剣先を格子に固定してあることを特徴とする格子体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、フェンスや門扉等に用いられる格子体に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、フェンスや門扉に用いられる格子体としてアルミ鋳物製のものがあり、防犯性を高めるために各格子の上端部に剣先を設けることが知られている(例えば、非特許文献1参照。)。かかる格子体は、安価に剣先の意匠を変更することができなかった。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
三協立山株式会社 三協アルミ社発行のカタログ「パブリックエクステリア総合カタログ」(カタログNo.STX1552A KY.21.11-455)、2021年11月、p.704-709
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は以上に述べた実情に鑑み、安価に剣先の意匠を変更できる格子体の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の課題を達成するために請求項1記載の発明による格子体は、格子と、格子の上端部に取付けられる剣先とを備え、格子は、他方側面にねじ挿通孔を有し、剣先は、前後方向の一方側から見た意匠と他方側から見た意匠が異なるものであって、格子の内部に挿入される取付部を有し、取付部には一方側と他方側にそれぞれねじ孔が形成してあり、剣先を前後反転自在に取付部を格子内に挿入し、格子のねじ挿通孔に挿通したねじを他方側に位置する取付部のねじ孔に螺入して剣先を格子に固定してあることを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
請求項1記載の発明による格子体は、格子と、格子の上端部に取付けられる剣先とを備え、格子は、他方側面にねじ挿通孔を有し、剣先は、前後方向の一方側から見た意匠と他方側から見た意匠が異なるものであって、格子の内部に挿入される取付部を有し、取付部には一方側と他方側にそれぞれねじ孔が形成してあり、剣先を前後反転自在に取付部を格子内に挿入し、格子のねじ挿通孔に挿通したねじを他方側に位置する取付部のねじ孔に螺入して剣先を格子に固定してあるので、安価に剣先の意匠を変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
(a)は第1実施形態の格子体の格子の上部を拡大して示す正面図、(b)は同側面図である。
(a)は本発明の格子体の第1実施形態を示す正面図、(b)は同側面図である。
(a)は本発明の格子体の第2実施形態を示す正面図、(b)は同側面図である。
(a)は第2実施形態の格子体の格子の上部を拡大して示す正面図、(b)は同側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1,2は、本発明の格子体7の第1実施形態を示している。本実施形態は、図2に示すように、道路と敷地の境界に設けられるフェンスに適用したものである。
【0009】
格子体7は、図2に示すように、上下の横桟8,8と、上下の横桟8,8の道路側の見付面に左右方向に一定の間隔をおいて架設した複数の格子1,1,…とで構成されている。各格子1の上端部には、剣先2が取付けてある。
この格子体7は、地面Gから間隔をおいて立設した柱9,9の道路側の見付面に上下の横桟8,8の敷地側の面を当接し、金具10で固定して取付けられている。
【0010】
格子1は、図1に示すように、アルミニウム合金の押出形材で矩形断面の中空状に形成されている。格子1は、上端部の敷地側面にねじ挿通孔3が形成してある。
(【0011】以降は省略されています)
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