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公開番号2024132013
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-30
出願番号2023042631
出願日2023-03-17
発明の名称庇構造
出願人ミサワホーム株式会社
代理人個人
主分類E04B 7/02 20060101AFI20240920BHJP(建築物)
要約【課題】離間して隣り合う複数の建物における一体感を保持させつつ、複数の建物間において好適に設けられる庇構造を提供する。
【解決手段】庇構造4は、同一の敷地(複合敷地100)内において離間して配置された、第一建物(集合住宅2)と第二建物(産業支援施設1)との間に設けられる庇構造4であって、前記庇構造4の前記第一建物側の端部である第一端部は、前記第一建物の外壁に固定されており、前記庇構造4の前記第二建物側の端部である第二端部は、前記第二建物の外壁に近接して設けられる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
同一の敷地内において離間して配置された、第一建物と第二建物との間に設けられる庇構造であって、
前記庇構造の前記第一建物側の端部である第一端部は、前記第一建物の外壁に固定されており、
前記庇構造の前記第二建物側の端部である第二端部は、前記第二建物の外壁に近接して設けられる庇構造。
続きを表示(約 640 文字)【請求項2】
前記第一端部は、前記第一建物における二階の天井の高さ位置において、前記第一建物の外壁に固定されており、
前記第二端部は、前記第二建物における一階の天井の高さ位置において、前記第二建物の外壁に近接して設けられる請求項1に記載の庇構造。
【請求項3】
水平面部と、
前記水平面部の端部から前記水平面部に対して下方傾斜した傾斜面部と、を備える請求項2に記載の庇構造。
【請求項4】
前記第二建物のうち少なくとも前記一階における階高は、前記第一建物のうち少なくとも前記第一端部が前記外壁に固定される前記二階までの各階の階高よりも高い。請求項2または3に記載の庇構造。
【請求項5】
前記第二建物の外壁から前記第一建物に向かって張り出す張り出し部と、
前記張り出し部を貫通し、前記張り出し部に固定された支柱と、を備え、
前記傾斜面部は、前記支柱と非固定状態で接続される請求項3に記載の庇構造。
【請求項6】
前記第二建物の外壁から前記第一建物に向かって張り出す張り出し部と、
前記張り出し部に固定されずに貫通する支柱と、を備え、
前記傾斜面部は、前記支柱に固定される請求項3に記載の庇構造。
【請求項7】
前記第二建物は、工場建屋であり、
前記第一建物は、前記第二建物で働く人が居住する集合住宅である請求項1に記載の庇構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、庇構造に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、二棟以上の建物の間に庇を設ける構成が知られている。
例えば特許文献1には、組み合わされた複数の建築物ユニット間に庇状に張り出す張り出し部を設けることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-043443号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、同一敷地内に建築された二棟以上の建物のうち一方の建物と、当該一方の建物に離間して配置された他方の建物における外観の意匠が異なる場合、意匠の一体性を保つことが難しいという問題があった。
特許文献1に記載の発明における複数の建物は、集合住宅という同一用途として構築された建築物ユニットであるため、上記問題は考慮されていない。
また、同一敷地内に建築された複数の建物間において、離間して隣り合う建物の両方に固定された庇を設けた場合、一方の建物で発生した振動が庇を介して他方の建物に影響を及ぼす可能性があった。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、離間して隣り合う複数の建物における一体感を保持させつつ、複数の建物間において好適に設けられる庇構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に記載の発明は、例えば図1~6,9,13に示すように、同一の敷地(複合敷地100)内において離間して配置された、第一建物(集合住宅2)と第二建物(産業支援施設1)との間に設けられる庇構造4であって、前記庇構造4の前記第一建物側の端部である第一端部は、前記第一建物の外壁に固定されており、前記庇構造4の前記第二建物側の端部である第二端部は、前記第二建物の外壁に近接して設けられる庇構造4である。
【0007】
請求項1に記載の発明によれば、第一建物(集合住宅2)と、当該第一建物に離間して配置された第二建物(産業支援施設1)との間の略全長において庇を設けることができる。これにより、外観の意匠が異なる第一建物及び第二建物を結びつけて意匠の一体性を保持することができる。
また、庇構造4の第二建物側の端部は、第二建物の外壁に近接して設けられており、第二建物の外壁に固定はされていないため、第二建物で発生した振動が第一建物に庇構造4を介して影響することを抑制できる。つまり、庇構造4を複数の建物間において好適に設けることができる。
【0008】
請求項2に記載の発明は、例えば図2,5,6に示すように、請求項1に記載の庇構造4において、前記第一端部は、前記第一建物(集合住宅2)における二階の天井の高さ位置において、前記第一建物(集合住宅2)の外壁に固定されており、前記第二端部は、前記第二建物(産業支援施設1)における一階の天井の高さ位置において、前記第二建物(産業支援施設1)の外壁に近接して設けられる。
【0009】
請求項2に記載の発明によれば、庇構造4は第一建物と第二建物との間において異なる階の間に設けられることになるが、第一建物と第二建物の間との略全長に亘って設けられるため、複数の建物における一体感を損ねない。また、庇構造4を上記位置に設けることにより、第一建物と第二建物との間の空間Aにおいて風雨をしのぎやすいという効果がある。また、第一建物と第二建物との間の空間Aに居る者、例えば、第二建物(産業支援施設1)の1階に設けられたプレゼンスペース11を利用する者や第一建物(集合住宅2)の1階に設けられたコワーキングカフェ22を利用する者等に解放感を与えることができる。また、近接する第二建物(産業支援施設1)から第一建物(集合住宅2)のワークスペース23の視線を遮ることができる。したがって、庇構造4は、第一建物と第二建物との間において好適に設けられることとなる。
【0010】
請求項3に記載の発明は、例えば図6,9に示すように、請求項2に記載の庇構造4において、水平面部411と、前記水平面部411の端部から前記水平面部411に対して下方傾斜した傾斜面部412と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)

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